メニュー
Amazon ElastiCache
ユーザーガイド (API Version 2015-02-02)

クライアントライブラリへの自動検出の追加

自動検出の設定情報は、各キャッシュクラスターノードに冗長的に保存されます。クライアントアプリケーションは、任意のキャッシュノードのクエリを実行し、クラスター内のすべてのノードの設定情報を取得できます。

アプリケーションがこれを行う方法は、キャッシュエンジンバージョンによって異なります。

  • キャッシュエンジンバージョンが 1.4.14 以上の場合、config コマンドを使用します。

  • キャッシュエンジンバージョンが 1.4.14 未満の場合get AmazonElastiCache:cluster コマンドを使用します。

これらの 2 つのコマンドの出力は同じです。以下の「出力形式」セクションで説明します。

キャッシュエンジンバージョン 1.4.14 以上

キャッシュエンジンバージョン 1.4.14 以上の場合、config コマンドを使用します。このコマンドは、ElastiCache により Memcached ASCII およびバイナリプロトコルに追加され、ElastiCache クラスタークライアントに実装されます。別のクライアントライブラリで自動検出を使用する場合、config コマンドをサポートするためにそのライブラリを拡張する必要があります。

注記

以下のドキュメントは ASCII プロトコルに関連しています。ただし、config コマンドでは ASCII とバイナリの両方がサポートされます。バイナリプロトコルを使用する自動検出サポートを追加する場合、「ElastiCache クラスタークライアントのソースコード」を参照してください。

構文

config [sub-command] [key]

オプション

名前 説明 必須
sub-command

キャッシュノードの操作に使用されるサブコマンド。自動検出の場合、このサブコマンドは get です。

はい
key

クラスター設定が格納されたキー。自動検出の場合、このキーの名前は cluster です。

はい

クラスターの設定情報を取得するには、以下のコマンドを使用します。

Copy
config get cluster

キャッシュエンジンバージョン 1.4.14 未満

クラスターの設定情報を取得するには、以下のコマンドを使用します。

Copy
get AmazonElastiCache:cluster

注記

「AmazonElastiCache:cluster」キーには、クラスターの設定情報が存在するため、変更しないことをお勧めします。このキーを上書きした場合、ElastiCache により設定情報が自動的かつ正しく設定されるまで、クライアントの設定が短時間 (15 秒以内) 不適切になる可能性があります。

出力形式

config get cluster を使用するか get AmazonElastiCache:cluster を使用するかにかかわらず、応答は 2 行で構成されます。

  • 設定情報のバージョン番号。キャッシュクラスターにノードが追加または削除されるたび、バージョン番号は 1 ずつ増加します。

  • キャッシュノードのリスト。リスト内の各ノードは、hostname|ip-address|port グループによって表され、各ノードはスペースで区切られます。

各行の末尾には、キャリッジリターンと改行文字 (CR + LF) が表示されます。データ行には最後に改行文字 (LF) が含まれ、ここに CR + LF が追加されます。バージョン設定行は、CR なしの LF で終了します。

3 つのノードを含むキャッシュクラスターは、次のように表されます。

configversion\n
hostname|ip-address|port hostname|ip-address|port hostname|ip-address|port\n\r\n

各ノードは、CNAME およびプライベート IP アドレスと共に表示されます。CNAME は常に存在します。プライベート IP アドレスを使用できない場合は表示されませんが、その場合もパイプ文字「|」は出力されます。

設定情報のクエリを実行した場合に返されるペイロードの例を次に示します。

CONFIG cluster 0 147\r\n
12\n
myCluster.pc4ldq.0001.use1.cache.amazonaws.com|10.82.235.120|11211 myCluster.pc4ldq.0002.use1.cache.amazonaws.com|10.80.249.27|11211\n\r\n 
END\r\n

注記

  • 2 行目は、設定情報がこれまで 12 回変更されたことを示しています。

  • 3 行目のノードのリストでは、ホスト名がアルファベット順に並んでいます。この順序は、現在クライアントアプリケーションで何を使用しているかにより異なる場合があります。