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Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API Version 2014-10-31)

ストレージタイプの使用

Amazon RDS のデータストレージは、新しい DB インスタンスの作成または変更時に、ストレージタイプを選択し、ストレージのサイズ (GB) を指定することで設定します。DB インスタンスを変更することによって、インスタンスが使用するストレージのタイプを変更できますが、ストレージのタイプを変更すると、インスタンスが短時間停止する可能性があります。[Magnetic] から [General Purpose (SSD)] または [Provisioned IOPS (SSD)] に変更すると、機能停止が発生します。同様に、[General Purpose (SSD)] または [Provisioned IOPS (SSD)] から [Magnetic] に変更すると、機能停止が発生します。停止時間は通常 60 – 120 秒です。Amazon RDS ストレージの種類に関する詳細については、「Amazon RDS ストレージの種類」を参照してください。

割り当て済みストレージを大きくしても、機能停止は発生しません。一度割り当てられたストレージの量を減らすことはできません。DB インスタンスに割り当てられたストレージの容量を減らす唯一の方法は、DB インスタンスからデータを取り出し、より少ないストレージ領域を持つ新しい DB インスタンスを作成して、新しい DB インスタンスにデータをロードします。

ストレージのニーズを見積るときは、 Amazon RDS がファイルシステム構造に最小限のストレージを割り当てることを考慮してください。この予約スペースは、DB インスタンスに割り当てられたストレージの最大 3% ですが、ほとんどの場合、予約スペースは大幅に不足します。DB インスタンスの空きストレージ容量用に Amazon CloudWatch アラームをセットアップし、必要に応じて対処する必要があります。CloudWatch アラームの設定方法については、「CloudWatch 入門ガイド」を参照してください。

別のストレージタイプを使用するように DB インスタンスを変更する

Amazon RDS コンソール、Amazon RDS API、または AWS Command Line Interface (AWS CLI) を使用して、標準、汎用 (SSD)、またはプロビジョンド IOPS ストレージを使用するように DB インスタンスを変更できます。割り当てるストレージの値を指定するか、割り当てるストレージと IOPS 値の両方を指定する必要があります。IOPS とストレージの比率を維持するために、割り当てるストレージの量を変更する必要のある場合があります。IOPS とストレージの比率について詳しくは、「マルチ AZ、リードレプリカ、スナップショット、VPC、DB インスタンスクラスでプロビジョンド IOPS ストレージを使用する」を参照してください。

注記

既存の SQL Server の DB インスタンスを修正して、ストレージタイプやストレージ割り当てを変更することはできません。

状況によっては、ストレージタイプを別のストレージタイプに変換すると、直ちに機能停止が発生します。[Magnetic] から [General Purpose (SSD)] または [Provisioned IOPS (SSD)] に変更すると、短時間の機能停止が発生します。同様に、[Provisioned IOPS (SSD)] または [General Purpose (SSD)] から [Magnetic] に変更すると、短時間の機能停止が発生します。単一アベイラビリティーゾーンの DB インスタンスの場合、変換が開始されると DB インスタンスは数分間利用できなくなります。マルチ AZ 配置の場合、DB インスタンスが使用できない時間は、フェイルオーバーオペレーションの完了にかかる時間のみに限定されます。これは一般に 2 分以内です。変換中も DB インスタンスは読み書きできますが、変換処理が完了するまではパフォーマンスが低下する可能性があります。この処理には数時間かかることもあります。

DB インスタンスのストレージタイプを変更したときには常に、その DB インスタンスのデータが新しいボリュームに移行されます。移行にかかる時間は、データベースの負荷、ストレージサイズ、ストレージタイプ、プロビジョニングされた IOPS の量 (存在する場合) など、いくつかの要因に左右されます。一般的な移行時間は 24 時間以内ですが、場合によっては数日かかることもあります。移行中も、DB インスタンスを使用することはできますが、パフォーマンスが低下する可能性があります。

警告

移行を実行する間、毎晩のバックアップが停止され、ModifyRebootDelete, Create Read ReplicaTake DB Snapshot などの他の Amazon RDS 操作も実行できなくなります。

