メニュー
Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API Version 2014-10-31)

外部の MySQL データベースから Amazon Aurora DB クラスターへのデータ移行

データベースが InnoDB または MyISAM のテーブルスペースをサポートしている場合、これらのオプションを使用して、データを Amazon Aurora DB クラスターに移行できます。

  • mysqldump ユーティリティを使用してデータのダンプを作成し、そのデータを既存の Amazon Aurora DB クラスターにインポートできます。詳細については、「mysqldump を使用した MySQL から Amazon Aurora への移行」を参照してください。

  • これで、データベースから Amazon S3 バケットに完全および増分バックアップファイルをコピーし、これらのファイルから Amazon Aurora DB クラスターを復元できます。このオプションは、mysqldump を使用したデータの移行よりもかなり高速になる場合があります。詳細については、「Amazon S3 バケットを使用した MySQL からのデータ移行」を参照してください。

Amazon S3 バケットを使用した MySQL からのデータ移行

ソースの MySQL バージョン 5.5 または 5.6 データベースから Amazon S3 バケットに完全および増分バックアップファイルをコピーし、これらのファイルから Amazon Aurora DB クラスターを復元できます。

このオプションは、mysqldump を使用したデータ移行よりもかなり高速になる場合があります。これは、mysqldump を使用することですべてのコマンドが再生され、新しい Amazon Aurora DB クラスターのソースデータベースからスキーマとデータが再作成されるためです。ソース MySQL データファイルをコピーすることで、Amazon Aurora はこれらのファイルを即座に DB クラスター用のデータとして使用できます。

Amazon Aurora は、データベースからすべてを復元するわけではありません。ソース MySQL または MariaDB データベースからデータベーススキーマと以下の項目の値を保存し、作成後に復元された Amazon Aurora DB クラスターに追加する必要があります。

  • ユーザーアカウント

  • 関数

  • ストアドプロシージャ

  • タイムゾーン情報。タイムゾーン情報は、Amazon Aurora DB クラスターのローカルオペレーティングシステムからロードされます。詳細については、「Amazon Aurora DB クラスターのローカルタイムゾーン」を参照してください。

開始する前に

Amazon S3 バケットにデータをコピーし、それらのファイルから DB クラスターを復元するには、事前に以下の作業を行う必要があります。

  • Percona XtraBackup をローカルサーバーにインストールします。

  • お客様に代わって Amazon Aurora が Amazon S3 バケットにアクセスすることを許可します。

Percona XtraBackup のインストール

Amazon Aurora では、Percona XtraBackup を使用して作成されたファイルから DB クラスターを復元できます。Percona XtraBackup は、Percona ウェブサイトからインストールできます。

注記

Percona XtraBackup バージョン 2.3 以降を使用する必要があります。Aurora は以前のバージョンの Percona XtraBackup と互換性がありません。

必要なアクセス許可

MySQL データを Amazon Aurora DB クラスターに移行するには、複数のアクセス権限が必要です。

  • Amazon RDS による Amazon S3 バケットからの新しいクラスターの作成をリクエストするユーザーには、AWS アカウントのバケットをリストするアクセス権限が必要です。このアクセス権限は、AWS Identity and Access Management (IAM) ポリシーを使用してユーザーに付与します。

  • Amazon RDS では、Amazon Aurora DB クラスターの作成に使用されるファイルを保存する Amazon S3 にバケットに、お客様に代わってアクセスする権限が必要です。IAM サービスロールを使用して、Amazon RDS に必要なアクセス権限を付与します。

  • リクエストを実行するユーザーには、AWS アカウントの IAM ロールをリストするアクセス権限も必要です。

  • リクエストを実行するユーザーが IAM サービスロールを作成するか、Amazon RDS が IAM サービスロールを作成することをリクエストする場合 (コンソールを使用)、ユーザーには AWS アカウントの IAM ロールを作成するアクセス権限が必要です。

たとえば、次の IAM ポリシーでは、コンソールを使用して IAM ロールのリスト、IAM ロールの作成、およびアカウントの S3 バケットのリストを行うために必要な最小のアクセス権限をユーザーに付与します。

Copy
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "iam:ListRoles", "iam:CreateRole", "iam:CreatePolicy", "iam:AttachRolePolicy", "s3:ListBucket", "s3:ListObjects" ], "Resource": "*" } ] }

