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Amazon CloudFront
開発者ガイド (API Version 2016-09-29)

アクセスログ

CloudFront が受信するすべてのユーザーリクエストに関する詳細情報を含めたログファイルが作成されるように CloudFront を設定できます。これらのアクセスログは、ウェブディストリビューションと RTMP ディストリビューションの両方で使用できます。ログ記録を有効にする場合、CloudFront でファイルを保存する Amazon S3 バケットも指定できます。

ログ記録のしくみ

次の図は、オブジェクトのリクエストに関する情報が CloudFront によってログ記録されるしくみを示しています。

 アクセスログの基本フロー

オブジェクトのリクエストに関する情報が CloudFront によってログ記録されるしくみ

この図には、2 つのウェブサイト (A、B) と、対応する 2 つの CloudFront ディストリビューションが示されています。ユーザーは、ディストリビューションに関連付けられている URL を使用してオブジェクトをリクエストします。

CloudFront は、各リクエストを適切なエッジロケーションにルーティングします。

CloudFront は、各リクエストに関するデータを、そのディストリビューション専用のログファイルに書き込みます。この例では、ディストリビューション A に関連するリクエストについての情報がディストリビューション A 専用のログファイルに、ディストリビューション B に関連するリクエストについての情報がディストリビューション B 専用のログファイルに書き込まれます。

ログ記録を有効にした際に指定した Amazon S3 バケットに、ディストリビューションのログファイルが CloudFront によって定期的に保存されます。後続のリクエストに関する情報は、CloudFront によってディストリビューションの新しいログファイルに保存されます。

ログファイルには、1 つのリクエストの詳細が 1 エントリとして記録されます。ログファイル形式の詳細については、「ログファイル形式」を参照してください。

アクセスログ用の Amazon S3 バケットの選択

ディストリビューションのログ記録を有効にする際には、CloudFront でログファイルを保存する Amazon S3 バケットを指定します。オリジンとして Amazon S3 を使用する場合は、同じバケットをログファイルに使用しないことをお勧めします。別々のバケットを使用する方が、メンテナンスが容易になります。

複数のディストリビューションのログファイルを同じバケットに保存することもできます。ログ記録を有効にする際には、ファイル名のプレフィックスをオプションで指定できます。これにより、どのログファイルがどのディストリビューションに関連しているか追跡できます。

一定の時間、お客様のコンテンツに対してユーザーアクセスがない場合、その時間のログファイルを受け取ることはありません。

ロギングの設定およびログファイルへのアクセスに必要なアクセス許可

AWS アカウントには、ログファイル用に指定するバケットに対して、次のアクセス許可が必要です。

  • バケットの S3 アクセスコントロールリスト (ACL) は FULL_CONTROL を付与する必要があります。バケット所有者のアカウントには、デフォルトでこの権限があります。権限がない場合、バケット所有者はバケットの ACL を更新する必要があります。

  • s3:GetBucketAcl

  • s3:PutBucketAcl

次の点に注意してください。

バケットの ACL

ディストリビューションを作成または更新してロギングを有効にすると、CloudFront はこれらのアクセス許可を使用してバケットの ACL を更新し、awsdatafeeds アカウントに FULL_CONTROL のアクセス許可を付与します。awsdatafeeds アカウントはログファイルをバケットに書き込みます。アカウントに必要なアクセス許可がない場合、ディストリビューションの作成または更新は失敗します。

重要

awsdatafeeds アカウントのアクセス許可を削除するためにバケットの ACL を更新した場合、CloudFront は S3 バケットにログを保存できなくなります。

状況によっては、バケットを作成するリクエストをプログラムで送信したが、指定した名前のバケットが既に存在する場合、S3 ではバケットのアクセス許可をデフォルト値にリセットします。アクセスログを S3 バケットに保存するように CloudFront を設定した後で、そのバケットでログを受け取ることを中止する場合は、バケットのアクセス許可をチェックして CloudFront に必要なアクセス許可があることを確認します。

各ログファイルの ACL

バケットの ACL に加えて、各ログファイルの ACL があります。バケット所有者にはログファイルに対する FULL_CONTROL アクセス権限があり、ディストリビューション所有者 (バケット所有者と異なる場合) にはアクセス権限がありません。awsdatafeeds アカウントには読み取りアクセス権限と書き込みアクセス権限があります。

