メニュー
Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

課金の仕組み

すべての リザーブドインスタンス の料金は、オンデマンドインスタンスの料金から割引された額になります。リザーブドインスタンス では、実際の使用に関係なく、全期間の料金をお支払いいただきます。リザーブドインスタンスに特定された支払いオプションによって、リザーブドインスタンス の支払い方法を前払い、一部前払い、月ごとから選択できます。

リザーブドインスタンス 期間が終了すると、EC2 インスタンスの使用についてオンデマンド料金が課金されます。定義したしきい値を請求が超えたときに警告する請求アラートを設定できます。詳細については、AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド の「アラートと通知で請求額をモニタリング」を参照してください。

注記

AWS の無料利用枠は、新規の AWS アカウントで使用できます。AWS の無料利用枠を使用して Amazon EC2 インスタンスを実行している場合、リザーブドインスタンス を購入すると、そのリザーブドインスタンスは標準の料金ガイドラインに基づいて課金されます。詳細については、「AWS Free Tier」を参照してください。

使用料の請求

リザーブドインスタンス は、選択した期間内の 1 時間ごとに請求されます。インスタンスが実行中であるかどうかは関係しません。1 時間は、深夜 0 時から深夜 0 時まで動作する標準的な 24 時間時計と定義され、24 時間に分割されます (たとえば、1:00:00 ~ 1:59:59 が 1 時間です)。インスタンスステータスの詳細については、「インスタンスのライフサイクル」を参照してください。

リザーブドインスタンス の料金上の利点は秒単位課金で実行中のインスタンスに適用されます。リザーブドインスタンス の料金上の利点は、1 時間当たり最大 3600 秒 (1 時間) のインスタンス使用に適用できます。複数のインスタンスを同時に実行できますが、リザーブドインスタンス 割引の利点を受けられるのは 1 時間あたり合計 3600 秒までです。インスタンスの使用が 1 時間あたり 3600 秒を超えると、オンデマンドレートで課金されます。

たとえば、1 つの m4.xlarge リザーブドインスタンスを購入し、4 つの m4.xlarge インスタンスを 1 時間同時に実行する場合、1 つのインスタンスには リザーブドインスタンス の 1 時間分の使用料が、他の 3 つのインスタンスにはオンデマンドの 3 時間分の使用料が課金されます。

一方、1 つの m4.xlarge リザーブドインスタンスを購入し、4 つの m4.xlarge インスタンスを同じ 1 時間内にそれぞれ 15 分 (900 秒) ずつ実行した場合、インスタンスの合計実行時間は 1 時間となり、リザーブドインスタンス の使用料が 1 時間分課金されるだけで、オンデマンドの使用料は課金されません。

複数の対象インスタンスが同時に実行されている場合、リザーブドインスタンスの料金上の利点は 1 時間あたり 3600 秒まで同時にすべてのインスタンスに適用されます。3600 秒を超えると、オンデマンド料金が適用されます。

Billing and Cost Management コンソール上のコストエクスプローラーは、オンデマンドインスタンスの実行に対する節約を分析することができます。リザーブドインスタンス についてのよくある質問には、表示価格の計算例があります。

AWS アカウントを解約すると、リソースのオンデマンド課金は停止します。ただし、アカウントに リザーブドインスタンス がある場合には、その期限が切れるまで続けて課金されます。

請求の表示

AWS Billing and Cost Management コンソールで、アカウントへの請求および料金を確認できます。

  • [ダッシュボード] には、アカウント利用料の概要が表示されます。

  • [請求書] ページの [明細] で [Elastic Compute Cloud] セクションと リザーブドインスタンス の請求情報を取得するリージョンを展開します。

請求額をオンラインで表示することも、CSV ファイルとしてダウンロードすることもできます。

AWS のコストと使用状況リポートを使用して、リザーブドインスタンス の使用を追跡することもできます。詳細については、『AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド』の「コストと使用状況レポート」の「リザーブドインスタンス」を参照してください。

リザーブドインスタンス および一括請求

購入アカウントが、1 つの一括請求の支払いアカウントに請求される一連のアカウントの一部である場合、リザーブドインスタンス の料金面でのメリットを広範囲に利用できます。すべてのメンバーアカウントのインスタンス使用量が月次で支払人アカウントに集約されます。さまざまな役割を持つチームやグループがある企業にとっては特に便利です。したがって、請求書の計算には通常の リザーブドインスタンス のロジックが適用されます。詳細については、「Consolidated Billing and AWS Organizations」を AWS Organizations ユーザーガイド で参照してください。

支払人アカウントを解約する場合、リザーブドインスタンス 料金割引の利点が適用されるすべてのメンバーアカウントは、リザーブドインスタンス が期限切れになるまで、あるいはメンバーアカウントが削除されるまで、引き続き割引の利点を適用されます。

リザーブドインスタンス 割引料金範囲

割引料金範囲が適用されると、そのアカウントは、以降、その範囲レベル内で行われる リザーブドインスタンス 購入の前払い料金およびインスタンス使用料に対して、自動的に割引を受けます。割引を受けるためには、リージョンの リザーブドインスタンス の表示価格が 500,000 USD 以上である必要があります。