さらに、ユーザーが IAM ロールを S3 バケットに関連付けるためには、IAM ユーザーに、その IAM ロールの iam:PassRole アクセス権限が必要です。このアクセス権限により、ユーザーが S3 バケットに関連付けることができる IAM ロールを管理者が制限できます。

たとえば、次の IAM ポリシーでは、S3Access という名前のロールをユーザーが S3 バケットに関連付けることができます。

Copy
{ "Version":"2012-10-17", "Statement":[ { "Sid":"AllowS3AccessRole", "Effect":"Allow", "Action":"iam:PassRole", "Resource":"arn:aws:iam::123456789012:role/S3Access" } ] }

IAM ユーザーのアクセス権限の詳細については、「Amazon RDS でアイデンティティベースのポリシー (IAM ポリシー) を使用する」を参照してください。

IAM サービスロールの作成

[Create a New Role] オプション (このトピックで後述します) を選択して、Amazon RDS マネジメントコンソールでロールを作成することができます。このオプションを選択して新しいロールの名前を指定すると、この指定した名前を使用して Amazon RDS から S3 バケットにアクセスするために必要な IAM サービスロールが Amazon RDS で作成されます。

または、次の手順を使用して手動でロールを作成できます。

Amazon RDS が Amazon S3 にアクセスするための IAM ロールを作成するには

  1. AWS マネジメントコンソール にサインインし、IAM コンソール(https://console.aws.amazon.com/iam/)を開きます。

  2. ナビゲーションペインで [Roles (ロール) ] を選択します。

  3. [新しいロールの作成] を選択し、新しいロールの [ロール名] の値を指定して、[次のステップ] を選択します。

  4. [AWS Service Roles] で [Amazon RDS] を見つけ、[Select] を選択します。

  5. [ポリシーのアタッチ] ステップで、アタッチするポリシーを選択しないでください。代わりに、[Next Step] を選択します。

  6. ロール情報を確認し、[Create Role] を選択します。

  7. ロールのリストで、新しく作成したロールの名前を選択します。[Permissions] タブを選択します。

  8. [Inline Policies] を選択します。新しいロールにポリシーがアタッチされていないため、ポリシーを作成するよう求められます。リンクをクリックして新しいポリシーを作成します。

  9. [Set Permissions] ページで、[Custom Policy] を選択し、次に [Select] をクリックします。

  10. S3-bucket-policy などの [Policy Name] を入力します。[Policy Document] の次のコードを追加し、<bucket name> を、アクセスを許可する S3 バケットの名前で置き換えます。

    ポリシードキュメントの一部として、ファイル名プレフィックスを含めることもできます。プレフィックスを指定すると、Amazon Aurora は指定されたプレフィックスで始まる S3 バケットのファイルを使用して DB クラスターを作成します。プレフィックスを指定しない場合、Aurora は S3 バケットのすべてのファイルを使用して DB クラスターを作成します。

    プレフィックスを指定するには、次の <prefix> をファイル名のプレフィックスに置き換えます。プレフィックスの後にアスタリスク (*) を含めます。プレフィックスを指定しない場合は、アスタリスクのみを指定します。

    Copy
    { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket", "s3:GetBucketLocation" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::<bucket name>" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:GetObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::<bucket name>/<prefix>*" ] } ] }
  11. [Apply Policy] を選択します。

DB クラスターとして復元するためのファイルのバックアップ

Percona Xtrabackup を使用して MySQL データベースファイルの完全バックアップを作成し、そのバックアップファイルを Amazon S3 バケットにアップロードできます。または、Percona Xtrabackup を使用して MySQL データベースファイルをバックアップ済みである場合は、既存の完全および増分バックアップディレクトおよびファイルを Amazon S3 バットにアップロードできます。

Percona Xtrabackup での完全バックアップの作成

Amazon Aurora DB クラスターを作成するために S3 から復元できる、MySQL データベースファイルの完全バックアップを作成するには、Percona Xtrabackup ユーティリティ (innobackupex) を使用してデータベースをバックアップします。

たとえば、次のコマンドは MySQL データベースのバックアップを作成し、ファイルを /s3-restore/backup フォルダに保存します。

Copy
innobackupex --user=myuser --password=<password> --no-timestamp /s3-restore/backup