ログ記録の無効化

ログ記録を無効にした場合、CloudFront はバケットまたはログファイルの ACL を削除しません。これはお客様自身で行うことができます。

ファイル名の形式

CloudFront が Amazon S3 バケットに保存する各ログファイルの名前には、次のファイル名形式が使用されます。

bucket-name.s3.amazonaws.com/optional-prefix/distribution-ID.YYYY-MM-DD-HH.unique-ID.gz

日付と時刻は協定世界時 (UTC) です。

たとえば、バケット名が mylogs、プレフィックスが myprefix/、ディストリビューション ID が EMLARXS9EXAMPLE であれば、ファイル名は次のようになります。

mylogs.s3.amazonaws.com/myprefix/EMLARXS9EXAMPLE.2014-11-14-20.RT4KCN4SGK9.gz

ディストリビューションのログ記録を有効にする際には、ファイル名のプレフィックスをオプションで指定できます。これにより、どのログファイルがどのディストリビューションに関連しているか追跡できます。ログファイルのプレフィックスの値を指定した場合、プレフィックスに / が含まれていなければ、CloudFront によって自動的に追加されます。値に / が含まれている場合、CloudFront による追加は行われません。

ファイル名の末尾にある .gz は、CloudFront によってログファイルが gzip で圧縮されたことを示しています。

ログファイル配信のタイミング

CloudFront は、ディストリビューションのアクセスログを 1 時間に最大で数回配信します。一般的に、ログファイルには、一定期間内に CloudFront が受信したリクエストに関する情報が含まれています。CloudFront は通常、その期間のログファイルを、ログに書き込まれたイベントの発生から 1 時間以内に Amazon S3 バケットに配信します。ただし、ある期間のログファイルエントリの一部またはすべてが、最大で 24 時間遅れることもあります。ログエントリが遅れた場合、CloudFront はこれらをログファイルに保存します。そのファイル名には、ファイルが配信された日時ではなく、リクエストが発生した期間の日時が含められます。

CloudFront は、ログファイルを作成する場合、ログファイルに対応する期間中にオブジェクトについてリクエストを受信したすべてのエッジロケーションから、ディストリビューションの情報を集約します。

CloudFront は、ディストリビューションに関連付けられているオブジェクトに対して CloudFront が受信したリクエストの数によって、1 つの期間に対して複数のファイルを保存することもできます。

CloudFront は、ロギングが有効化し 4 時間後ほどから確実にアクセスログを書き出し始めます。 この時間以前にも少しのアクセスログを取得できる場合もあります。

注記

期間中にオブジェクトに対してユーザーによるリクエストがなければ、その期間のログファイルは配信されません。

アクセスログの分析

1 時間で複数のアクセスログが配信される可能性があるため、特定の期間に対して受信したすべてのログファイルをまとめて 1 つのファイルにしておくことをお勧めします。これにより、その期間のデータをより素早く正確に分析することができます。

重要

ログは、すべてのリクエストを完全に課金するためのものではなく、コンテンツに対するリクエストの本質を把握するものとして使用することをお勧めします。CloudFront はベストエフォートベースでアクセスログを提供します。特定のリクエストのログエントリが、リクエストが実際に処理されてからかなり後に配信されることも、 (まれに) 一切配信されないこともあります。ログエントリがアクセスログに含められなかった場合、アクセスログ内のエントリ数は、AWS の利用状況レポートおよび請求レポートに表示される利用状況と一致しません。

アクセスログの分析に使用可能なツールについての推奨事項を含め、CloudFront アクセスログの詳細については、「CloudFront ログ作成の使用」を参照してください。

ログ記録設定の編集

ログ記録の有効化および無効化、ログを保存する Amazon S3 バケットの変更、ログファイルのプレフィックスの変更は、CloudFront コンソールまたは CloudFront API を使用して行うことができます。ログ作成設定の変更は 12 時間以内に有効になります。

詳細については、次のトピックを参照してください。

CloudFront API を使用してウェブディストリビューションのアクセスログ設定を変更するには、2009-04-02 以降のバージョンの API を使用する必要があります。CloudFront API を使用して RTMP ディストリビューションのアクセスログ設定を変更するには、2009-05-01 以降のバージョンの API を使用する必要があります。

