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Amazon ElastiCache
ユーザーガイド (API Version 2015-02-02)

コスト配分のタグによるコストのモニタリング

Amazon ElastiCache でリソースにコスト配分タグを追加する場合、リソースのタグ値に基づいて請求書の費用をグループ化してコストを追跡できます。

ElastiCache コスト配分タグは、ElastiCache リソースを定義してそのリソースに関連付けるキーと値のペアです。キーと値は大文字と小文字が区別されます。タグキーを使用してカテゴリを定義し、タグ値をそのカテゴリの項目にすることができます。たとえば、「CostCenter」というタグキーと「10010」というタグ値を定義して、リソースがコストセンター 10010 に割り当てられていることを示すことができます。また、Environment などのキーと、testproduction などの値を使用して、リソースがテスト用なのか本稼働用なのかを示すこともできます。リソースに関連付けられているコストの追跡が簡単になるように、一貫した一連のタグキーを使用することをお勧めします。

コスト配分タグを使用して AWS 請求書を整理し、自分のコスト構造を反映します。そのためには、AWS アカウントにサインアップして、タグキー値が含まれた AWS アカウントの請求書を取得する必要があります。 次に、結合したリソースのコストを見るには、同じタグキー値のリソースに従って請求書情報を整理します。たとえば、複数のリソースに特定のアプリケーション名のタグを付け、請求情報を整理することで、複数のサービスを利用しているアプリケーションの合計コストを確認することができます。

タグを組み合わせてさらに細かくコストを追跡することもできます。たとえば、リージョンごとのサービスのコストを追跡するために、ServiceRegion というタグキーを使用できます。1 つのリソースでは値を ElastiCacheアジアパシフィック (シンガポール) にし、別のリソースでは値を ElastiCache欧州 (フランクフルト) にします。これによって、ElastiCache の合計コストをリージョン毎に表示できます。詳細については、『AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド』の「コスト配分タグの使用」を参照してください。

ElastiCache のコスト配分タグは、Memcached クラスター、Redis ノード、バックアップに追加できます。タグの追加やリスト、変更、削除を行った場合、そのオペレーションは、指定したクラスター、ノード、またはバックアップにのみ適用されます。

バックアップに追加されたタグは、コスト配分レポートには使用されません。バックアップのタグは、クラスターのタグを保持または復元するために使用されます。バックアップを作成すると、クラスターにあるタグはバックアップにコピーされます。バックアップから復元すると、バックアップにあるタグがクラスターにコピーされます。

ElastiCache コスト配分タグの特徴

  • コスト配分タグは、ARN として CLI および API オペレーションで指定された ElastiCache リソースに適用されます。リソースタイプは、「クラスター」または「スナップショット」です。

    サンプル ARN: arn:aws:elasticache:<region>:<customer-id>:<resource-type>:<resource-name>

    • Memcached: タグはクラスターに適用されます。

      サンプル arn: arn:aws:elasticache:us-west-2:1234567890:cluster:mymemcached

    • Redis: タグは個々のノードに適用されます。このため、タグは、レプリケーションを持つ Redis クラスター内のノードに別々に適用できます。

      サンプル arn

      • Redis (クラスターモードが無効) レプリケーションなし:

        サンプル arn: arn:aws:elasticache:us-west-2:1234567890:cluster:myredis

      • Redis (クラスターモードが無効) レプリケーションあり:

        サンプル arn: arn:aws:elasticache:us-west-2:1234567890:cluster:myredis-001

      • Redis (クラスターモードが有効):

        サンプル arn: arn:aws:elasticache:us-west-2:1234567890:cluster:myredis-0001-001

    • バックアップ (Redis): タグは、バックアップに適用されます。

      サンプル arn: arn:aws:elasticache:us-west-2:1234567890:snapshot:myredisbackup

     

  • タグキーは、必須のタグ名です。キーの文字列値は、長さが 1~128 文字の Unicode 文字です。aws: をプレフィックスとして使用することはできません。文字列には、一連の Unicode 文字、数字、空白、下線 ( _ )、ピリオド ( . )、コロン ( : )、バックスラッシュ ( \ )、等号 ( = )、符号 ( + )、ハイフン ( - ) または記号 ( @ ) のみ含むことができます。

     

  • タグ値は、オプションのタグの値です。値の文字列値は、長さが 1~256 文字の Unicode 文字です。aws: をプレフィックスとして使用することはできません。文字列には、一連の Unicode 文字、数字、空白、下線 ( _ )、ピリオド ( . )、コロン ( : )、バックスラッシュ ( \ )、等号 ( = )、符号 ( + )、ハイフン ( - ) または記号 ( @ ) のみ含むことができます。

     

  • タグは、クラスター (Memcached)、ノード (Redis)、またはバックアップ (Redis) といった ElastiCache リソースに適用できます。

     

  • ElastiCache リソースには、最大 50 個のタグを設定できます。

     

  • 値はタグセット内で一意である必要はありません。たとえば、タグセット内に ServiceApplication というキーがあり、両方の値として ElastiCache を指定できます。

AWS は、タグに意味論的意味を適用しません。タグは文字列として厳密に解釈されます。AWS によって、どの ElastiCache リソースのタグも自動的には設定されません。

ElastiCache 管理コンソール、AWS CLI、ElastiCache API を使用して、ElastiCache リソースのタグを追加、リスト表示、変更、または削除することができます。