バックアップを 1 つのファイル (必要に応じて分割できます) に圧縮する場合、以下のいずれかの形式を使用して --stream オプションを使用してバックアップを保存できます。

  • Gzip (.gz)

  • tar (.tar)

  • Percona xbstream (.xbstream)

次のコマンドでは、複数の Gzip ファイルに分割された MySQL データベースのバックアップを作成します。

Copy
innobackupex --user=myuser --password=<password> --stream=tar \ /mydata/s3-restore/backup | gzip - | split -d --bytes=500MB \ - /mydata/s3-restore/backup/backup.tar.gz

次のコマンドでは、複数の tar ファイルに分割された MySQL データベースのバックアップを作成します。

Copy
innobackupex --user=myuser --password=<password> --stream=tar \ /mydata/s3-restore/backup | split -d --bytes=500MB \ - /mydata/s3-restore/backup/backup.tar

たとえば、次のコマンドでは、複数の xbstream ファイルに分割された MySQL データベースのバックアップを作成します。

Copy
innobackupex --stream=xbstream \ /mydata/s3-restore/backup | split -d --bytes=500MB \ - /mydata/s3-restore/backup/backup.xbstream

Percona Xtrabackup ユーティリティを使用して MySQL データベースをバックアップしたら、バックアップディレクトリおよびファイルを Amazon S3 バケットにコピーできます。

ファイルを作成して Amazon S3 バケットにアップロードする方法については、Amazon S3 入門ガイドの「Amazon Simple Storage Service の使用開始」を参照してください。

Percona Xtrabackup での増分バックアップの使用

Aurora は、Percona Xtrabackup を使用して作成された完全バックアップおよび増分バックアップの両方をサポートしています。Percona Xtrabackup を使用して MySQL データベースファイルの完全および増分バックアップを作成済みである場合は、完全バックアップを作成して Amazon S3 にアップロードする必要はありません。代わりに、既存の完全および増分バックアップのディレクトリおよびファイルを Amazon S3 バケットにコピーして、多大な時間を節約できます。Percona Xtrabackup を使用した増分バックアップの作成の詳細については、「Incremental Backups with innobackupex」を参照してください。

既存の完全および増分バックアップファイルを Amazon S3 バケットにコピーするときは、ベースディレクトリのコンテンツを再帰的にコピーする必要があります。これらのコンテンツには、完全バックアップと、すべての増分バックアップディレクトリおよびファイルが含まれます。このコピーは、Amazon S3 バケットのディレクトリ構造を維持する必要があります。Aurora は、すべてのファイルとディレクトリを反復処理します。Aurora では、各増分バックアップに含まれている xtrabackup-checkpoints ファイルを使用してベースディレクトリを識別し、ログシーケンス番号 (LSN) の範囲に従って増分バックアップを整理します。

ファイルを作成して Amazon S3 バケットにアップロードする方法については、Amazon S3 入門ガイドの「Amazon Simple Storage Service の使用開始」を参照してください。

バックアップに関する考慮事項

Amazon S3 では、Amazon S3 バケットにアップロードするファイルのサイズが 5 テラバイト (TB) に制限されます。データベースのバックアップデータが 5 TB を超える場合は、split コマンドを使用して、それぞれが 5 TB 未満の複数のファイルにバックアップファイルを分割する必要があります。

Amazon RDS では、Amazon S3 バケットにアップロードするソースファイルの数が百万までに制限されます。データベースのバックアップデータ (すべての完全および増分バックアップを含む) 内に多数のファイルがある場合は、tarball (.tar.gz) ファイルを使用して完全および増分バックアップファイルを Amazon S3 バケットに保存します。

Aurora では、ファイル名に基づいてバックアップファイルを使用します。ファイル形式に基づいた適切なファイル拡張子でバックアップファイルの名前を付けてください。たとえば、Percona xbstream 形式を使用して保存されるファイルでは、.xbstream のようにします。

Aurora では、アルファベット順および通常の数値順にバックアップファイルを使用します。バックアップファイルが適切な順序で書き込まれ、名前が付けられるように、innobackupex コマンドを発行するときは必ず split オプションを使用します。

Aurora では、Percona Xtrabackup を使用して作成された部分バックアップがサポートされていません。データベースのソースファイルをバックアップするときに、--include--tables-file、または --databases オプションを使用して部分バックアップを作成することはできません。

