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Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

課金の仕組み

すべてのリザーブドインスタンスの料金は、オンデマンドインスタンスの料金から割引された額になります。リザーブドインスタンスでは、実際の使用に関係なく、全期間の料金をお支払いいただきます。リザーブドインスタンスに特定された支払いオプションによって、リザーブドインスタンスの支払い方法を前払い、一部前払い、月ごとから選択できます。

注記

AWS の無料利用枠は、新規の AWS アカウントで使用できます。AWS の無料利用枠を使用して Amazon EC2 インスタンスを実行している場合、リザーブドインスタンスを購入すると、そのリザーブドインスタンスは標準の料金ガイドラインに基づいて課金されます。詳細については、「AWS Free Tier」を参照してください。

時間単位の課金

リザーブドインスタンスは、選択した期間内の 1 時間ごとに請求されます。インスタンスが実行中であるかどうかは関係しません。インスタンスステータスの詳細については、「インスタンスのライフサイクル」を参照してください。

リザーブドインスタンス請求のメリットは、1 時間あたり 1 つのインスタンス時間にのみ適用されます。インスタンス時間は、インスタンスが起動されてから 60 分間継続したときか、インスタンスが停止または終了されたときのいずれか早い方に開始します。1 時間は、深夜 0 時から深夜 0 時まで動作する標準的な 24 時間時計と定義され、24 時間に分割されます (たとえば、1:00:00 ~ 1:59:59 が 1 時間です)。

新しいインスタンス時間は、インスタンスが連続する 60 分間実行された後、またはインスタンスが停止して起動された場合に開始します。インスタンスを再起動しても、実行中のインスタンス時間はリセットされません。

たとえば、1 時間の間にインスタンスが停止されて起動され、さらに 2 時間実行を継続した場合、最初の 1 時間 (再起動の前まで) が割引リザーブドインスタンス料金で課金されます。次のインスタンス時間 (再起動の後) は、オンデマンド料金で課金され、次に 2 インスタンス時間は割引リザーブドインスタンス料金で課金されます。

リザーブドインスタンスの使用率レポート セクションには、オンデマンドインスタンスを実行した場合と比較したコスト削減を図解するサンプルレポートがあります。リザーブドインスタンスについてのよくある質問には、表示価格の計算例があります。

AWS アカウントを解約すると、リソースのオンデマンド課金は停止します。ただし、アカウントにリザーブドインスタンスがある場合には、その期限が切れるまで続けて課金されます。

請求の表示

AWS マネジメントコンソール の [Billing & Cost Management] ページを参照して、アカウントへの請求および料金を知ることができます。アカウントにアクセスするには、アカウントの横の矢印を選択します。

  • [Dashboard] ページには、アカウントに課された料金が表示されます。これには、前払い料金、1 回払い料金、および繰り返し課金が含まれます。料金の要約と詳細なリストの両方を取得できます。

  • リザーブドインスタンスマーケットプレイスのサードパーティーのリザーブドインスタンスの前払い料金は、[AWS Marketplace Charges] セクションに表示され、その横に販売者名が表示されます。これらのリザーブドインスタンスのすべての定期料金または使用量は、[AWS Service Charges] セクションに表示されます。

  • [請求書] ページの [明細] で [Elastic Compute Cloud] セクションとリザーブドインスタンスの請求情報を取得するリージョンを展開します。

請求額をオンラインで表示することも、CSV ファイルとしてダウンロードすることもできます。

AWS のコストと使用状況リポートを使用して、リザーブドインスタンス使用を追跡することもできます。詳細については、「Reserved Instances in the AWS Cost and Usage Report」を AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド で参照してください。

リザーブドインスタンスと一括請求 (コンソリデーティッドビリング)

購入アカウントが、1 つの一括請求の支払いアカウントに請求される一連のアカウントの一部である場合、リザーブドインスタンスの料金面でのメリットを広範囲に利用できます。すべてのメンバーアカウントの時間単位の使用量が月次で支払人アカウントに集約されます。さまざまな役割を持つチームやグループがある企業にとっては特に便利です。したがって、請求書の計算には通常のリザーブドインスタンスのロジックが適用されます。詳細については、「Consolidated Billing and AWS Organizations」を AWS Organizations ユーザーガイド で参照してください。

支払人アカウントを解約する場合、リザーブドインスタンス料金割引の利点が適用されるすべてのメンバーアカウントは、リザーブドインスタンスが期限切れになるまで、あるいはメンバーアカウントが削除されるまで、引き続き割引の利点を適用されます。

リザーブドインスタンス割引料金範囲

割引料金範囲が適用されると、そのアカウントは、以降、その範囲レベル内で行われるリザーブドインスタンス購入の前払い料金および時間単位使用料に対して、自動的に割引を受けます。割引を受けるためには、リージョンのリザーブドインスタンスの表示価格が 500,000 USD 以上である必要があります。

