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Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

スケジュールされたリザーブドインスタンス

スケジュールされたリザーブドインスタンス (スケジュールされたインスタンス) によって、1 年間にわたり毎日、毎週、または毎月ベースの指定された開始時間および期間で繰り返しキャパシティー予約を購入できます。あらかじめキャパシティーを予約しておき、必要なときに使用できるようにします。料金は、インスタンスを使用しなくても、インスタンスがスケジュールされた時間に対して支払います。

スケジュールされたインスタンスは、継続的には実行されないが定期的なスケジュールで実行されるワークロードに適しています。たとえば、営業時間中に実行するアプリケーションや週末に実行するバッチ処理に、スケジュールされたインスタンスを使用できます。

キャパシティーの予約が連続して必要な場合、リザーブドインスタンスがニーズを満たし、コストを削減できる可能性があります。詳細については、「リザーブドインスタンス」を参照してください。インスタンスをいつ実行するか特に決めていない場合、スポットインスタンスが要件を満たし、コストを削減できる可能性があります。詳細については、「スポットインスタンス」を参照してください。

スケジュールされたインスタンスとは何ですか?

Amazon EC2 は、スケジュールされた EC2 インスタンスに使用するプールを別個に、各アベイラビリティーゾーンに設定します。各プールはインスタンスタイプ、オペレーティングシステム、ネットワーク (EC2-Classic または EC2-VPC) の特定の組み合わせをサポートします。

開始するには、使用可能なスケジュールを探す必要があります。複数のプールまたは単一のプールを検索できます。適したスケジュールを見つけたら、それを購入します。

スケジュールされた期間中に、購入したスケジュールの属性 (インスタンスタイプ、アベイラビリティーゾーン、ネットワーク、およびプラットフォーム) に一致する起動設定を使用して、スケジュールされたインスタンスを起動する必要があります。すると、Amazon EC2 は指定された起動仕様に基づき、ユーザーに代わって EC2 インスタンスを起動します。Amazon EC2 は、現在のスケジュールされた期間の終了までに EC2 インスタンスが終了し、予約されている他のスケジュールされたインスタンスでキャパシティーを利用可能にする必要があります。したがって、Amazon EC2 は現在のスケジュールされた期間の終了 3 分前に EC2 インスタンスを終了します。

スケジュールされたインスタンスを停止または再起動することはできませんが、必要に応じて手動で終了することはできます。現在のスケジュールされた期間が終わる前にスケジュールされたインスタンスを終了した場合、数分後にもう一度起動できます。そうでない場合は、次のスケジュールされた期間まで待つ必要があります。

次の図は、スケジュールされたインスタンスのライフサイクルを示しています。

スケジュールされたインスタンスのライフサイクル

スケジュールされたインスタンスのためのサービスにリンクされたロール

スケジュールされたインスタンスを購入すると、Amazon EC2 によってサービスにリンクされたロールが作成されます。サービスにリンクされたロールには、Amazon EC2 がユーザーに代わって他の AWS サービスを呼び出すために必要なすべての権限が含まれます。詳細については、『IAM ユーザーガイド』の「サービスにリンクされたロールの使用」を参照してください。

Amazon EC2 は、[AWSServiceRoleForEC2ScheduledInstances] というサービスにリンクされたロールを使用して、次のアクションを実行します。

  • ec2:TerminateInstances - スケジュール完了後にスケジュールされたインスタンスを終了する

  • ec2:CreateTags - スケジュールされたインスタンスにシステムタグを追加する

Amazon EC2 がこのサービスにリンクされたロールのサポートを開始した 2017 年 10 月以前にスケジュールされたインスタンスを購入した場合は、Amazon EC2 が AWS アカウントで [AWSServiceRoleForEC2ScheduledInstances] ロールを作成しています。詳細については、『IAM ユーザーガイド』の「アカウントに新しいロールが表示される」を参照してください。

スケジュールされたインスタンスを使用する必要がなくなった場合は、[AWSServiceRoleForEC2ScheduledInstances] ロールを削除することをお勧めします。このロールがアカウントから削除された後で、スケジュールされたインスタンスを購入すると、Amazon EC2 はロールを再度作成します。

スケジュールされたインスタンスの購入

スケジュールされたインスタンスを購入するには、スケジュールされたリザーブドインスタンスの予約ウィザードを使用できます。

警告

スケジュールされたインスタンスの購入後、購入をキャンセル、変更、または再販売することはできません。

コンソールを使用してスケジュールされたインスタンスを購入するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[INSTANCES] の下にある [Scheduled Instances] を選択します。

  3. [Purchase Scheduled Instances] を選択します。

  4. [Find available schedules] ページで、以下の操作を実行します。

    1. [Create a schedule] の下で、[Starting on] から開始日を、[Recurring] からスケジュールの繰り返し (Daily、Weekly、または Monthly) を、[for duration] から最小期間を選択します。最小期間に指定された値が、スケジュールされたインスタンスの最低限必要な使用率 (1 年当たり 1,200 時間) を満たすことを、コンソールによって確認されることに注意してください。

       スケジュールされたインスタンスのスケジュール
    2. [Instance details] で、[Platform] からオペレーティングシステムとネットワークを選択します。結果を絞り込むには、[Instance type] で 1 つ以上のインスタンスタイプを選択するか、[Availability Zone] で 1 つ以上のアベイラビリティーゾーンを選択します。

       スケジュールされたインスタンスのインスタンス詳細
    3. [Find schedules] を選択します。

    4. [Available schedules] で、1 つまたは複数のスケジュールを選択します。選択した各スケジュールに対してインスタンス数を設定し、[Add to Cart] を選択します。

    5. カートは、ページの下部に表示されます。スケジュールをカートに追加およびカートから削除し終えたら、[Review and purchase] を選択します。

  5. [Review and purchase] ページで、選択を確認し、必要に応じて編集します。完了したら、[Purchase] を選択します。

AWS CLI を使用してスケジュールされたインスタンスを購入するには

describe-scheduled-instance-availability コマンドを使用して、ニーズを満たす利用可能なスケジュールをリスト表示し、次に purchase-scheduled-instances コマンドを使用して購入を完了します。

スケジュールされたインスタンスの起動

スケジュールされたインスタンスを購入すると、スケジュールされた期間中に起動できるようになります。

コンソールを使用してスケジュールされたインスタンスを起動するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[INSTANCES] の下にある [Scheduled Instances] を選択します。

  3. スケジュールされたインスタンスを選択し、[Launch Scheduled Instances] を選択します。

  4. [Configure] ページで、スケジュールされたインスタンスの起動仕様を入力し、[Review] を選択します。

    重要

    起動指定は、購入したスケジュールのインスタンスタイプ、アベイラビリティーゾーン、ネットワーク、およびプラットフォームに一致する必要があります。

  5. [Review] ページで、起動設定を確認し必要に応じて変更します。完了したら、[Launch] を選択します。

AWS CLI を使用してスケジュールされたインスタンスを起動するには

describe-scheduled-instances コマンドを使用してスケジュールされたインスタンスをリスト表示し、次に run-scheduled-instances コマンドを使用して、スケジュールされた期間中にスケジュールされた各インスタンスを起動します。

スケジュールされたインスタンスの制限

スケジュールされたインスタンスには以下の制限が適用されます。

  • サポートされているインスタンスタイプは次のタイプのみです: C3、C4、C5、M4 および R3。

  • 必要な期間は 365 日 (1 年) です。

  • 最低限必要な使用率は、1 年当たり 1,200 時間です。

  • 事前に 3 か月までのスケジュールされたインスタンスを購入できます。