Aurora では、--no-timestamp オプションの有無にかかわらず、Percona Xtrabackup を使用して作成された増分バックアップをサポートします。増分バックアップのディレクトリ構造の深さを制限するために、--no-timestamp オプションを使用することをお勧めします。

詳細については、「 innobackupex Script」を参照してください。

Amazon S3 バケットからの Aurora DB クラスターの復元

Amazon RDS コンソールを使用して、Amazon S3 バケットからバックアップファイルを復元して新しい Amazon Aurora DB クラスターを作成できます。

Amazon Aurora DB クラスターをファイルから S3 バケットに復元するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. RDS ダッシュボードで、[Restore Aurora DB Cluster from S3] を選択します。

  3. [Specify Source Backup Details] で、以下を指定します。

    使用するオプション 操作

    ソースエンジン

    現在、Amazon Aurora は mysql データベースエンジン用のバックアップファイルからのみの復元をサポートしています。

    ソースエンジンのバージョン

    バックアップファイルの作成元の MySQL データベースのバージョンを指定します。MySQL バージョン 5.5 と 5.6 がサポートされています。

    S3 バケット

    バックアップファイルが保存されている Amazon S3 バケットを選択します。

    S3 バケットプレフィックス

    (オプション) Amazon S3 バケットに保存されているファイルのファイルパスプレフィックスを指定します。[S3 Bucket Prefix] はオプションです。プレフィックスを指定しない場合、Amazon Aurora は S3 バケットのルートフォルダにあるすべてのファイルとフォルダを使用して DB クラスターを作成します。プレフィックスを指定すると、Amazon Aurora はファイルのフルパスが指定されたプレフィックスで始まる S3 バケットのファイルとフォルダを使用して DB クラスターを作成します。

    Amazon Aurora は、S3 バケットのそのほかのサブフォルダを横断してバックアップファイルを探しません。S3 バケットプレフィックスにより識別されるフォルダのファイルのみ使用されます。バックアップファイルを S3 バケットのサブフォルダに保存する場合、ファイルが保存されるフォルダのフルパスを識別するプレフィックスを指定する必要があります。

    たとえば、backups という名前の S3 バケットのサブフォルダにバックアップファイルを保存し、複数のバックアップファイルセットがそれぞれ独自のディレクトリ (gzip_backup1gzip_backup2 など) にあるとします。この場合、プレフィックス backups/gzip_backup1 を指定して、gzip_backup1 フォルダのファイルから復元することができます。

    新しいロールの作成

    [Yes] を選択して新しい IAM ロールを作成するか、[No] を選択して既存の IAM ロールから選択し、Amazon Aurora がユーザーに代わって Amazon S3 にアクセスすることを許可します。詳細については、「必要なアクセス許可」を参照してください。

    IAM ロール名

    このオプションは、[新しいロールの作成] が [Yes] に設定されている場合にのみ使用できます。作成される新しい IAM ロールの名前を指定します。新しいロールは、ユーザーに代わって Amazon Aurora が Amazon S3 にアクセスすることを承認するために使用されます。詳細については、「必要なアクセス許可」を参照してください。

    IAM ロール

    このオプションは、[新しいロールの作成] が [No] に設定されている場合にのみ使用できます。お客様に代わって Amazon S3 にアクセスすることを Amazon Aurora に許可するために作成した IAM ロールを選択します。IAM ロールを作成していない場合は、代わりに [新しいロールの作成] を [Yes] に設定して作成できます。詳細については、「必要なアクセス許可」を参照してください。

    一般的な [Specify Source Backup Details] ページは次のようになります。

     Amazon S3 バケットからの Amazon Aurora の移行
  4. [Next Step] を選択します。

  5. [Specify DB Details] ページで、DB クラスターの情報を指定します。次の表は、DB インスタンスの設定を示しています。

    使用するオプション 操作

    DB インスタンスクラス

    DB クラスターの各インスタンスに対する処理要件やメモリ要件を定義する DB インスタンスクラスを選択します。Aurora は、db.t2.smalldb.t2.mediumdb.r3.largedb.r3.xlargedb.r3.2xlargedb.r3.4xlarge、および db.r3.8xlarge の各 DB インスタンスクラスをサポートします。DB インスタンスクラスのオプションについては、「DB インスタンスクラス」を参照してください。

