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Amazon Route 53
開発者ガイド (API Version 2013-04-01)

複数値回答リソースレコードセットの値

複数値回答リソースレコードセットを作成するときは、以下の値を指定します。

注記

複数値回答エイリアスリソースレコードセットの作成はサポートされていません。

名前

トラフィックをルーティングするドメインまたはサブドメインの名前を入力します。デフォルト値はホストゾーンの名前です。

注記

ホストゾーンと同じ名前のリソースレコードセットを作成する場合は、[Name] フィールドに値 (@ 記号など) を入力しないでください。

特殊文字

a~z、0~9、- (ハイフン) 以外の文字を指定する方法、および国際化されたドメイン名を指定する方法については、「DNS ドメイン名の形式」を参照してください。

ワイルドカード文字

名前にはアスタリスク (*) を使用できます。DNSは、名前の中の位置に応じて、「*」をワイルドカードまたはアスタリスク (ASCII 42) として処理します。詳細については、「ホストゾーンおよびリソースレコードセット名のアスタリスク (*) を使用する」を参照してください。

タイプ

DNS レコードタイプ。詳細については、「サポートされる DNS レコードタイプ」を参照してください。

[NS] と [CNAME] を除く任意の値を選択します。

複数値回答リソースレコードセットのグループで、すべてのリソースレコードセットに同じ値を選択します。

エイリアス

[No] を選択します。

TTL (Time to Live)

再帰的な DNS リゾルバーでこのリソースレコードセットに関する情報をキャッシュしておく時間 (秒単位)。より大きい値 (172800 秒、つまり 2 日など) を指定した場合、再帰的なリゾルバーが Amazon Route 53 にリクエストを送信する頻度が低くなるため、Amazon Route 53 サービスのコストが低くなります。ただし、再帰的なリゾルバーは、Amazon Route 53 に最新の情報を問い合わせる代わりに、長い間キャッシュ内の値を使用するため、リソースレコードセットに対する変更 (たとえば、新しい IP アドレス) が有効になるまでに時間が多くかかります。

このリソースレコードセットをヘルスチェックに関連付ける場合、ヘルスステータスの変化にクライアントがすばやく対応できるよう、60 秒以下の TTL を指定することをお勧めします。

[Type] の値として適切な値を入力します。複数の値を入力する場合は、各値を個別の行に入力してください。

A (IPv4 アドレス)

IPv4 形式の IP アドレス。たとえば、192.0.2.235

AAAA (IPv6 アドレス)

IPv6 の形式の IP アドレス。たとえば、2001:0db8:85a3:0:0:8a2e:0370:7334

MX (メール交換)

優先順位とメールサーバーを指定するドメイン名。たとえば、10 mailserver.example.com

NAPTR — 名前付け権限ポインタ

動的委任発見システム (DDDS) アプリケーションで、1 つの値を別の値に変換または置き換えるために使用される、スペースで区切られた 6 つの設定。詳細については、「NAPTR 形式」を参照してください。

NS (ネームサーバー)

ネームサーバーのドメイン名。たとえば、ns1.example.com

PTR (ポインタ)

Amazon Route 53 が返すように設定するドメイン名。

SOA (管理情報の始点)

ドメインに関する基本的な DNS 情報。詳細については、「Start of Authority (SOA) リソースレコードセット」を参照してください。

SPF (センダーポリシーフレームワーク)

引用符で囲まれた SPF のレコード。たとえば、"v=spf1 ip4:192.168.0.1/16-all"。SPF レコードは推奨されていません。詳細については、「サポートされる DNS レコードタイプ」を参照してください。

SRV (サービスロケーター)

SRV レコード。SRV レコードの形式については、該当するドキュメントを参照してください。SRV レコードの形式は次のとおりです。

[優先順位] [重み] [ポート] [サーバーのホスト名]

(例:

1 10 5269 xmpp-server.example.com

TXT (テキスト)

テキストレコード。テキストは引用符で囲みます。たとえば、"Sample Text Entry"

ルーティングポリシー

[Multivalue answer] を選択します。

セット ID

複数値エイリアスリソースレコードセットのグループ内で、このリソースレコードセットを一意に識別する値を入力します。

ヘルスチェックとの関連付け/関連付けるヘルスチェック

Amazon Route 53 で指定されたエンドポイントの正常性をチェックし、エンドポイントが正常であるときにのみ、このリソースレコードセットを使用して DNS クエリに応答する場合は、[Yes] を選択します。その後で、このリソースレコードセットに対して Amazon Route 53 で実行するヘルスチェックを選択します。

Amazon Route 53 は、リソースレコードセット内の指定されたエンドポイント、たとえば、[Value] フィールドの IP アドレスで指定されたエンドポイントの正常性はチェックしません。Amazon Route 53 は、リソースレコードセットのヘルスチェックを選択したとき、ヘルスチェックで指定されたエンドポイントの正常性をチェックします。エンドポイントが正常であるかどうかを、Amazon Route 53 がどのように判断するかについては、「Amazon Route 53 がエンドポイントの正常性を判断する方法」を参照してください。

ヘルスチェックをリソースレコードセットに関連付けることに意味があるのは、Amazon Route 53 が複数のリソースレコードセットの中から選択して DNS クエリに応答しており、その選択の一部をヘルスチェックのステータスに基づいて行うように Amazon Route 53 を設定する必要がある場合だけです。以下の設定でのみ、ヘルスチェックを使用してください。

  • フェイルオーバー、位置情報、レイテンシー、複数値、または加重リソースレコードセットのグループで、すべてのリソースレコードセットの正常性をチェックしており、すべてのリソースレコードセットのヘルスチェック ID を指定する。リソースレコードセットのヘルスチェックが正常ではないエンドポイントを特定した場合、Amazon Route 53 はそのリソースレコードセットの値を使用してクエリへの応答を停止します。

  • フェイルオーバーエイリアス、位置情報エイリアス、レイテンシーエイリアスまたは加重エイリアスリソースレコードセットのグループのエイリアスリソースレコードセットまたはリソースレコードセットで、[Evaluate Target Health] に [Yes] を選択する。エイリアスリソースレコードセットが同じホストゾーン内の非エイリアスリソースレコードセットを参照する場合、参照先リソースレコードセットのヘルスチェックも指定する必要があります。

位置情報リソースレコードセットで、エンドポイントが異常状態である場合、Amazon Route 53 は、より大きい、関連付けられた地理的リージョンのリソースレコードセットを探します。たとえば、米国の 1 つの州、米国、北米、およびすべての場所 ([Location] が [Default]) のリソースレコードセットがあるとします。州のリソースレコードセットのエンドポイントが異常状態である場合、Amazon Route 53 は、正常なエンドポイントがあるリソースレコードセットが見つかるまで、米国、北米、すべての場所のリソースレコードセットを、この順序で確認します。

ヘルスチェックでドメイン名によってのみエンドポイントを指定する場合、エンドポイントごとにヘルスチェックを作成することをお勧めします。たとえば、www.example.com のコンテンツを配信する各 HTTP サーバーについて、ヘルスチェックを作成します。[Domain Name] の値には、リソースレコードセットの名前 (example.com など) ではなく、サーバーのドメイン名 (us-east-2-www.example.com など) を指定します。

重要

この構成で、[Domain Name] の値がリソースレコードセットの名前と一致するヘルスチェックを作成し、それらのリソースレコードセットにヘルスチェックを関連付けた場合、ヘルスチェックで予想できない結果が生じます。

エンドポイントのヘルスチェックの詳細については、「Amazon Route 53 ヘルスチェックの作成と DNS フェイルオーバーの設定」を参照してください。