以下のルールが適用されます。

  • 料金範囲およびそれに関連する割引は、Amazon EC2 スタンダードリザーブドインスタンスの購入にのみ適用されます。

  • 料金範囲は、SQL Server Standard または SQL Server Web を使用する Windows 用のリザーブドインスタンスには適用されません。

  • 料金範囲の割引は、AWS での購入にのみ適用されます。これは、サードパーティーのリザーブドインスタンスの購入には適用されません。

  • 料金範囲割引は現在、コンバーティブルリザーブドインスタンスの購入には適用されません。

リザーブドインスタンスの料金割引の計算

リージョンのすべてのリザーブドインスタンスの合計表示価格を計算することによって、アカウントの料金範囲を決定できます。各予約の時間当たりの定期料金を各期間内の残り時間に掛けて、購入時に Reserved Instances pricing page に表示される割引されていない前払い料金 (固定料金とも呼ばれる) を加算します。表示価格は割引前料金 (一般料金) に基づいているため、従量制割引の適用を受けた場合またはリザーブドインスタンスを購入した後の値下げ分は反映されません。

Copy
List value = fixed price + (undiscounted recurring hourly price * hours in term)

リザーブドインスタンスの固定料金を Amazon EC2 コンソールを使用して表示するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. 右上の [表示/非表示] を選択して、[前払い価格] 列を表示します。

リザーブドインスタンスの固定料金をコマンドラインを使用して表示するには

割引範囲での購入

リザーブドインスタンスを購入すると、割引料金範囲に該当する部分のリザーブドインスタンスに対応する割引があれば、Amazon EC2 によって自動的に適用されます。特に何かを行う必要はなく、どの Amazon EC2 ツールを使用してもリザーブドインスタンスを購入できます。詳細については、「リザーブドインスタンスを購入する」を参照してください。

リージョンでのアクティブなリザーブドインスタンスの表示価格が割引料金範囲に該当した場合、そのリージョンでのリザーブドインスタンスは、以降、すべての購入が割引料金で課金されます。リージョンのリザーブドインスタンスの 1 回の購入でしきい値を超える場合は、そのご購入分のうち、割引範囲のしきい値を超える部分が割引になります。購入プロセス中に作成された一時的なリザーブドインスタンス ID の詳細については「購入料金範囲」を参照してください。

表示価格が割引範囲の金額を下回った場合は (一部のリザーブドインスタンスの有効期限が切れた場合など)、以降、そのリージョンで購入されるリザーブドインスタンスには割引が適用されません。ただし、もともと割引料金範囲で購入されたリザーブドインスタンスに対しては、引き続き割引が適用されます。

リザーブドインスタンスを購入すると、次の 4 つのいずれかの状況になります。

  • 割引なし – 1 つのリージョンでのリザーブドインスタンスの購入が、まだ割引しきい値より下である。

  • 一部割引 – 1 つのリージョンでのリザーブドインスタンスの購入により、最初の割引範囲のしきい値を超える。割引なしが 1 つ以上の予約に適用され、割引料金が残りの予約に適用されます。

  • 完全割引 – リージョン内の購入全体が 1 つの割引範囲に完全に含まれ、適切に割引されます。

  • 2 つの割引料金 – 1 つのリージョンでのリザーブドインスタンスの購入が、下の割引範囲から上の割引範囲まで及ぶ。2 つの異なる料金が課金されます。1 つ以上の予約により低い割引率が適用され、残りの予約により高い割引率が適用されます。

購入料金範囲

割引料金範囲に到達した場合、その購入に対して複数のエントリが表示されます。通常の料金が課金される部分と、割引料金が適用されて課金される部分です。

リザーブドインスタンスサービスによって複数のリザーブドインスタンス ID が生成されます。これは、割引が適用されない範囲と割引範囲、または複数の割引範囲に購入がまたがるためです。範囲内の予約のセットにはそれぞれ ID があります。この結果、購入 CLI コマンドまたは API アクションによって返される ID は、新しいリザーブドインスタンスの実際の ID とは異なるものになります。

料金範囲の一括請求

一括請求アカウントはリージョン内のメンバーアカウントの表示価格を集計します。一括請求アカウントのすべてのアクティブなリザーブドインスタンスの表示価格が割引料金範囲に達すると、以降 (その一括請求アカウントの表示価格が割引価格範囲のしきい値を超えている限り)、一括請求アカウント内のアカウントで購入されたリザーブドインスタンスには割引が適用されます。詳細については、「リザーブドインスタンスと一括請求 (コンソリデーティッドビリング) 」を参照してください。