Amazon S3 バケットからのログファイルの削除

CloudFront では、Amazon S3 バケットからの自動的なログファイル削除は行われません。Amazon S3 バケットからログファイルを削除する方法については、次のトピックを参照してください。

  • Amazon S3 コンソールを使用する場合:『Amazon Simple Storage Service コンソールユーザーガイド』の「オブジェクトの削除

  • REST API を使用する場合:『Amazon Simple Storage Service API Reference』の「DELETE オブジェクト

  • SOAP API を使用する場合:『Amazon Simple Storage Service API Reference』の「DeleteObject

ログファイル形式

ログファイルには、1 つのユーザーリクエストの詳細が 1 エントリとして記録されます。ウェブディストリビューションと RTMP ディストリビューションのログファイルは同一ではありませんが、これらには、次に示す同じ特性があります。

  • W3C 拡張ログファイル形式を使用します。詳細については、http://www.w3.org/TR/WD-logfile.html を参照してください。

  • タブ区切りの値が含まれます。

  • レコードが必ずしも時系列順に含まれているとは限りません。

  • 2 つのヘッダー行が含まれます。1 つのヘッダー行にファイル形式のバージョンが示され、もう 1 つのヘッダー行に、各レコードに含まれる W3C フィールドが示されます。

  • フィールド値に含まれるスペースおよび標準外の文字は、URL エンコードされた同等の値で置き換えられます。

    この非標準文字には、ASCII コード 0 ~ 31、および ASCII コード 128 以上の文字、および以下の表の文字が含まれます。URL のエンコード標準は RFC 1738 です。詳細については、http://www.ietf.org/rfc/rfc1738.txt を参照してください。

URL エンコードされた値

文字

%3C

<

%3E

>

%2522

"

%23

#

%25

%

%7B

{

%7D

}

%7C

|

%255C

\

%5E

^

%7E

~

%5B

[

%5D

]

%60

`

%27

'

%2520

スペース

ウェブディストリビューションのログファイル形式

ウェブディストリビューションのログファイルには以下のフィールドがこの順序で含まれます。

フィールド番号 フィールド名 説明
1 date イベントが発生した日付。yyyy-mm-dd 形式です (2015-06-30 など)。日付と時刻は協定世界時 (UTC) です。
2 time CloudFront サーバーがリクエストへの対応を完了した時刻 (UTC) (01:42:39 など)。
3 x-edge-location リクエストを処理したエッジロケーション。各エッジロケーションは、3 文字コードと、割り当てられた任意の数字で識別されます (例: DFW3)。通常、この 3 文字コードは、エッジロケーションの近くにある空港の、国際航空運送協会の空港コードに対応します。 (これらの略語は今後変更される可能性があります。) エッジロケーションの一覧については、Amazon CloudFront の詳細情報ページ (http://aws.amazon.com/cloudfront) を参照してください。
4 sc-bytes CloudFront がリクエスト (ヘッダーを含む) に応答してビューワーに渡したデータの総バイト数 (1045619 など)。
5 c-ip

リクエスト元のビューワーの IP アドレス (192.0.2.183 または 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334 など)。ビューワーが HTTP プロキシまたはロードバランサーを使用してリクエストを送った場合、c-ip の値はプロキシまたはロードバランサーの IP アドレスです。フィールド 20 で X-Forwarded-For も確認してください。

6 cs-method DELETEGETHEADOPTIONSPATCHPOSTPUT のいずれかの HTTP アクセス方式。
7 cs(Host) CloudFront ディストリビューションのドメイン名 (d111111abcdef8.cloudfront.net など)。
8 cs-uri-stem パスおよびオブジェクトを識別する URI の部分 (/images/daily-ad.jpg など)。
9 sc-status

次のいずれかの値になります。

10 cs(Referer) リクエスト元のドメインの名前。一般的なリファラーとして、検索エンジン、オブジェクトに直接リンクされた他のウェブサイト、ユーザー自身のウェブサイトなどがあります。
11 cs(User-Agent) リクエスト内の User-Agent ヘッダーの値。User-Agent ヘッダーでリクエスト元 (リクエスト元のデバイスとブラウザのタイプなど) が識別されます。リクエスト元が検索エンジンの場合は、どの検索エンジンかも識別されます。詳細については、「ユーザーエージェントヘッダー」を参照してください。
12 cs-uri-query

