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リザーブドインスタンスの使用率レポート

リザーブドインスタンスの使用状況レポートには、所有する Amazon EC2 リザーブドインスタンスの各グループ (つまり、バケット) の一定期間における使用量が示されます。各バケット内には、リージョン、インスタンスタイプ、アカウント、プラットフォーム、テナンシー、提供タイプの一意の組み合わせがあります。レポートの対象時間範囲を、週、月、1 年、3 年のカスタム範囲から指定できます。参照可能なデータは、アカウントの請求明細レポートをいつ有効にしたかによって異なります (使用状況レポートをセットアップする を参照)。たとえば、リザーブドインスタンスの使用状況レポートでは、バケット内でのインスタンス利用に対して支払われたリザーブドインスタンス料金とオンデマンド価格が比較され、レポートの対象時間範囲の節約額が示されます。

アカウントの使用状況およびコストデータを取得するには、そのアカウントの認証情報を持っており、アカウントのリソースおよびタグ付きの請求明細レポートを有効にする必要があります。一括請求を使用しており、支払いアカウントにログインしている場合は、支払いアカウントおよびそのリンクされているすべてのアカウントのデータを表示できます。一括請求を使用しており、リンクされているいずれかのアカウントにログインしている場合は、そのリンクされているアカウントのデータのみを表示できます。一括請求については、Pay Bills for Multiple Accounts with Consolidated Billing を参照してください。

注記

リザーブドインスタンスバケットでは、EC2-VPC と EC2-Classic のネットワークプラットフォームタイプ全体のリザーブドインスタンスが、請求書の計算と同じように集計されます。さらに、バケット内のリザーブドインスタンスによって、前払い価格と時間単価が異なる可能性があります。

以下に、リザーブドインスタンスの使用率レポートを使用して答えを示すことができる、いくつかの質問の例を示します。

  • 自分はリザーブドインスタンスをどのくらい適切に使用しているのでしょうか?

  • リザーブドインスタンスによってコストを削減できているのでしょうか?

リザーブドインスタンスの詳細については、「リザーブドインスタンス」を参照してください。

開始する前に、セットアップが終了している必要があります。詳細については、「使用状況レポートをセットアップする」を参照してください。

レポートについて理解する

リザーブドインスタンスの使用率レポートには、要求した使用率データがグラフと表の形式で表示されます。

レポートにアクセスするには、AWS マネジメントコンソール を開きます。ナビゲーションペインの [Reports] をクリックし、[EC2 Reserved Instance Usage Report] を選択します。

レポートでは、一定期間のリザーブドインスタンスの利用データがバケット別に集計されます。レポートのテーブルの各行はバケットを表しており、次のメトリクスが示されます。

  • Count - レポートの期間内に同時に所有されたリザーブドインスタンスの最大数。

  • Usage Cost - リザーブドインスタンスバケットの対象となるインスタンス利用に適用される、リザーブドインスタンス合計使用料。

  • Total Cost - リザーブドインスタンスバケットに関連付けられた利用期間における、使用料と前払い償却料金の合計金額。

    注記

    リザーブドインスタンスマーケットプレイスで販売したリザーブドインスタンスがバケットに含まれており、そのリザーブドインスタンスがレポート期間のどの時点かでアクティブであった場合、バケットの合計コストが増加し、節約額が低く計算される可能性があります。

  • Savings – その期間の利用に対してかかるはずのオンデマンド価格と、リザーブドインスタンスを使用して実際にかかるコスト (合計コスト) の差額。

  • Average Utilization - 一定期間におけるリザーブドインスタンスバケットの 1 時間あたりの平均使用率。

  • [最大使用率] – レポート対象の期間における時間単位の最大使用率。

テーブルの行 (リザーブドインスタンスバケット) ごとに、レポートに選択された [Time range] における、選択された [Show] メトリックに基づくデータがグラフで表されます。グラフの各ポイントは、ある時点でのメトリクスを表しています。レポートオプションについては、オプションリファレンス を参照してください。

表内で選択した各行の左端に表示される色の帯は、グラフ内のレポートの線に対応しています。行の左端にあるチェックボックスをオンにすると、グラフにその行を表示できます。

デフォルトでは、リザーブドインスタンスの使用率レポートは、過去 14 日間におけるすべてのリザーブドインスタンスバケットのデータを返します。グラフには、表内の先頭の 5 つのバケットの平均使用率が表示されます。レポートのグラフをカスタマイズして、7 日間から複数週、月、年の時間範囲で、様々な使用率 (平均使用率、最高使用率) やコスト (全コスト、使用コスト) などのデータを表示することができます。

レポートをカスタマイズする

[Time range] および [Filter] オプションを使用して、リザーブドインスタンスの使用率レポートをカスタマイズできます。

[Time range] は、[Last 7 Days] から [Last 3 Years] までの共通の相対的時間範囲のリストを提供します。 ニーズに最適な時間範囲を選択し、[Update Report] を選択して変更を適用します。リストにない時間範囲を適用するには、[Custom] を選択し、レポート実行の開始日と終了日を入力します。

[Filter] を使用すると、リザーブドインスタンスの使用率レポートを、リージョン、インスタンスタイプ、アカウント、プラットフォーム、テナンシー、および提供タイプのうち、1 つ以上のリザーブドインスタンスで絞り込むことができます。たとえば、リージョン、リージョン内の特定のアベイラビリティーゾーン、あるいはその両方でフィルタリングを行うことができます。リージョンでフィルタリングを行うには、[Regions] を選択し、レポートに含めるリージョンおよびアベイラビリティーゾーンを選択して、[Update Report] を選択します。