AWS マネジメントコンソール

別のストレージタイプを使用するように DB インスタンスを変更するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. Amazon RDS コンソールのナビゲーションペインで、[DB Instances] を選択します。

  3. 変更する DB インスタンスを選択します。

  4. [Instance Actions] では、[Modify] を選択します。

  5. DB インスタンスの新しい [Storage Type] を選択し、[Allocated Storage] の値を入力します。プロビジョンド IOPS ストレージのタイプを使用するように DB インスタンスを変更する場合、[Provisioned IOPS] の値も指定する必要があります。詳細については、「プロビジョンド IOPS ストレージを使用する DB インスタンスの IOPS とストレージの設定を変更する」を参照してください。

     DB インスタンスのストレージタイプの変更
  6. 新しいストレージタイプを使用するように DB インスタンスの変換をすぐに開始するには、[Apply Immediately] チェックボックスをオンにします。チェックボックスがオフの場合 (デフォルト)、変更内容は次回のメンテナンス時に適用されます。場合によっては、変換が適用されたときに機能停止がすぐに発生します。[Magnetic] から [General Purpose (SSD)] または [Provisioned IOPS (SSD)] に変更すると、機能停止が発生します。同様に、[Provisioned IOPS (SSD)] または [General Purpose (SSD)] から [Magnetic] に変更すると、機能停止が発生します。ストレージの詳細については、「Amazon RDS のストレージ」を参照してください。

  7. すべての設定が正しいことを確認したら、[Continue] を選択します。

CLI

DB インスタンスを別のストレージタイプを使用するように変更するには、AWS CLI の modify-db-instance コマンドを使用します。以下のパラメータを設定します。

  • --allocated-storage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • --storage-type – DB インスタンスの新しいストレージタイプ。汎用 (SSD) の場合は gp2、プロビジョンド IOPS の場合は io1、マグネティックストレージの場合は standard を指定できます。

  • --apply-immediately – 変換をすぐに開始するには --apply-immediately を、次のメンテナンス時間に変換を適用するには --no-apply-immediately (デフォルト) を使用します。場合によっては、変換が適用されたときに機能停止がすぐに発生します。[Magnetic] から [General Purpose (SSD)] または [Provisioned IOPS (SSD)] に変更すると、機能停止が発生します。同様に、[Provisioned IOPS (SSD)] または [General Purpose (SSD)] から [Magnetic] に変更すると、機能停止が発生します。ストレージの詳細については、「Amazon RDS のストレージ」を参照してください。

API

Amazon RDS API の ModifyDBInstance アクションを使用します。以下のパラメータを設定します。

  • AllocatedStorage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • StorageType – DB インスタンスの新しいストレージタイプ。汎用 (SSD) の場合は gp2、プロビジョンド IOPS の場合は io1、マグネティックストレージの場合は standard を指定できます。

  • ApplyImmediately – 変換をただちに開始する場合、True に設定します。False (デフォルト) の場合、変換は次回のメンテナンス時に適用されます。場合によっては、変換が適用されたときに機能停止がすぐに発生します。[Magnetic] から [General Purpose (SSD)] または [Provisioned IOPS (SSD)] に変更すると、機能停止が発生します。同様に、[Provisioned IOPS (SSD)] または [General Purpose (SSD)] から [Magnetic] に変更すると、機能停止が発生します。ストレージの詳細については、「Amazon RDS のストレージ」を参照してください。

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する DB インスタンスの IOPS とストレージの設定を変更する

AWS マネジメントコンソール、Amazon RDS API、または AWS Command Line Interface (AWS CLI) を使用して、プロビジョンド IOPS ストレージを使用している Oracle、PostgreSQL、MySQL、または MariaDB の DB インスタンスの設定を変更できます。必要なストレージタイプ、割り当て済みストレージ、プロビジョンド IOPS の量を指定する必要があります。データベースエンジンに応じて、1,000 IOPS とストレージ 100 GB から最大 30,000 IOPS とストレージ 3 TB (3,000 GB) までの範囲で選択できます。割り当てるストレージの量は、DB インスタンスに現在割り当てられている値から減らすことはできません。詳細については、「マルチ AZ、リードレプリカ、スナップショット、VPC、DB インスタンスクラスでプロビジョンド IOPS ストレージを使用する」を参照してください。