URI のクエリ文字列の部分 (ある場合)。URI にクエリ文字列が含まれないとき、cs-uri-query の値はハイフン (-) です。

詳細については、「クエリ文字列パラメータに基づいてキャッシュするように CloudFront を設定する」を参照してください。

13 cs(Cookie)

名前値のペアおよび関連属性を含む、リクエスト内の Cookie ヘッダー。Cookie のログ作成を有効にした場合、CloudFront は、お客様がどの Cookie をオリジンに転送するように選択したか (none、all、または Cookie 名のホワイトリスト) に関係なく、すべての要求内の Cookie をログに記録します。リクエストに Cookie ヘッダーが含まれないとき、cs(Cookie) の値はハイフン (-) です。

Cookie の詳細については、「Cookie に基づいてオブジェクトをキャッシュするように CloudFront を設定する」を参照してください。

14 x-edge-result-type

最後のバイトがエッジロケーションから渡されたとき、CloudFront がレスポンスを分類する方法。場合によって結果タイプは、CloudFront がレスポンスを送る準備ができたときと、CloudFront がレスポンスを送り終わったときとで、変わることがあります。たとえば、HTTP ストリーミングで、CloudFront がエッジキャッシュ内にセグメントを見つけたとします。x-edge-response-result-type の値 (CloudFront がリクエストに応答し始める直前の結果タイプ) は Hit です。しかし、CloudFront がセグメント全体を返す前にユーザーがビューワーを閉じた場合、x-edge-result-type の値 (最終的な結果タイプ) は Error に変わります。

以下に示しているのは、可能な値です。

  • Hit – CloudFront がオブジェクトをエッジキャッシュからビューワーに渡しました。

    オリジンからのレスポンスに Cache-Control: no-cache ヘッダーが含まれていても CloudFront が結果タイプを Hit と分類する状況の詳細については、「同じオブジェクト (トラフィックスパイク) の同時リクエスト」を参照してください。

  • RefreshHit – CloudFront はエッジキャッシュ内にオブジェクトを見つけましたが、その有効期限が切れていたので、最新バージョンを取得するために、CloudFront はオリジンに問い合わせて、キャッシャ内にそのオブジェクトの最新バージョンがあるかどうかを確認しました。

  • Miss – エッジキャッシュ内のオブジェクトがリクエストに対して適切ではなかったため、CloudFront はリクエストをオリジンサーバーに転送して結果をビューワーに返しました。

  • LimitExceeded – CloudFront の制限を超えたために、リクエストが拒否されました。

  • CapacityExceeded – CloudFront エッジサーバーが一時的にリクエストに応答できなかったため、CloudFront から HTTP 503 ステータスコード (Service Unavailable) が返されました。

  • Error – 通常、これは、リクエストが結果的にクライアントエラー (sc-status4xx) またはサーバーエラー (sc-status5xx) になったことを意味します。

  • Redirect – CloudFront は HTTP から HTTPS にリダイレクトします。

    sc-status403 であって、お客様のコンテンツのディストリビューションを地理的に制限するように CloudFront を設定している場合、制限されている地理的な場所からリクエストが送られた可能性があります。地域制限の詳細については、「コンテンツの地理的ディストリビューションの制限」を参照してください。

    x-edge-result-type の値が Error であり、x-edge-response-result-type の値が Error でない場合、ダウンロードが完了する前にクライアントが切断されました。

15 x-edge-request-id 要求を一意に識別する暗号化された文字列。
16 x-host-header

ビューワーによってこのリクエストの Host ヘッダーに追加された値。これはリクエストのドメイン名です。

  • http://d111111abcdef8.cloudfront.net/logo.png のような CloudFront のドメイン名をオブジェクト URLs にお使いの場合は、x-host-header のフィールドにはこのドメイン名が含まれます。

  • http://example.com/logo.png のような代替ドメイン名をオブジェクト URLs にお使いの場合は、x-host-header のフィールドには example.com のようにこの代替ドメイン名が含まれます。 代替ドメイン名を使用するには、その名前をお客様のディストリビューションに追加する必要があります。詳細については、「代替ドメイン名 (CNAME) を使用する」を参照してください。

