Aurora MySQL データベースエンジンの更新: 2016-12-14 (バージョン 1.10) (廃止) - Amazon Aurora

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Aurora MySQL データベースエンジンの更新: 2016-12-14 (バージョン 1.10) (廃止)

バージョン: 1.10

新機能

  • ダウンタイムのないパッチ - この機能は、DB インスタンスがダウンタイムなしにパッチ適用できるようにします。つまり、データベースのアップグレードは、クライアントアプリケーションの切断、またはデータベースの再起動をせずに実行されます。このアプローチにより、メンテナンス期間中の Aurora DB クラスターの可用性が向上します。Performance Schemaのデータなどのテンポラリデータはアップグレードプロセス中にリセットされますのでご注意ください。この機能は、メンテナンス期間中のサービス提供パッチ、およびユーザーがスタートしたパッチに適用されます。

    パッチがスタートされると、サービスは、オープンなロック、トランザクションまたはテンポラリテーブルがないことを確認し、データベースにパッチを適用し再起動できる適切なタイミングを待ちます。パッチの進行中、スループットが一時的に (5 秒ほど) 低下しますが、アプリケーションセッションは保持されます。適切な時間枠が利用できない場合、パッチ適用はスタンダードのパッチ動作に戻ります。

    ダウンタイムなしのパッチはベストエフォート型で実行され、以下で説明するようないくつかの制約があります。

    • 現在この機能は、単一ノード DB クラスター、または、複数ノード DB クラスターの書き込みインスタンスへのパッチに適用されます。

    • この機能で SSL 接続はサポートされていません。アクティブな SSL 接続がある場合、Amazon Aurora MySQL はダウンタイムなしのパッチを実行せず、代わりに SSL 接続が終了したかどうかを確認するため定期的に再試行します。停止している場合、ダウンタイムなしのパッチが実行されます。SSL 接続が数秒以上続く場合、ダウンタイムのあるスタンダードのパッチが実行されます。

    • この機能は Aurora リリース 1.10 以降で利用できます。今後、ダウンタイムなしのパッチ適用の機能を使用して適用することができないリリースまたはパッチを確認していきます。

    • バイナリログに基づくレプリケーションが有効の場合、この機能は使用できません。

  • 空間インデックス - 空間インデックスでは、空間的データを使用するクエリにおける大きなデータセットのクエリパフォーマンスが向上します。空間インデックスの使用については、「Amazon Aurora ユーザーガイド」の「Amazon Aurora MySQL と空間データ」を参照してください。

    この機能はデフォルトでは無効になっており、Aurora のラボモードを有効化すると有効になります。詳細については、「Amazon Aurora ユーザーガイド」の「Amazon Aurora MySQL ラボモード」を参照してください。

  • レプリケーションのパイプラインの改良 - Aurora MySQL では、Aurora レプリカのバッファキャッシュにログストリーミングの更新を適用するためのメカニズムが改善されました。この機能は、マスターでの書き込み負荷が多いとき、または Aurora レプリカでの読み取り負荷が大きいときに、レプリカの読み取りパフォーマンスを向上させます。この機能は、デフォルトでご利用になれます。

  • キャッシュ読み取りのワークロードにおけるスループットの向上 - Aurora MySQL では、読み取りビューの実行にラッチのない同時アルゴリズムを使用することで、バッファキャッシュから提供された読み取りクエリのスループットが向上しています。このような改善の結果、1 秒あたりの読み取り数が、MySQL 5.7 では SysBench の SELECT-only のワークロードで 164 K のスループットであるのに対し、Amazon Aurora MySQL では最大 625 K のスループットを実現できます。

  • ホット行の競合があるワークロードにおけるスループットの向上 - Aurora MySQL は新しいロックリリースアルゴリズムを使用し、特にホットページの競合がある場合 (同じページの列で多くのトランザクションが競合している場合) のパフォーマンスが向上しています。TPC-C ベンチマークのテストでは、1 分あたりのスループットが MySQL 5.7 に比べ 16 倍に向上しました。この機能はデフォルトでは無効になっており、Aurora のラボモードを有効化すると有効になります。詳細については、「Amazon Aurora ユーザーガイド」の「Amazon Aurora MySQL ラボモード」を参照してください。

改良点

  • Aurora レプリカへの読み取りリクエストの後にキャッシュを更新することで、全文検索インデックスキャッシュレプリケーションが高速化されました。この方法により、レプリケーションスレッドがディスクから読み込むことを回避します。

  • データベース名またはテーブル名に特殊文字があるテーブルで Aurora レプリカがディクショナリキャッシュを無効化できない問題を修正しました。

  • ストレージの温度管理が有効になっている場合の分散ストレージノードのデータ移行中に発生する STUCK IO 問題を修正しました。

  • トランザクションのロールバックまたはコミットの準備中にトランザクションロック待機スレッドのアサーションチェックが失敗するロックマネージャーの問題を修正しました。

  • ディクショナリテーブルのエントリで正しくリファレンス数を更新することで、破損ディクショナリテーブルを開くときの問題を修正しました。

  • DB クラスターの最小読み取りポイントが低速な Aurora レプリカによって保持されるバグを修正しました。

  • クエリキャッシュで発生する可能性のあるメモリリークを修正しました。

  • クエリがストアドプロシージャの IF ステートメントで使用されると、Aurora レプリカがテーブルに列単位のロックをするバグを修正しました。

MySQL バグ修正の統合

  • 派生テーブルの UNION は、「1=0/false」句のある不正な結果を返します。(バグ #69471)

  • サーバーはストアドプロシージャの 2 回目の実行の際、ITEM_FUNC_GROUP_CONCAT::FIX_FIELDS でクラッシュします。(バグ #20755389)

  • キャッシュのサイズが合計サイズの 10% を超えたらすぐに、別のスレッドにキャッシュ同期タスクをオフロードすることで、FTS キャッシュのディスクへの同期中に MySQL のクエリが長時間停止することを回避できます。(バグ #22516559、#73816)