メニュー
Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API Version 2014-10-31)

Amazon Aurora MySQL データベースエンジンの更新: 2017-05-15

バージョン: 1.13

注記

Amazon Aurora MySQL バージョン 1.13 初回リリースの後、新しい機能 SELECT INTO OUTFILE S3 が有効になりました。この変更を反映するためにリリースノートを更新しました。

Amazon Aurora MySQL 1.13 は一般利用可能です。すべての新しいデータベースクラスターは、スナップショットから復元されるものも含めて、&AURMySQL v1.13 で作成されます。既存のデータベースクラスターは Aurora MySQL v1.13 にアップグレードできます。ただし必須ではありません。Aurora バージョン 1.13 では、クラスターパッチ適用モデルを使用しており、このモデルでは Aurora DB クラスター内のすべてのノードに同時にパッチが適用されます。パッチ適用プロセス中のクライアント接続を維持するために、ベストエフォートに基づいて動作するダウンタイムのないパッチ適用を有効にしています。詳細については、「Amazon RDS メンテナンス」を参照してください。

ダウンタイムのないパッチ適用

ダウンタイムのないパッチ適用 (ZDP) では、ベストエフォートに基づいて、エンジンパッチ中のクライアント接続を維持するよう試みます。ZDP が正常に実行されると、アプリケーションのセッションが保持され、パッチ適用中にデータベースエンジンが再起動します。データベースエンジンの再起動により、スループットが一時的に (5 秒ほど) 落ちる場合があります。

ZDP は、以下の状態では正常に実行されません。

  • 実行時間が長いクエリが進行中である

  • 実行時間が長いトランザクションが開いている

  • バイナリログ記録が有効になっている

  • バイナリログのレプリケーションが実行中である

  • パラメータの変更が保留中である

  • 一時テーブルが使用中である

  • テーブルロックが使用中である

  • オープン SSL 接続がある

上記の状態のいずれかにより、ZDP を実行するための適切な時間枠が確保されない場合、パッチ適用はデフォルトの動作に戻ります。

注記

ZDP は Aurora DB クラスターのプライマリインスタンスにのみ適用されます。ZDP は Aurora レプリカには適用できません。

新機能:

改良点:

  • 復元時間が長引かないようにエンジン起動時の CSV 形式のログファイルを切り捨てるようにしました。general_log_backupgeneral_logslow_log_backup、および slow_log のテーブルは、データベースの再起動後に保持されないようになりました。

  • test という名前のデータベースの移行が失敗する問題を修正しました。

  • 正しいロックセグメントを再利用することで、ロックマネージャーのガベージコレクターの安定性を改善しました。

  • デッドロック検出アルゴリズムでの無効なアサーションを削除することで、ロックマネージャーの安定性を改善しました。

  • 非同期レプリケーションを再有効化し、負荷のないワークロードまたは読み取り専用ワークロードで不正なレプリカラグがレポートされる関連問題を修正しました。バージョン 1.10 で導入されたレプリケーションパイプラインの機能強化。これらの機能強化は、Aurora レプリカのバッファーキャッシュにログストリームの更新を適用するために導入されたものであり、Aurora レプリカでの読み込みパフォーマンスと安定性の向上に役立ちます。

  • autocommit=OFF により、スケジュールされたイベントがブロックされ、サーバーが再起動するまで長いトランザクションが開いたままになる問題を修正しました。

  • 非同期コミットで処理されたクエリを一般クエリログ、監査クエリログ、およびスロークエリログで記録できない問題を修正しました。

  • 論理先読み (LRA) 機能のパフォーマンスを最大 2.5 倍まで改善しました。これは B ツリーの中間ページ全体でプリフェッチを継続して行うことを許可することで実現しました。

  • 不要なスペースをトリミングするために監査変数にパラメータ検証を追加しました。

  • Aurora MySQL バージョン 1.11 で導入された回帰を修正しました。以前は、SQL_CALC_FOUND_ROWS オプションを使用して FOUND_ROWS() 関数を呼び出したときにクエリから不正な結果が返される場合がありました。

  • メタデータのロックリストの不正な構成で生じる安定性の問題を修正しました。

  • sql_mode を PAD_CHAR_TO_FULL_LENGTH に設定してコマンド SHOW FUNCTION STATUS WHERE Db='string' を実行した場合の安定性を改善しました。

  • ボリュームの整合性チェックエラーにより、Aurora バージョンのアップグレード後にインスタンスが表示されないという、まれなケースを修正しました。

  • ユーザーが多数のテーブルを持っているときに Aurora ライターのパフォーマンスが制限されるという、Aurora MySQL バージョン 1.12 で生じた問題を修正しました。

  • Aurora ライターを binlog スレーブとして設定し、接続数が 16,000 に近づいたときの安定性の問題を改善しました。

  • Aurora マスターで DDL を実行し、メタデータのロックを待機している間に接続がブロックされると、Aurora レプリカが再起動するという、まれな問題を修正しました。

MySQL バグ修正の統合

  • 空の InnoDB テーブルでは、テーブルが空であっても、ALTER TABLE ステートメントを使用して auto_increment 値を減らすことはできません。(バグ #69882)

  • 長い文字列を AGAINST() の引数として使用する MATCH() ... AGAINST クエリは、全文検索インデックスを使用して InnoDB テーブルで実行すると、エラーになる場合があります。(バグ #17640261)

  • SQL_CALC_FOUND_ROWS を ORDER BY および LIMIT と組み合わせて処理すると、FOUND_ROWS() の結果が不正になる場合あります。(バグ #68458、バグ #16383173)

  • 外部キーがある場合、ALTER TABLE では列の NULL 値の変更が許可されません。(バグ #77591)