    代替ドメイン名を使っている場合には、フィールド 7 の cs(Host) で、ユーザーのディストリビューションに関連するドメイン名を確認します。

17 cs-protocol ビューワーによってリクエストに指定されたプロトコル (http または https)。
18 cs-bytes ビューワーによってリクエストに組み込まれたデータのバイト数 (クライアントからサーバーへの送信時のバイト数。ヘッダーを含む)。
19 time-taken CloudFront エッジサーバーがビューワーのリクエストを受け取ってから CloudFront がレスポンスの最終バイトをエッジサーバーの出力キューに書き込むまでの秒数をサーバーで測定した値 (0.002 など 1000 分の 1 秒単位まで)。ビューワーから見た場合、オブジェクト全体を取得するのにかかる合計時間は、ネットワークの遅延と TCP バッファリングにより、この値よりも長くなります。
20 x-forwarded-for

ビューワーがリクエストを送るのに HTTP プロキシやロードバランサーを使った場合、フィールド 5 の c-ip の値は、プロキシあるいはロードバランサーの IP アドレスとなります。 その場合、x-forwarded-for はリクエスト元のビューワーの IP アドレスです。

ビューワーが HTTP プロキシまたはロードバランサーを使用しなかった場合、x-forwarded-for の値はハイフン (-) です。

注記

X-Forwarded-For ヘッダーには、必要に応じて IPv4 アドレス (192.0.2.44 など) および IPv6 アドレス (2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334 など) が含まれます。

21 ssl-protocol

フィールド 17 のcs-protocolhttps の場合、SSL は、リクエストと回答の送受信についてクライアントと CloudFront が交渉したプロトコルになります。 cs-protocolhttp の場合、ssl-protocol の値はハイフン (-) です。

以下に示しているのは、可能な値です。

  • SSLv3

  • TLSv1

  • TLSv1.1

  • TLSv1.2

22 ssl-cipher

フィールド 17 のcs-protocolhttps の場合、SSL は、リクエストと回答の暗号化についてクライアントと CloudFront が交渉した暗号になります。 cs-protocolhttp の場合、ssl-cipher の値はハイフン (-) です。

以下に示しているのは、可能な値です。

  • ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256

  • ECDHE-RSA-AES128-SHA256

  • ECDHE-RSA-AES128-SHA

  • ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384

  • ECDHE-RSA-AES256-SHA384

  • ECDHE-RSA-AES256-SHA

  • AES128-GCM-SHA256

  • AES256-GCM-SHA384

  • AES128-SHA256

  • AES256-SHA

  • AES128-SHA

  • DES-CBC3-SHA

  • RC4-MD5

23 x-edge-response-result-type

CloudFront がレスポンスをビューワーに返す直前に行った分類です。フィールド 14 で x-edge-result-type も確認してください。

以下に示しているのは、可能な値です。

  • Hit – CloudFront がオブジェクトをエッジキャッシュからビューワーに渡しました。

  • RefreshHit – CloudFront はエッジキャッシュ内にオブジェクトを見つけましたが、その有効期限が切れていたので、CloudFront はオリジンに問い合わせて、キャッシャ内にそのオブジェクトの最新バージョンがあるかどうかを確認しました。

  • Miss – エッジキャッシュ内のオブジェクトがリクエストに対して適切ではなかったため、CloudFront はリクエストをオリジンサーバーに転送して結果をビューワーに返しました。

  • LimitExceeded – CloudFront の制限を超えたために、リクエストが拒否されました。

  • CapacityExceeded – オブジェクトを渡すように要求されたときにエッジロケーションに十分な容量がなかったために、CloudFront が 503 エラーを返しました。

  • Error – 通常、これは、リクエストが結果的にクライアントエラー (sc-status4xx) またはサーバーエラー (sc-status5xx) になったことを意味します。

  • Redirect – CloudFront は HTTP から HTTPS にリダイレクトします。

    sc-status403 であって、お客様のコンテンツのディストリビューションを地理的に制限するように CloudFront を設定している場合、制限されている地理的な場所からリクエストが送られた可能性があります。地域制限の詳細については、「コンテンツの地理的ディストリビューションの制限」を参照してください。

    x-edge-result-type の値が Error であり、x-edge-response-result-type の値が Error でない場合、ダウンロードが完了する前にクライアントが切断されました。

