ライフサイクルポリシーのプレビューを作成する

ライフサイクルポリシーのプレビューでは、ライフサイクルポリシーを適用する前にイメージリポジトリへの影響を確認できます。ベストプラクティスとして、リポジトリにライフサイクルポリシーを適用する前に、プレビューを実行することをお勧めします。以下の手順では、ライフサイクルポリシーのプレビューを作成する方法を示します。

ライフサイクルポリシーのプレビューを作成するには (AWS Management Console)

1. https://console.aws.amazon.com/ecr/repositories で Amazon ECR コンソールを開きます。

2. ナビゲーションバーから、ライフサイクルポリシーのプレビューを実行するリポジトリを含むリージョンを選択します。

3. ナビゲーションペインで、[プライベートレジストリ] の下で、[リポジトリ] を選択します。

4. [プライベートリポジトリ] ページでリポジトリを選択し、[アクション] ドロップダウンを使用して [ライフサイクルポリシー] を選択します。

5. リポジトリのライフサイクルポリシーページで、[テストルールの編集]、[ルールの作成] の順に選択します。

6. ライフサイクルポリシーのルールに以下の詳細を指定します。

   1. [ルールの優先順位] で、ルールの優先順位を数字で入力します。ルールの優先順位によって、ライフサイクルポリシールールが適用される順序が決まります。

   2. [ルールの説明] で、ライフサイクルポリシーのルールの説明を入力します。

   3. [イメージのステータス] では、[タグ付き (ワイルドカードマッチング)]、[タグ付き (プレフィックスマッチング)]、[タグ付けなし]、または [任意] を選択します。

   4. [イメージのステータス] で [タグ付き (ワイルドカードマッチング)] を選択した場合、[ワイルドカードマッチング用のタグを指定] では、ライフサイクルポリシーに基づいてアクションを実行するためのワイルドカード (*) 付きのイメージタグのリストを指定できます。例えば、イメージに prod、prod1、prod2 というようにタグが付いている場合、すべてのアクションを実行する prod* を指定します。複数のタグを指定する場合、指定されたすべてのタグが付いているイメージのみが選択されます。

      重要

      1 文字列あたりのワイルドカード (*) の上限は 4 つです。例えば、["test*1*2*3*4*5*6"] は有効ですが ["*test*1*2*3", "test*1*2*3*"] は無効です。

   5. [イメージのステータス] で [タグ付き (プレフィックスマッチング)] を選択した場合、[ワイルドカードマッチング用のタグを指定] では、ライフサイクルポリシーに基づいてアクションを実行するためのイメージタグのリストを指定できます。

   6. [一致条件] で、[イメージをプッシュしてから] または [次の数値を超えるイメージ数] を選択し、値を指定します。

   7. [保存] を選択します。

7. ステップ 5 ～ 7 を繰り返すことにより、追加のライフサイクルポリシーのルールを作成します。

8. ライフサイクルポリシーのプレビューを実行するには、[テストの保存と実行] を選択します。

9. [イメージがテストライフサイクルルールに一致しました] で、ライフサイクルポリシーのプレビューの影響を確認します。

10. プレビューの結果に満足したら、[Apply as lifecycle policy] を選択して指定したルールでライフサイクルポリシーを作成します。ライフサイクルポリシーの適用すると、影響を受けるイメージが 24 時間以内に有効期限切れになります。

11. プレビュー結果に満足できない場合は、1 つ以上のテストライフサイクルルールを削除し、1 つ以上のルールを作成して置き換え、テストを繰り返すことができます。