    マルチ AZ 配置

    フェイルオーバーのサポート用に他のアベイラビリティーゾーンで Aurora レプリカを作成するかどうかを決めます。複数のアベイラビリティーゾーンの詳細については、「リージョンとアベイラビリティーゾーン」を参照してください。

    DB Instance Identifier

    DB クラスターのプライマリインスタンスの名前を入力します。この識別子は、DB クラスターのプライマリインスタンスのエンドポイントアドレスで使用されます。

    DB インスタンス識別子には次の制約があります。

    • 1 ~ 63 文字の英数字またはハイフンを使用する必要があります。

    • 1 字目は文字である必要があります。

    • ハイフンを、文字列の最後に使用したり、2 つ続けて使用したりすることはできません。

    • 各リージョンの各 AWS アカウントのすべての DB インスタンスの中で一意である必要があります。

    Master Username

    DB クラスターにログオンするためのマスターユーザー名を英数字で入力します。マスターユーザー名アカウントには、次のデフォルト特権が付与されます。create, drop, references, event, alter, delete, index, insert, select, update, create temporary tables, lock tables, trigger, create view, show view, alter routine, create routine, execute, create user, process, show databases, grant option

    Master Password

    マスターユーザーのパスワードを 8 ~ 41 文字で入力します。使用できるのは印刷可能な ASCII 文字 (/、"、@ を除く) です。

    一般的な [Specify DB Details] ページは次のようになります。

     Amazon Aurora DB インスタンス起動ウィザードの DB インスタンスの詳細
  6. マスターパスワードを確認し、[Next] を選択します。

  7. [Configure Advanced Settings] ページで、Aurora DB クラスターのその他の設定をカスタマイズできます。次の表は、DB クラスターの詳細設定を示しています。

    使用するオプション 操作

    VPC

    DB クラスターをホストする VPC を選択します。[Create a New VPC] を選択して、Amazon RDS で VPC を作成します。詳細については、このトピックで前述した「DB クラスターの前提条件」を参照してください。

    サブネットグループ

    DB クラスターで使用する DB サブネットグループを選択します。[Create a New DB Subnet Group] を選択し、Amazon RDS で DB サブネットグループを作成します。詳細については、このトピックで前述した「DB クラスターの前提条件」を参照してください。

    パブリックアクセス可能

    DB クラスターにパブリック IP アドレスを指定するには [Yes] を選択します。それ以外の場合は [No] を選択します。DB クラスターのインスタンスでは、パブリック DB インスタンスとプライベート DB インスタンスの両方を混在させることができます。パブリックアクセスからインスタンスを隠す方法については、「VPC の DB インスタンスをインターネットから隠す」を参照してください。

    アベイラビリティーゾーン

    特定のアベイラビリティーゾーンを指定するかどうかを指定します。利用可能ゾーンについての詳細は、リージョンとアベイラビリティーゾーン を参照してください。

    VPC セキュリティグループ

    DB クラスターへのネットワークアクセスの保護用に 1 つ以上の VPC セキュリティグループを選択します。[Create a New VPC Security Group] を選択して、Amazon RDS で VPC セキュリティグループを作成します。詳細については、このトピックで前述した「DB クラスターの前提条件」を参照してください。

    DB クラスター識別子

    DB クラスターの名前を入力します。この名前は選択したリージョン内で、お客様のアカウントに対して一意である必要があります。この識別子は、DB クラスターのクラスターエンドポイントアドレスで使用されます。クラスターエンドポイントの詳細については、「Aurora エンドポイント」を参照してください。

    DB クラスター識別子には以下の制約があります。

    • 1 ~ 63 文字の英数字またはハイフンを使用する必要があります。

    • 1 字目は文字である必要があります。

    • ハイフンを、文字列の最後に使用したり、2 つ続けて使用したりすることはできません。

    • 各リージョンの各 AWS アカウントのすべての DB クラスターの中で一意である必要があります。

    Database Name

    データベースの名前を、英数字 64 文字以内で入力します。名前の指定がない場合、Amazon RDS は作成中の DB クラスターにデータベースを作成しません。

    Database Port

    データベースにアクセスするためにアプリケーションやユーティリティで使用されるポートを指定します。Aurora DB クラスターのデフォルトの MySQL ポートは 3306 になります。会社のファイアウォールによっては、デフォルトの MySQL ポートへの接続がブロックされます。会社のファイアウォールがデフォルトのポートをブロックする場合は、新しい DB クラスター用に別のポートを選択します。