注記

SQL Server DB インスタンスの場合、IOPS レートまたは割り当てられているストレージの設定を変更することはできません。

AWS マネジメントコンソール

DB インスタンスのプロビジョンド IOPS の設定を変更するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[DB Instances] を選択します。

    注記

    DB インスタンスの一覧をフィルタするには、[Search DB Instances...] ボックスに、フィルタリングに使用する Amazon RDS のテキスト文字列を入力します。その文字列を名前に含む DB インスタンスのみが表示されます。

  3. 変更するプロビジョンド IOPS ストレージを使う DB インスタンスを選択します。

  4. [Instance Actions] では、[Modify] を選択します。

  5. [Modify DB Instance] ページで、[Allocated Storage] または [Provisioned IOPS] の値を入力します。

     [Console Tags] タブ

    [Allocated Storage] または [Provisioned IOPS] で指定した値が、他のパラメータでサポートされている制限を超えている場合、他のパラメータに必要な値の範囲を示す警告メッセージが表示されます。

  6. DB インスタンスに変更をただちに適用するには、[Apply Immediately] チェックボックスをオンにします。チェックボックスをオフのままにした場合、変更内容は次回のメンテナンス時に適用されます。

  7. [Continue] を選択します。

  8. 変更するパラメータを確認し、[Modify DB Instance] を選択して変更を完了します。

    割り当てストレージまたはプロビジョンド IOPS の新しい値は、[Pending Values] 列に表示されます。

     [Pending Values] 列

CLI

DB インスタンスのプロビジョンド IOPS の設定を変更するには、AWS CLI の modify-db-instance コマンドを使用します。以下のパラメータを設定します。

  • --storage-type – プロビジョンド IOPS の場合は io1 に設定します。

  • --allocated-storage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • --iops – DB インスタンスのプロビジョンド IOPS の新しい値。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表します。

  • --apply-immediately – 変換をただちに開始するには、--apply-immediately を使用します。変換を次回のメンテナンス時に適用するには、--no-apply-immediately (デフォルト) を使用します。

API

DB インスタンスのプロビジョンド IOPS の設定を変更するには、Amazon RDS API の ModifyDBInstance アクションを使用します。以下のパラメータを設定します。

  • StorageType – プロビジョンド IOPS の場合は io1 に設定します。

  • AllocatedStorage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • Iops – DB インスタンスの新しい IOPS レート。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表します。

  • ApplyImmediately – 変換をただちに開始する場合、True に設定します。False (デフォルト) の場合、変換は次回のメンテナンス時間中に適用されます。

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する DB インスタンスを作成する

DB インスタンスを起動するときに複数のパラメータを設定して、プロビジョンド IOPS を使用する DB インスタンスを作成できます。AWS マネジメントコンソール、Amazon RDS API、または AWS Command Line Interface (AWS CLI) を使用できます。DB インスタンスの作成時に使用する設定の詳細については、「MySQL データベースエンジンを実行する DB インスタンスの作成」、「MariaDB データベースエンジンを実行する DB インスタンスを作成するOracle データベースエンジンを実行する DB インスタンスを作成する」、または「Microsoft SQL Server データベースエンジンを実行する DB インスタンスを作成する」を参照してください。

AWS マネジメントコンソール

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する新しい DB インスタンスを作成するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. Amazon RDS コンソールで、[Launch DB Instance] を選択します。

  3. [Launch RDS DB Instance Wizard] の [Engine Selection] ページで、目的の DB エンジンの横にある [Select] を選択します。