24 cs-protocol-version ビューワーがリクエストで指定した HTTP バージョン。指定できる値には、HTTP/0.9HTTP/1.0HTTP/1.1、および HTTP/2.0 などがあります。

注記

URL およびクエリ文字列内の疑問符 (?) はログに含まれません。

ウェブディストリビューションのログファイルの例を以下に示します。

Copy
#Version: 1.0 #Fields: date time x-edge-location sc-bytes c-ip cs-method cs(Host) cs-uri-stem sc-status cs(Referer) cs(User-Agent) cs-uri-query cs(Cookie) x-edge-result-type x-edge-request-id x-host-header cs-protocol cs-bytes time-taken x-forwarded-for ssl-protocol ssl-cipher x-edge-response-result-type cs-protocol-version 2014-05-23 01:13:11 FRA2 182 192.0.2.10 GET d111111abcdef8.cloudfront.net /view/my/file.html 200 www.displaymyfiles.com Mozilla/4.0%20(compatible;%20MSIE%205.0b1;%20Mac_PowerPC) - zip=98101 RefreshHit MRVMF7KydIvxMWfJIglgwHQwZsbG2IhRJ07sn9AkKUFSHS9EXAMPLE== d111111abcdef8.cloudfront.net http - 0.001 - - - RefreshHit HTTP/1.1 2014-05-23 01:13:12 LAX1 2390282 192.0.2.202 GET d111111abcdef8.cloudfront.net /soundtrack/happy.mp3 304 www.unknownsingers.com Mozilla/4.0%20(compatible;%20MSIE%207.0;%20Windows%20NT%205.1) a=b&c=d zip=50158 Hit xGN7KWpVEmB9Dp7ctcVFQC4E-nrcOcEKS3QyAez--06dV7TEXAMPLE== d111111abcdef8.cloudfront.net http - 0.002 - - - Hit HTTP/1.1

RTMP ディストリビューションのログファイル形式

RTMP アクセスログの各レコードは再生イベントを表します (接続、再生、一時停止、停止、切断など)。結果として、CloudFront は、ビューワーがビデオを視聴するたびに複数のログレコードを生成します。同じストリーム ID に由来するログレコードを関連付けるには、x-sid フィールドを使用します。

注記

一部のフィールドはすべてのイベントで値を持ち、一部のフィールドは Play、Stop、Pause、Unpause、Seek イベントのみで値を持ちます。通常、ログファイルでフィールドの値がハイフン (-) である場合、そのフィールドは該当するイベントと無関係です。

以下の表に、イベントのタイプに関係なく、RTMP ディストリビューションのログファイルの各レコードに表示されるフィールドを示します。これらのフィールドは、表に示された順序でログに表示されます。

フィールド番号 フィールド名 説明
1 date イベントが発生した日付。yyyy-mm-dd 形式です (例: 2014-05-23)。日付と時刻は協定世界時 (UTC) です。
2 time サーバーがリクエストを受け付けた時刻 (UTC) (例: 01:42:39)。
3 x-edge-location 再生イベントが発生したエッジロケーション。各エッジロケーションは、3 文字コードと、割り当てられた任意の数字で識別されます (例: DFW3)。通常、この 3 文字コードは、エッジロケーションの近くにある空港の、国際航空運送協会の空港コードに対応します。 (これらの略語は今後変更される可能性があります。) エッジロケーションの一覧については、Amazon CloudFront の詳細情報ページ (http://aws.amazon.com/cloudfront) を参照してください。
4 c-ip クライアントの IP (例: 192.0.2.183)。
5 x-event イベントタイプ。接続、切断、再生、停止、一時停止、再開、またはシークイベントのいずれかです。
6 sc-bytes イベントの時間までにサーバーからクライアントに送信されたバイト数の合計。
7 x-cf-status イベントのステータスを示すコード。現在、このフィールドの唯一の値は "OK" です。今後の新しい機能によって新しいステータスコードが必要になる可能性があります。
8 x-cf-client-id

