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Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

Dedicated Host の使用

Dedicated Host を使用するには、まずアカウントで使用するホストを割り当てます。次にインスタンスの host テナントを指定することにより、ホストでインスタンスを起動します。インスタンスの自動プレイスメント設定では、インスタンスを特定のホストで起動できるかどうかを制御できます。インスタンスを停止して再起動する場合、同じホストで再起動されるか別のホストで再起動されるかは、ホストのアフィニティ設定によって決まります。あるオンデマンドホストが不要になった場合は、そのホストで実行されているインスタンスを停止し、別のホストで起動するように指定してから、Dedicated Host を解放することができます。

自分のライセンスを使用する

Dedicated Host では、自分のソフトウェアライセンスを使用できます。以下に、自分のボリュームライセンスマシンのイメージを Amazon EC2 で使用するために従う必要がある一般的な手順を示します。

  1. マシンイメージ (AMI) の使用を制御するライセンス条件が、仮想化クラウド環境でのマシンイメージの使用を許可していることを確認します。Microsoft ライセンスの詳細については、「Amazon Web Services and Microsoft Licensing」を参照してください。

  2. マシンイメージが Amazon EC2 で使用できることを確認したら、VM Import/Export ツールで使用可能になる ImportImage API オペレーションを使用してマシンイメージをインポートします。制約と制限については、VM Import/Export Prerequisites を参照してください。ImportImage を使用して VM をインポートする方法については、Importing a VM into Amazon EC2 Using ImportImage を参照してください。

  3. イメージが AWS でどのように使用されているかを追跡するメカニズムが必要な場合は、AWS Config サービスでホストの記録を有効にします。AWS Config を使用すると、Dedicated Host への設定の変更を記録し、出力をライセンスレポートのデータソースとして使用することができます。詳細については、「AWS Config による設定変更の追跡」を参照してください。

  4. マシンイメージをインポートした後、自分のアカウント内のアクティブな Dedicated Host で、そのイメージからインスタンスを起動できます。

  5. オペレーティングシステムによっては、これらのインスタンスを実行するときに、独自の KMS サーバー (Windows Server や Windows SQL Server など) に対してそれらのインスタンスをアクティブにすることが必要になることがあります。インポートした Windows AMI を、Amazon Windows KMS サーバーに対してアクティブにすることはできません。

Dedicated Host の割り当て

Dedicated Host の使用を開始するには、それらがアカウントに割り当てられている必要があります。AWS マネジメントコンソール を使用して API と直接やり取りするか、コマンドラインインターフェースを使用してこれらのタスクを実行します。Dedicated Host を割り当てるときは、常に以下の手順に従います。

Dedicated Host をアカウントに割り当てるには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Dedicated Hosts] ページで、[Allocate Dedicated Host] を選択します。

  3. 以下のオプションを使用してホストを構成します。

    1. [Instance type] - Dedicated Host で使用できるインスタンスタイプ。

    2. [Availability Zone] - Dedicated Host のアベイラビリティーゾーン。

    3. [Allow instance auto-placement] – デフォルト設定は [Off] です。Dedicated Host では、host テナンシーインスタンスの起動だけが受け入れられます (容量がある場合)。インスタンスの自動プレイスメントが [On] である場合、テナントが host であり、Dedicated Host の設定と一致するインスタンスであれば、いずれもホストで起動できます。

    4. [Quantity] – これらの設定で割り当てるホストの数。

  4. [Allocate host] を選択します。

すぐに、Dedicated Host の容量をアカウントで使用できるようになります。

host テナントでインスタンスを起動した場合に、アクティブな Dedicated Host がアカウントになければ、エラーが発生し、インスタンスを起動できません。

Dedicated Host でのインスタンスの起動

Dedicated Host を割り当てたら、そのホストにインスタンスを起動できます。テナンシーが host のインスタンスは、特定の Dedicated Host で起動できます。適切な Dedicated Host を Amazon EC2 に選択させることもできます (自動プレイスメント)。起動するインスタンスのインスタンスタイプ構成に合った容量を使用できる Dedicated host がアカウントにない場合は、テナンシーが host のインスタンスを起動できません。