  4. [Specify DB Details] ページで、[Storage Type] として [Provisioned IOPS (SSD)] を選択します。

  5. [Allocated Storage] と [Provisioned IOPS] の値を指定します。これらの値は変更できますが、プロビジョンド IOPS と割り当てストレージの比率は、MySQL、MariaDB、および Oracle のインスタンスの場合、3: から :1 の範囲にする必要があります。SQL Server の場合は、比率を 10:1 にする必要があります。

     piops2
  6. すべての設定が正しいことを確認したら、[Continue] を選択します。残りの値を入力して、DB インスタンスを作成します。

CLI

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する新しい DB インスタンスを作成するには、AWS CLI の create-db-instance コマンドを使用します。必須パラメータを指定し、プロビジョンド IOPS ストレージに適用する次のパラメータの値も指定します。

  • --storage-type – プロビジョンド IOPS の場合は io1 に設定します。

  • --allocated-storage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • --iops – DB インスタンスの新しい IOPS レート。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表します。

API

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する新しい DB インスタンスを作成するには、Amazon RDS API の CreateDBInstance アクションを使用します。必須パラメータを指定し、プロビジョンド IOPS ストレージに適用する次のパラメータの値も指定します。

  • StorageType – プロビジョンド IOPS の場合は io1 に設定します。

  • AllocatedStorage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • Iops – DB インスタンスの新しい IOPS レート。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表します。

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する MySQL または MariaDB リードレプリカを作成する

プロビジョンド IOPS ストレージを使用する MySQL または MariaDB リードレプリカを作成できます。標準ストレージまたはプロビジョンド IOPS ストレージを使用するソース DB インスタンスから、プロビジョンド IOPS ストレージを使用するリードレプリカを作成できます。

AWS マネジメントコンソール

リードレプリカを作成する方法の詳細については、「リードレプリカの作成」を参照してください

プロビジョンド IOPS ストレージを使用するリードレプリカ DB インスタンスを作成するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. [ナビゲーション] ペインで、[DB Instances] を選択します。

  3. リードレプリカのソースとして使用するプロビジョンド IOPS ストレージの MySQL または MariaDB DB インスタンスを選択してから、[Instance Actions] を選択し、[Create Read Replica] を選択します。

    重要

    リードレプリカを作成している対象の DB インスタンスには、MySQL または MariaDB PIOPS のストレージの範囲内 (100 GB – 3 TB) の割り当て済みストレージが必要です。DB インスタンスの割り当て済みストレージが範囲内でない場合、リードレプリカの作成時のオプションとして [Provisioned IOPS] ストレージタイプは使用できません。代わりに、[GP2] または [Standard] ストレージタイプのみ設定できます。リードレプリカを作成する前に、MySQL および MariaDB PIOPS のストレージの範囲内になるように、ソース DB インスタンスの割り当て済みストレージを変更できます。ストレージの PIOPS 範囲の詳細については、「Amazon RDS Provisioned IOPS ストレージによるパフォーマンスの向上」を参照してください。MySQL DB インスタンスの変更については、「MySQL データベースエンジンを実行する DB インスタンスの変更」を参照してください。MariaDB DB インスタンスの変更については、「MariaDB データベースエンジンを実行する DB インスタンスを変更する」を参照してください。

  4. [Create Read Replica DB Instance] ページで、リードレプリカの DB インスタンス識別子を入力します。

     プロビジョンド IOPS のリードレプリカを作成する
  5. [Yes, Create Read Replica] を選択します。

CLI

プロビジョンド IOPS を使用するリードレプリカ DB インスタンスを作成するには、AWS CLI の create-db-instance-read-replica コマンドを使用します。必須パラメータを指定し、プロビジョンド IOPS ストレージに適用する次のパラメータの値も指定します。

  • --allocated-storage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • --iops – DB インスタンスの新しい IOPS レート。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表します。

API

プロビジョンド IOPS を使用するリードレプリカ DB インスタンスを作成するには、Amazon RDS API の CreateDBInstanceReadReplica アクションを使用します。必須パラメータを指定し、プロビジョンド IOPS ストレージに適用する次のパラメータの値も指定します。

  • AllocatedStorage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。

  • Iops – DB インスタンスの新しい IOPS レート。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表します。