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Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API Version 2014-10-31)

データベースエンジンの更新 2016-04-06 版

バージョン: 1.6

この更新には以下の改良点が含まれています。

新機能:

  • 並列先読み – 並列先読みは、すべての Amazon Aurora DB クラスターでデフォルトで有効になりました。設定することはできなせん。並列先読みは、2015 年 12 月の更新で導入されました。詳細については、「データベースエンジンの更新 2015-12-03 版」を参照してください。

    並列先読みがデフォルトで有効になったことに加えて、このリリースでは並列先読みに以下の機能強化が追加されています。

    • 並列先読みの積極性が低くなるようにロジックが改善されました。これは、DB クラスターで多くの並列ワークロードが生じた場合に役立ちます。

    • 小さいテーブルの安定性が向上しました。

  • バイナリログの効率的なストレージ (ラボモード) – MySQL バイナリログファイルが、Amazon Aurora により効率的に保存されるようになりました。新しいストレージ実装により、バイナリログファイルをかなり簡単に削除できるようになり、バイナリログレプリケーションマスターとなっている Amazon Aurora DB クラスターにおけるインスタンスのシステムパフォーマンスが向上します。

    バイナリログの効率的なストレージを有効にするには、プライマリインスタンスまたは Aurora レプリカのパラメータグループで、aurora_lab_mode パラメータを 1 に設定します。aurora_lab_mode パラメータはインスタンスレベルのパラメータであり、デフォルトでは default.aurora5.6 クラスターパラメータグループにあります。DB パラメータグループの変更については、「DB パラメータグループのパラメータの変更」を参照してください。パラメータグループおよび Amazon Aurora の詳細については、「DB クラスターパラメータと DB インスタンスパラメータ」を参照してください。

    バイナリログの効率的なストレージは、MySQL バイナリログレプリケーションマスターインスタンスとなっている Amazon Aurora DB クラスター内のインスタンスでのみ有効にしてください。

  • AURORA_VERSION システム変数AURORA_VERSION システム変数のクエリを実行することで、Aurora DB クラスターのバージョンを取得できるようになりました。

    Amazon Aurora のバージョンを取得するには、次のいずれかのクエリを使用します。

    Copy
    select AURORA_VERSION();
    Copy
    select @@aurora_version;
    Copy
    show variables like '%version';

    DB クラスターを変更するとき、または describe-db-engine-versions AWS CLI コマンドや DescribeDBEngineVersions API アクションを呼び出すことにより、AWS マネジメントコンソール で Amazon Aurora のバージョンを確認することもできます。

  • ロックマネージャーのメモリ使用量メトリクス – ロックマネージャーのメモリ使用量に関する情報がメトリクスとして入手できるようになりました。

    ロックマネージャーのメモリ使用量メトリクスを取得するには、次のいずれかのクエリを使用します。

    Copy
    show global status where variable_name in ('aurora_lockmgr_memory_used');
    Copy
    select * from INFORMATION_SCHEMA.GLOBAL_STATUS where variable_name in ('aurora_lockmgr_memory_used');

改良点:

  • バイナリログと XA トランザクションの回復時に安定性が向上しました。

  • 接続数が多いことによるメモリの問題が修正されました。

  • メトリクス Read Throughput Read IOPSRead LatencyWrite ThroughputWrite IOPSWrite LatencyDisk Queue Depth の精度が向上しました。

  • クラッシュ後に大きいインスタンスの起動が遅くなる安定性の問題が修正されました。

  • 同期メカニズムとキャッシュの削除に関連するデータディクショナリの同時性が強化されました。

  • Aurora レプリカの安定性とパフォーマンスの向上:

    • プライマリインスタンスの書き込みワークロードが大きい場合や急増したときの Aurora レプリカの安定性の問題が修正されました。

    • db.r3.4xlarge インスタンスと db.r3.8xlarge インスタンスのレプリカラグが強化されました。

    • ログレコードの適用と Aurora レプリカでの同時読み取りの間の競合を減らすことにより、パフォーマンスが向上しました。

    • 新たに作成された統計または更新された統計について、Aurora レプリカにおける統計の更新時の問題が修正されました。

    • プライマリインスタンスにトランザクションが多く、Aurora レプリカにおいて同じデータの同時読み取りが行われる場合に、Aurora レプリカの安定性が向上しました。

    • JOIN ステートメントを使用して UPDATE および DELETE ステートメントを実行するときの Aurora レプリカの安定性が向上しました。

    • INSERT … SELECT ステートメントを実行するときの Aurora レプリカの安定性が向上しました。

MySQL バグ修正の統合:

  • アサーション `!M_ORDERED_REC_BUFFER' 失敗のバグ #18694052 修正を 5.6 にバックポート (ポートのバグ #18305270)

  • MEMCPY()、HA_PARTITION::POSITION のセグメンテーション違反 (ポートのバグ # 18383840)

  • PARTITIONING,INDEX_MERGE AND NO PK の結果が正しくない (ポートのバグ # 18167648)

  • EXPORT: ASSERTION IN HA_PARTITION::EXTRA の FLUSH TABLES (ポートのバグ # 16943907)

  • 仮想 HA_ROWS HANDLER::MULTI_RANGE_READ_INFO_CONST におけるサーバークラッシュ (ポートのバグ # 16164031)

  • 範囲オプティマイザが SEL_ARG::RB_INSERT() でクラッシュする (ポートのバグ # 16241773)