クライアントを区別するために使用できる不明瞭な文字列識別子。

この値は接続ごとに一意です。

9 cs-uri-stem アプリケーションおよびアプリケーションインスタンスを含む、URI のステム部分。これは、FMS 接続文字列と呼ばれることもあります。たとえば、rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st と指定します。
10 cs-uri-query 接続文字列に含まれる URI のクエリ文字列部分。
11 c-referrer リファラーの URI。
12 x-page-url SWF のリンク元ページの URL。
13 c-user-agent リクエスト内の User-Agent ヘッダーの値。User-Agent ヘッダーは、リクエストを送信したデバイスのタイプを識別します。詳細については、「ユーザーエージェントヘッダー」を参照してください。

以下のフィールドは通常、Play、Stop、Pause、Unpause、Seek イベントのみで値を持ちます。その他のイベントの場合、フィールドの値は単一のハイフン (-) になります。これらのフィールドは、前の表で示したフィールドの後に、ここに示した順番でログに表示されます。

フィールド 説明
x-sname ストリーム名。
x-sname-query ストリームのクエリ文字列 (ある場合)。
x-file-ext ストリームタイプ (例: FLV)。
x-sid ストリーム ID。これは、接続に対する一意の整数識別子です。

注記

URL およびクエリ文字列内の疑問符 (?) はログに含まれません。

RTMP ディストリビューションのログファイルの例を次に示します。

Copy
#Version: 1.0 #Fields: date time x-edge-location c-ip x-event sc-bytes x-cf-status x-cf-client-id cs-uri-stem cs-uri-query c-referrer x-page-url​ c-user-agent x-sname x-sname-query x-file-ext x-sid 2010-03-12 23:51:20 SEA4 192.0.2.147 connect 2014 OK bfd8a98bee0840d9b871b7f6ade9908f rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st​ key=value http://player.longtailvideo.com/player.swf http://www.longtailvideo.com/support/jw-player-setup-wizard?example=204 LNX%2010,0,32,18 - - - - 2010-03-12 23:51:21 SEA4 192.0.2.222 play 3914 OK bfd8a98bee0840d9b871b7f6ade9908f rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st​ key=value http://player.longtailvideo.com/player.swf http://www.longtailvideo.com/support/jw-player-setup-wizard?example=204 LNX%2010,0,32,18 myvideo p=2&q=4 flv 1 2010-03-12 23:53:44 SEA4 192.0.2.4 stop 323914 OK bfd8a98bee0840d9b871b7f6ade9908f rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st​ key=value http://player.longtailvideo.com/player.swf http://www.longtailvideo.com/support/jw-player-setup-wizard?example=204 LNX%2010,0,32,18 dir/other/myvideo p=2&q=4 flv 1 2010-03-12 23:53:44 SEA4 192.0.2.103 play 8783724 OK bfd8a98bee0840d9b871b7f6ade9908f rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st​ key=value http://player.longtailvideo.com/player.swf http://www.longtailvideo.com/support/jw-player-setup-wizard?example=204 LNX%2010,0,32,18 dir/favs/myothervideo p=42&q=14 mp4 2 2010-03-12 23:56:21 SEA4 192.0.2.199 stop 429822014 OK bfd8a98bee0840d9b871b7f6ade9908f rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st​ key=value http://player.longtailvideo.com/player.swf http://www.longtailvideo.com/support/jw-player-setup-wizard?example=204 LNX%2010,0,32,18 dir/favs/myothervideo p=42&q=14 mp4 2 2010-03-12 23:59:44 SEA4 192.0.2.14 disconnect 429824092 OK bfd8a98bee0840d9b871b7f6ade9908f rtmp://shqshne4jdp4b6.cloudfront.net/cfx/st​ key=value http://player.longtailvideo.com/player.swf http://www.longtailvideo.com/support/jw-player-setup-wizard?example=204 LNX%2010,0,32,18 - - - -

アクセスログの料金

アクセスログの作成は、CloudFront のオプション機能です。アクセスログの作成を有効にしても追加料金はかかりません。ただし、Amazon S3 でのファイルの保存とアクセスについて通常の Amazon S3 料金が発生します (ファイルの削除はいつでもできます)。CloudFront の料金の詳細については、「CloudFront レポート」を参照してください。