以下のルールが適用されます。

  • 料金範囲およびそれに関連する割引は、Amazon EC2 スタンダード リザーブドインスタンス の購入にのみ適用されます。

  • 料金範囲は、SQL Server Standard または SQL Server Web を使用する Windows 用の リザーブドインスタンス には適用されません。

  • 料金範囲の割引は、AWS での購入にのみ適用されます。これは、サードパーティーの リザーブドインスタンス の購入には適用されません。

  • 料金範囲割引は現在、Convertible Reserved Instance の購入には適用されません。

リザーブドインスタンス の料金割引の計算

リージョンのすべての リザーブドインスタンス の合計表示価格を計算することによって、アカウントの料金範囲を決定できます。各予約の時間当たりの定期料金を期間の合計時間数に掛けて、購入時に Reserved Instances pricing page に表示される割引されていない前払い料金 (固定料金とも呼ばれる) を加算します。表示価格は割引前料金 (一般料金) に基づいているため、従量制割引の適用を受けた場合またはリザーブドインスタンスを購入した後の値下げ分は反映されません。

Copy
List value = fixed price + (undiscounted recurring hourly price * hours in term)

たとえば、1 年間の一部前払い t2.small リザーブドインスタンスの場合、前払い料金が $60.00、時間料金が $0.007 であるとします。これにより、表示価格は $121.32 になります。

Copy
121.32 = 60.00 + (0.007 * 8760)

Amazon EC2 コンソールを使用して リザーブドインスタンス の固定料金を表示するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[リザーブドインスタンス] を選択します。

  3. 右上の [列の表示/非表示] (歯車の形のアイコン) を選択して、[前払い価格] 列を表示します。

リザーブドインスタンス の固定料金をコマンドラインを使用して表示するには

割引範囲での購入

リザーブドインスタンス を購入すると、割引料金範囲に該当する部分のリザーブドインスタンスに対応する割引があれば、Amazon EC2 によって自動的に適用されます。特に何かを行う必要はなく、どの Amazon EC2 ツールを使用しても リザーブドインスタンス を購入できます。詳細については、「リザーブドインスタンス の購入」を参照してください。

リージョンでのアクティブな リザーブドインスタンス の表示価格が割引料金範囲に該当した場合、そのリージョンでの リザーブドインスタンス は、以降、すべての購入が割引料金で課金されます。リージョンの リザーブドインスタンス の 1 回の購入でしきい値を超える場合は、そのご購入分のうち、割引範囲のしきい値を超える部分が割引になります。購入プロセス中に作成された一時的な リザーブドインスタンス ID の詳細については「購入料金範囲」を参照してください。

表示価格が割引範囲の金額を下回った場合は (一部の リザーブドインスタンス の有効期限が切れた場合など)、以降、そのリージョンで購入される リザーブドインスタンス には割引が適用されません。ただし、もともと割引料金範囲で購入された リザーブドインスタンス に対しては、引き続き割引が適用されます。

リザーブドインスタンス を購入すると、次の 4 つのいずれかの状況になります。

  • 割引なし – 1 つのリージョンでのリザーブドインスタンスの購入が、まだ割引しきい値より下である。

  • 一部割引 – 1 つのリージョンでのリザーブドインスタンスの購入により、最初の割引範囲のしきい値を超える。割引なしが 1 つ以上の予約に適用され、割引料金が残りの予約に適用されます。

  • 完全割引 – リージョン内の購入全体が 1 つの割引範囲に完全に含まれ、適切に割引されます。

  • 2 つの割引料金 – 1 つのリージョンでのリザーブドインスタンスの購入が、下の割引範囲から上の割引範囲まで及ぶ。2 つの異なる料金が課金されます。1 つ以上の予約により低い割引率が適用され、残りの予約により高い割引率が適用されます。

購入料金範囲

割引料金範囲に到達した場合、その購入に対して複数のエントリが表示されます。通常の料金が課金される部分と、割引料金が適用されて課金される部分です。

リザーブドインスタンス サービスによって複数の リザーブドインスタンス ID が生成されます。これは、割引が適用されない範囲と割引範囲、または複数の割引範囲に購入がまたがるためです。範囲内の予約のセットにはそれぞれ ID があります。この結果、購入 CLI コマンドまたは API アクションによって返される ID は、新しい リザーブドインスタンス の実際の ID とは異なるものになります。

料金範囲の一括請求

一括請求アカウントはリージョン内のメンバーアカウントの表示価格を集計します。一括請求アカウントのすべてのアクティブな リザーブドインスタンス の表示価格が割引料金範囲に達すると、以降 (その一括請求アカウントの表示価格が割引価格範囲のしきい値を超えている限り)、一括請求アカウント内のアカウントで購入されたリザーブドインスタンスには割引が適用されます。詳細については、「リザーブドインスタンス および一括請求」を参照してください。