注記

Dedicated Host に起動されるインスタンスは、VPC でのみ起動できます。詳細については、「Amazon VPC とは」を参照してください。

インスタンスを起動する前に、制限事項を確認してください。詳細については、「Dedicated Host の制限と制約」を参照してください。

[Dedicated Host] ページから Dedicated Host でインスタンスを起動する

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Dedicated Hosts] ページで、ホストを選択し、[Actions] を選択して、[Launch Instance(s) onto Host] を選択します。

  3. 使用する AMI を選択します。独自の AMI をインポートしている場合は、左のサイドバーで [My AMIs] を選択し、関連する AMI を選択します。

  4. Dedicated Host のインスタンスタイプを選択します。ホストに起動できるインスタンスタイプはこれだけです。

  5. [Configure Instance Details] ページで、[Tenancy] および [Host] オプションが前もって選択されています。[Affinity] の設定を [On] または [Off] に切り替えることができます

    • On – 停止したインスタンスは、常にその特定のホストで再開されます。

    • Off – インスタンスは指定された Dedicated Host で起動されますが、停止されると同じ Dedicated Host で再開されない場合があります。

  6. 残りの手順を完了し、[Launch Instances] を選択します。

インスタンスは、指定した Dedicated Host で自動的に起動されます。Dedicated Host にあるインスタンスを表示するには、[Dedicated Hosts] ページに移動し、インスタンスの起動時に指定した Dedicated Host を選択します。

[Instances] ページから特定の Dedicated Host でインスタンスを起動する

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Instances] ページで [Launch Instance] を選択します。

  3. リストから AMI を選択します。独自の AMI をインポートしている場合は、[My AMIs] を選択し、インポートしたイメージを選択します。すべての AMI を Dedicated Host で使用できるわけではありません。

  4. 起動するインスタンスのタイプを選択します。

  5. [Configure Instance Details] ページで、Dedicated Host の設定は次のようになっています。

    • [Tenancy] – [Dedicated host – Launch this instance on a Dedicated host]。これを選択できない場合は、互換性のない AMI またはインスタンスタイプを選択していないか確認してください。

    • Host – ホストを選択します。Dedicated Host を選択できない場合は、次の点を確認してください。

      • 選択したサブネットのアベイラビリティーゾーンが、ホストと異なるかどうか。

      • 選択したインスタンスタイプが、Dedicated Host でサポートされているインスタンスタイプに一致すること。一致する実行中のホストがない場合、使用できる唯一のオプションは [Use auto-placement] ですが、一致する Dedicated Host の利用可能な容量がアカウントにない限り、インスタンスは起動できません。

    • Affinity – このデフォルトの設定は [Off] です。インスタンスは指定された Dedicated Host で起動されますが、停止されると同じ Dedicated Host で再開されない場合があります。

    注記

    これらの設定が表示されない場合は、[Network] メニューで VPC を選択したことを確認してください。

  6. 残りの設定手順を完了します。[Review and Launch] を選択します。

  7. [Launch] を選択してインスタンスを起動します。

  8. 既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します。[Launch Instances] を選択します。

[Instances] ページから任意の Dedicated Host でインスタンスを起動する

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Instances] ページで [Launch Instance] を選択します。

  3. リストから AMI を選択します。独自の AMI をインポートしている場合は、[My AMIs] を選択し、インポートしたイメージを選択します。すべての AMI を Dedicated Host で使用できるわけではありません。

  4. 起動するインスタンスのタイプを選択します。

  5. [Configure Instance Details] ページで、Dedicated Host の設定は次のようになっています。

    • TenancyDedicated host – Launch this instance on a Dedicated host – これを選択できない場合は、互換性のない AMI またはインスタンスタイプを選択していないか確認してください。

    • Host – この起動タイプでは、設定を [Use auto-placement] にしておきます。

    • Affinity – このデフォルトの設定は [Off] です。インスタンスは、アカウント内の利用可能な任意の Dedicated Host で起動されますが、停止されると同じホストで再開されない場合があります。

