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Auto Scaling
ユーザーガイド

Auto Scaling とは

Auto Scaling によって、アプリケーションの負荷を処理するために適切な数の Amazon EC2 インスタンスを利用できるように準備することができます。Auto Scaling グループと呼ばれる EC2 インスタンスの集合を作成します。各 Auto Scaling グループ内のインスタンスの最小数を指定することができ、Auto Scaling のグループはこのサイズよりも小さくなることはありません。各 Auto Scaling グループ内のインスタンスの最大数を指定することができ、Auto Scaling のグループはこのサイズよりも大きくなることはありません。グループの作成時、またはそれ以降の任意の時点で、希望する容量を指定した場合、Auto Scaling によって、グループのインスタンス数はこの数に設定されます。スケーリングポリシーを指定する場合、Auto Scaling でアプリケーションに対する需要の増減に応じて、インスタンスを起動または終了できます。

たとえば、次の Auto Scaling グループで、インスタンス数の最小サイズが 1、希望する容量が 2、最大サイズが 4 であるとします。定義するスケーリングポリシーによって、指定した条件に基づいて、インスタンスの最小数と最大数の間でインスタンス数が調整されます。

 基本的な Auto Scaling グループの図。

Auto Scaling のメリットの詳細については、「Auto Scaling のメリット」を参照してください。

Auto Scaling のコンポーネント

次の表は、Auto Scaling の主要コンポーネントを示しています。

 Auto Scaling グループを表すグラフィック。

グループ

EC2 インスタンスは、スケーリングと管理の目的で論理ユニットとして処理されるように、グループとして整理されます。グループを作成する際に、EC2 インスタンスの最小数、最大数、および希望する数を指定します。詳細については、「Auto Scaling グループ」を参照してください。

 起動設定を表すグラフィック。

起動設定

グループでは、EC2 インスタンスのテンプレートとして、起動設定を使用します。起動設定を作成するときに、インスタンスの AMI ID、インスタンスタイプ、キーペア、セキュリティグループ、ブロックデバイスマッピングなどの情報を指定できます。詳細については、「起動設定」を参照してください。

 起動設定を表すグラフィック。

スケーリングプラン

スケーリングプランとは、スケーリングをいつ、どのように行う必要があるかを Auto Scaling に指示するものです。たとえば、特定の条件の発生に基づくスケーリングプラン(動的なスケーリング)、またはスケジュールに基づくスケーリングプランを作成できます。詳細については、「スケーリングプラン」を参照してください。

ご利用開始にあたって

Auto Scaling を初めて利用する場合は、始める前に「Auto Scaling ライフサイクル」を確認することをお勧めします。

使用を開始するには、「Getting Started With Auto Scaling」チュートリアルを最後まで行って Auto Scaling グループを作成し、そのグループ内のインスタンスが終了するときにどのように応答するかを確認してください。実行している EC2 インスタンスが既にある場合、既存の EC2 インスタンスを使用して Auto Scaling グループを作成し、グループからインスタンスをいつでも削除できます。

Auto Scaling へのアクセス

AWS には、AWS マネジメントコンソールというウェブベースのユーザーインターフェイスがあります。AWS アカウントにサインアップ済みの場合は、AWS マネジメントコンソールにサインインして Auto Scaling にアクセスできます。始めるには、コンソールのホームページから [EC2] を選択した後、ナビゲーションペインから [Launch Configurations] を選択します。

コマンドラインインターフェイスを使用する場合は、以下の選択肢があります。

AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)

一連のさまざまな AWS 製品用のコマンドを提供し、Windows、Mac、および Linux でサポートされています。開始するには、AWS Command Line Interface ユーザーガイド を参照してください。Auto Scaling のコマンドの詳細については、『AWS Command Line Interface Reference』の「autoscaling」を参照してください。

AWS Tools for Windows PowerShell

PowerShell 環境でスクリプトを記述するユーザー向けに、さまざまな AWS 製品用のコマンドが用意されています。開始するには、「AWS Tools for Windows PowerShell ユーザーガイド」を参照してください。Auto Scaling のコマンドレットに関する詳細は、「AWS Tools for Windows PowerShell Reference」を参照してください。

Auto Scaling はクエリ API を提供します。このリクエストは、HTTP 動詞 (GET または POST) とクエリパラメータ Action で記述する HTTP または HTTPS リクエストです。Auto Scaling 用の API アクションの詳細については、「Auto Scaling API リファレンス」の「Actions」を参照してください。

HTTP または HTTPS を介してリクエストを送信する代わりに、言語固有の API を使用してアプリケーションを構築することを希望する場合に備えて、AWS には、ソフトウェア開発者向けのライブラリ、サンプルコード、チュートリアル、その他のリソースが用意されています。これらのライブラリには、リクエストの暗号化署名、リクエストの再試行、エラーレスポンスの処理などのタスクを自動化する基本機能が用意されているので、開発を簡単に始められます。詳細については、AWS の SDK およびツールを参照してください。

AWS にアクセスするための認証情報については、『アマゾン ウェブ サービス全般のリファレンス』の「AWS セキュリティ認証情報」を参照してください。

Auto Scaling の料金表

Auto Scaling では追加料金は発生しません。AWS アーキテクチャーにどのようなメリットがあるかをお気軽に試し、確認してください。

PCI DSS コンプライアンス

Auto Scaling は、マーチャントまたはサービスプロバイダーによるクレジットカードデータの処理、ストレージ、および伝送をサポートしており、Payment Card Industry (PCI) Data Security Standard (DSS) に準拠していることが確認されています。PCI DSS の詳細 (AWS PCI Compliance Package のコピーをリクエストする方法など) については、「PCI DSS レベル 1」を参照してください。

受信アプリケーショントラフィックを Auto Scaling グループの複数のインスタンスに自動的に分散するには、Elastic Load Balancing を使用します。詳細については、「Elastic Load Balancing ユーザーガイド」を参照してください。

インスタンスと Amazon EBS ボリュームの基本的な統計情報をモニタリングするには、Amazon CloudWatch を使用します。詳細については、「Amazon CloudWatch ユーザーガイド」を参照してください。

アカウントの Auto Scaling API 宛ての呼び出し(AWS マネジメントコンソール、コマンドラインツール、その他のサービスによって行われる呼び出しを含む)をモニタリングするには、AWS CloudTrail を使用します。詳細については、AWS CloudTrail User Guide を参照してください。