    DB Parameter Group

    DB パラメータグループを選択します。Aurora にはデフォルトの DB パラメータグループが用意されています。また、独自の DB パラメータグループを作成することもできます。DB パラメータグループの詳細については、「DB パラメータグループを使用する」を参照してください。

    DB クラスターのパラメータグループ

    DB クラスターパラメータグループを選択します。Aurora にはデフォルトの DB クラスターパラメータグループが用意されています。また、独自の DB クラスターパラメータグループを作成することもできます。DB クラスターパラメータグループの詳細については、「DB パラメータグループを使用する」を参照してください。

    Option Group

    オプショングループを選択します。Aurora にはデフォルトのオプショングループが用意されています。また、独自のオプショングループを作成することもできます。オプショングループの詳細については、「オプショングループを使用する」を参照してください。

    暗号を有効化

    この DB クラスターを保管時に暗号化するには、[Yes] を選択します。詳細については、「Amazon RDS リソースの暗号化」を参照してください。

    優先度

    インスタンスのフェイルオーバー優先度を選択します。値を選択しない場合、デフォルト値は tier-1 になります。この優先度により、プライマリインスタンスの障害からの復旧時に、Aurora レプリカを昇格する順序が決まります。詳細については、「Aurora DB クラスターの耐障害性」を参照してください。

    バックアップの保存期間

    Aurora がデータベースのバックアップコピーを保持する期間 (1 ~ 35 日) を選択します。バックアップコピーは、データベースの秒単位のポイントインタイム復元 (PITR) で使用できます。

    Enable Enhanced Monitoring

    DB クラスターが実行されているオペレーティングシステムに対してリアルタイムでのメトリクスの収集を有効にするには、[Yes] を選択します。詳細については、「拡張モニタリング」を参照してください。

    モニタリングロール

    このオプションは、[Enable Enhanced Monitoring] が [Yes] に設定されている場合にのみ使用できます。Amazon RDS が Amazon CloudWatch Logs と通信することを許可するために作成した IAM ロールを選択します。

    詳細度

    このオプションは、[Enable Enhanced Monitoring] が [Yes] に設定されている場合にのみ使用できます。DB クラスターのメトリクスを収集する間隔を秒単位で設定します。

    Auto Minor Version Upgrade

    このオプションは Amazon Aurora には適用されません。この署名は無視できます。

    メンテナンス時間

    週 1 回のシステムメンテナンスを実行できる時間帯を選択します。

    一般的な [Configure Advanced Settings] ページは次のようになります。

     Amazon Aurora DB インスタンス起動ウィザードの詳細設定の編集
  8. [Launch DB Instance] を選択して Aurora DB インスタンスを起動し、[Close] を選択してウィザードを閉じます。

Amazon RDS コンソールでは、新しい DB インスタンスが DB インスタンスのリストに表示されます。DB インスタンスが作成されて使用できるようになるまで、DB インスタンスのステータスは creating となります。ステータスが [available] に変わったら、DB クラスターのプライマリインスタンスに接続できます。DB インスタンスクラスと割り当てられたストレージによっては、新しいインスタンスを使用できるようになるまで数分かかることがあります。

新しく作成したクラスターを表示するには、Amazon RDS コンソールで [Clusters] ビューを選択します。詳細については、「Amazon Aurora DB クラスターの表示」を参照してください。

 Amazon Aurora DB インスタンスリスト

クラスターのポートとエンドポイントをメモします。クラスターのエンドポイントとポートは、書き込みまたは読み取りオペレーションを実行するすべてのアプリケーション用の JDBC 接続文字列と ODBC 接続文字列で使用します。

mysqldump を使用した MySQL から Amazon Aurora への移行

Amazon Aurora は MySQL と互換性があるデータベースであるため、mysqldump ユーティリティを使用して MySQL または MariaDB データベースから既存の Amazon Aurora DB クラスターにデータをコピーできます。非常に大きな MySQL データベースでこれを行う方法については、「わずかなダウンタイムでの Amazon RDS MySQL または MariaDB DB インスタンスへのデータのインポート」を参照してください。データの量が少ない MySQL データベースの場合は、「MySQL DB または MariaDB DB から Amazon RDS MySQL または MariaDB DB インスタンスへのデータのインポート」を参照してください。

関連トピック