    これらの設定が表示されない場合は、[Network] メニューで VPC を選択したことを確認してください。

  6. 残りの設定手順を完了します。[Review and Launch] を選択します。

  7. [Launch] を選択してインスタンスを起動します。

  8. 既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します。[Launch Instances] を選択します。

インスタンスのテナント属性の変更

Amazon EC2 で提供される Windows、SUSE、または RHEL AMI をハードウェア専有インスタンスが使用していない場合は、このハードウェア専有インスタンスのテナンシーを [dedicated] と [host] の間で変更することができます。これを行う場合は、ハードウェア専有インスタンスを停止する必要があります。shared テナント属性のインスタンスを host テナント属性に変更することはできません。

インスタンスのテナンシーを [dedicated] から [host] に変更する

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Instances] を選択し、変更するハードウェア専有インスタンスを選択します。

  3. [Actions]、[Instance State]、[Stop] の順に選択します。

  4. インスタンスのコンテキスト (右クリック) メニューを開き、[Instance Settings]、[Modify Instance Placement] の順に選択します。

  5. [Modify Instance Placement] ページで、次の操作を行います。

    • Tenancy – [Launch this instance on a Dedicated host] を選択します。

    • Affinity – [This instance can run on any one of my Hosts] または [This instance can only run on the selected Host] を選択します。

      [This instance can run on any one of my Hosts] を選択した場合、アカウント内の互換性のある利用可能な Dedicated Host でインスタンスが起動されます。

      [This instance can only run on the selected Host] を選択した場合は、[Target Host] の値を選択します。ターゲットホストが表示されていない場合は、互換性のある利用可能な Dedicated Host がアカウントにない可能性があります。

  6. [Save] を選択します。

  7. インスタンスを再開すると、Amazon EC2 により、アカウント内の利用可能な Dedicated Host にインスタンスが配置されます (この Dedicated Host で、起動するインスタンスタイプがサポートされている場合)。

Dedicated Host の管理と解放

コンソールを使用する、API を直接操作する、またはコマンドラインインターフェイスを使用して、ホストの各インスタンスに関する詳細を表示し、オンデマンド Dedicated Host を解放できます。

Dedicated Host のインスタンスに関する詳細を表示するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Dedicated Hosts] ページで、詳細情報を確認するホストを選択します。

  3. そのホストの情報を表示するには、[Description] タブを選択します。ホストで実行中のインスタンスの情報を表示するには、[Instances] タブを選択します。

Dedicated Host を解放するには

ホストを解放する前に、Dedicated Host で実行中のインスタンスを停止する必要があります。これらのインスタンスはアカウントの他の Dedicated Host に移行し、引き続き使用することができます。詳細については、「インスタンスの自動プレイスメントとホストアフィニティの変更」を参照してください。これらのステップは、オンデマンド Dedicated Host にのみ適用されます。

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Dedicated Hosts] ページで、解放する Dedicated Host を選択します。

  3. [Actions]、[Release Hosts] の順に選択します。

  4. [Release ] を選択して、その選択を確認します。

Dedicated Host を解放した後は、同じホストまたはホスト ID を再び使用することはできません。

Dedicated Host を解放すると、それに対するオンデマンド請求レートで請求されることはなくなります。Dedicated Host のステータスは released に変更され、このホストでインスタンスを起動することはできなくなります。

最近、Dedicated Host を解放した場合、ホストが制限に加算されなくなるまでに少し時間がかかることがあります。その間に新しい Dedicated Host を割り当てようとすると LimitExceeded エラーが発生する場合があります。このエラーが発生した場合は、数分後に新しいホストを再び割り当ててみてください。

停止したインスタンスはまだ使用可能であり、[Instances] ページに表示されます。その [host] テナンシー設定も維持されています。

API と CLI コマンドの概要

このセクションで説明しているタスクは、API またはコマンドラインを使用して実行できます。

Dedicated Host をアカウントに割り当てるには

Dedicated Host を記述するには

Dedicated Host を変更するには

インスタンスの自動プレイスメントを変更するには

Dedicated Host を解放するには

AWS Config による設定変更の追跡

AWS Config を使用して、Dedicated Host、およびそれらのホストで起動、停止、または終了されたインスタンスに対する設定変更を記録することができます。そして、AWS Config でキャプチャされた情報をライセンスレポートのデータソースとして使用することができます。