 リザーブドインスタンスの使用率レポートのフィルタリングオプション

フィルタリングが何も適用されない場合、このレポートはすべての結果を返します。

レポートオプションについては、オプションリファレンス を参照してください。

リザーブドインスタンスの使用率を表示する

このセクションでは、グラフと表にキャプチャするリザーブドインスタンスの使用率の側面に焦点を当てます。このことを説明するために、テストデータに基づく次のレポートを使用します。

 テストデータに基づくリザーブドインスタンスの使用率レポートの例

このリザーブドインスタンスの使用率レポートには、過去 3 年間のリザーブドインスタンスの平均使用率が表示されます。このレポートには、アカウントのリザーブドインスタンスに関する以下の情報、およびこれらがどのように使用されたかが示されています。

  • 平均使用率

    表のリザーブドインスタンスの一部だけが良好な使用率です。突出しているのは、2 つの t2.micro リザーブドインスタンス (2 行目と 3 行目) で、それぞれ 50% と 100% の使用率です。

  • 最大使用率

    3 年のレポート期間中に、t2.micro リザーブドインスタンスのすべてが 100% の使用率になりました。残りのリザーブドインスタンスは使用率が低く、不満足な削減額になりました。

  • 削減額

    レポートの結論として、このテストアカウントに関する限り、オンデマンドインスタンスの代わりにリザーブドインスタンスを使用することで削減が見られたのは、米国東部(バージニア北部) の 2 つの t2.micro インスタンスのみでした。残りのリザーブドインスタンスからは、十分なディスカウントの利点が得られませんでした。

カスタムレポートをブックマークする

カスタムレポートを再度生成することができます。そのためには、レポートをブックマークしておきます。

カスタムレポートをブックマークするには

  1. レポートのオプションとフィルタを選択します。項目を 1 つ選択すると、コンソール URL にパラメータが 1 つ追加されます。たとえば、granularity=HourlyFilters を選択すると、filter_list となります。

  2. ブラウザを使用して、コンソール URL をブックマークに追加します。

  3. 今後同じレポートを生成するには、作成したブックマークを使用します。

使用状況データをエクスポートする

レポートのグラフまたは表を他のレポートに含めることができます。そのためには、データをエクスポートします。

使用状況データをエクスポートするには

  1. レポートのオプションとフィルタを選択します。

  2. 使用状況データを .csv ファイルとしてテーブルからエクスポートするには、[Download] を選択して [CSV Only] を選択します。

  3. グラフ形式の使用状況データを .png ファイルとしてエクスポートするには、[Download] を選択して [Graph Only] を選択します。

オプションリファレンス

レポートのグラフに表示するメトリックを指定するには、[Show] オプションを使用します。

  • 平均使用率

    選択した時間範囲における時間単位の使用率の平均が表示されます。1 時間のバケットの使用率は、その 1 時間に使用されたインスタンス時間数を、その 1 時間に所有されていたリザーブドインスタンスの合計数で除算して計算されます。

  • 最大使用率

    選択した時間範囲における時間単位の使用率の最大値が表示されます。1 時間のバケットの使用率は、その 1 時間に使用されたインスタンス時間数を、その 1 時間に所有されていたリザーブドインスタンスの合計数で除算して計算されます。

  • Total Cost

    レポート生成対象の期間における、使用料と、バケット内のリザーブドインスタンスの前払い料金の償却部分の合計が表示されます。

  • 使用料

    リザーブドインスタンスの選択したバケットの時間単位料金に基づく合計コストが表示されます。

レポートが基づく期間を指定するには、[Time range] を使用します。

注記

すべての期間は UTC 時間で指定されます。

  • 過去 7 日間

    現在の暦日と直前の 6 暦日間に発生した使用状況のデータが表示されます。日次単位または月次単位で使用できます。

  • 過去 14 日間

    現在の暦日と直前の 13 暦日間に発生した使用状況のデータが表示されます。日次単位または月次単位で使用できます。

  • 今月

    現在の暦月中に発生した使用状況のデータが表示されます。日次単位または月次単位で使用できます。

  • 過去 3 か月間

    今月と過去 2 か月の暦月の範囲の使用率データを表示する。 日次単位または月次単位で使用できます。

  • 過去 6 か月間

    現在の暦月と直前の 5 暦月間に発生した使用状況のデータが表示されます。月次単位で使用できます。

  • 過去 12 か月間

    現在の暦月と直前の 11 暦月間に発生した使用状況のデータが表示されます。月次単位で使用できます。

  • 今年

    現在の暦年中に発生した使用状況のデータが表示されます。月次単位で使用できます。

  • 過去 3 年間

    現在の暦年と直前の 2 暦年間に発生した使用状況のデータが表示されます。月次単位で使用できます。

  • Custom

    mm/dd/yyyy の形式で指定した開始日と終了日に基づく時間範囲のデータが表示されます。時間単位、日次単位、または月次単位で使用できますが、指定できる最大時間範囲は、時間単位のデータの場合は 2 日間、日次データの場合は 2 か月間、月次データの場合は 3 年間です。

レポートに表示するデータを絞り込むには、[Filter] を使用します。

  • リージョン

  • インスタンスタイプ

  • アカウント

  • プラットフォーム

  • テナンシー

  • 提供しているタイプ