AWS Config は Dedicated Host とインスタンスの設定情報を個別に記録し、関係を通じてそれらの情報を組み合わせます。3 つのレポート条件があります。

  • AWS Config recording status – [On] のとき、AWS Config は 1 つ以上の AWS リソースタイプを記録します。これには、Dedicated Host やハードウェア専有インスタンスを含めることができます。ライセンスレポートに必要な情報をキャプチャするには、次のフィールドによって Host とインスタンスが記録されていることを確認します。

  • Host recording status – [Enabled] のとき、Dedicated Host の設定情報が記録されます。

  • Instance recording status – [Enabled] のとき、ハードウェア専有インスタンスの設定情報が記録されます。

これら 3 つの条件のいずれかが無効になっている場合、[Edit Config Recording] ボタン内のアイコンは赤です。このツールのメリットをすべて引き出すために、3 つの記録方法すべてを有効にしてください。3 つすべてが有効なとき、アイコンは緑です。設定を編集するには、[Edit Config Recording] を選択します。AWS Config コンソールに [Set up AWS Config] ページが表示され、そこで AWS Config を設定し、ホスト、インスタンス、およびその他のサポートされるリソースタイプの記録を開始できます。詳細については、AWS Config Developer Guide の「Setting up AWS Config using the Console」を参照してください。

注記

AWS Config はリソースを検出 (数分かかる場合があります) して、記録します。

AWS Config がホストおよびインスタンスへの設定変更の記録を開始した後、ユーザーが割り当てたか解放したホストと、起動、停止、または終了したインスタンスの設定履歴を取得できます。たとえば、Dedicated Host の設定履歴の任意の時点で、そのホストのソケット数とコア数と共に、そのホストで起動されているインスタンスの数を調べることができます。それらのインスタンスについても、その Amazon Machine Image (AMI) の ID を調べることができます。これらの情報を使用して、ソケット単位またはコア単位でライセンスが与えられているサーバーバインドソフトウェアのライセンスに関するレポートを作成できます。

次のいずれかの方法で、設定履歴を表示することができます。

  • AWS Config コンソールを使用する。記録されたリソースごとに、設定の詳細の履歴を提供するタイムラインページを表示することができます。このページを表示するには、[Dedicated Hosts] ページの [Config Timeline] 列にあるグレーのアイコンを選択します。詳細については、AWS Config Developer GuideViewing Configuration Details in the AWS Config Console を参照してください。

  • AWS CLI コマンドを実行する。まず、list-discovered-resources コマンドを使用して、すべてのホストとインスタンスのリストを取得できます。次に、get-resource-config-history コマンドを使用して、特定の時間間隔でホストまたはインスタンスの設定の詳細を取得できます。詳細については、AWS Config Developer GuideView Configuration Details Using the CLI を参照してください。

  • アプリケーションで AWS Config API を使用する。まず、ListDiscoveredResources アクションを使用して、すべてのホストとインスタンスのリストを取得できます。次に、GetResourceConfigHistory アクションを使用して、特定の時間間隔でホストまたはインスタンスの設定の詳細を取得できます。

たとえば、AWS Config からすべての Dedicated Host のリストを取得するには、次のような CLI コマンドを実行します。

Copy
aws configservice list-discovered-resources --resource-type AWS::EC2::Host

AWS Config から Dedicated Host の設定履歴を取得するには、次のような CLI コマンドを実行します。

Copy
aws configservice get-resource-config-history --resource type AWS::EC2::Instance --resource-id i-36a47fdf

AWS マネジメントコンソール を使用して AWS Config の設定を管理するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Dedicated Hosts] ページで、[Edit Config Recording] を選択します。

  3. AWS Config コンソールで、次の手順に従って記録をオンにします。詳細については、Setting up AWS Config using the Console を参照してください。

詳細については、「Viewing Configuration Details in the AWS Config Console」を参照してください。

コマンドラインまたは API を使用して AWS Config をアクティブ化するには