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AWS 請求情報とコスト管理
ユーザーガイド (Version 2.0)

毎月のコスト配分レポート

月別コスト割り当てレポートには、アカウントの AWS 使用状況が製品カテゴリ別および IAM ユーザー別にリストされます。レポートには、同じ明細項目が 請求明細レポート として含まれ (「請求レポートで使用量を確認する」を参照)、タグキーは追加列に含まれます。詳細については、次のトピックを参照してください。

毎月のコスト配分レポートの設定

デフォルトでは、API または AWS マネジメントコンソールを使用して追加した新しいタグキーは、コスト配分レポート には表示されません。このトピックに記載されている手順を使用してこれらを追加できます。

コスト配分レポート に表示するタグキーを選択すると、キーごとに 1 列追加され、対応する明細項目の値が表示されます。コスト配分レポートの元来の目的以外で他のタグを利用する可能性があるため (セキュリティまたは運用上の理由から追加するタグなど)、タグキーは個別にレポートに含めたり除外したりすることができます。このため、コストの整理に役立つ意味のある請求書情報が表示されるようになります。少数のタグキーを一貫して使用すると、コストの追跡がより容易になります。詳細については、「コスト配分レポートを表示する」を参照してください。

注記

AWS はお客様が作成および所有する Amazon S3 バケットに、請求レポートを保存します。これらのレポートをバケットから取得するには、Amazon S3 API、Amazon S3 の AWS マネジメントコンソール、または Amazon S3 コマンドラインインターフェイス(CLI)を使用します。を、Billing and Cost Managementコンソールの [Account Activity] ページからコスト配分レポートをダウンロードすることはできません。

コスト配分レポート をセットアップしタグを有効化するには

  1. AWS マネジメントコンソール にサインインして、Billing and Cost Management コンソールを開きます(https://console.aws.amazon.com/billing/home#/)。

  2. ナビゲーションペインで [Preferences] を選択します。

  3. [Receive Billing Reports] のチェックボックスをオンにします。[Save to S3 Bucket] に有効な Amazon S3 バケット名を入力して、[Verify] を選択します。

  4. [Report] リストで、[Cost allocation report] のチェックボックスを選択します。

  5. 次のスクリーンショットに示すように、[Manage report tags] を選択します。

    このページには、API または該当する AWS サービスのコンソールを使用して作成したタグのリストが表示されます。現在レポートに表示されているタグキーは選択され、除外されたタグキーのチェックボックスは選択解除されています。

  6. [Filter] のドロップダウンリストから [Inactive tags] を選択し、レポートで有効にするタグを選択します。

     Cost Allocation Management ページ
  7. [Activate] を選択します。

組織のマスターアカウントの所有者の場合、コスト配分レポート には、メンバーアカウントの使用料、コスト、タグがすべて表示されます。デフォルトでは、メンバーアカウントで登録されたすべてのキーが表示され、レポートに表示するか除外するかを指定できます。また、リソースおよびタグ付きの請求明細レポート には、前のステップを使用して選択するコスト配分タグキーも含まれます。

時間単位のコスト配分レポートの取得

コスト配分レポートは、1 日に数回 AWS が Amazon S3 バケットに発行するレポートの 1 つです。

注記

現在の請求期間(月)が終了するまでは、生成されるコスト配分レポートの値は見積もりです。その月のファイルは、請求期間が終了するまでの間、繰り返し上書きされ、請求期間終了時に最終的なレポートが生成されます。その後で、次の請求期間の新しいファイルが作成されます。過去の月のレポートは、指定された Amazon S3 バケットに残ります。

コスト配分レポートを表示する

次の例は、さまざまなコストセンターとアプリケーションの請求額を追跡するためのものです。リソース(Amazon EC2 インスタンスや Amazon S3 バケットなど)には、"Cost Center"="78925" や "Application"="Widget1" のようなタグが割り当てられています。コスト配分レポートの中で、ユーザー定義のタグキーには "user" というプレフィックスが付加されます (例: "user:Cost Center"、"user:Application")。AWS 生成のタグキーには、"aws" というプレフィックスが付加されます。キーは列見出しとして表示され、その下にタグ付きの明細項目の値(たとえば 78925)が表示されます。

 ダウンロード可能レポートでのキー

デスクトップスプレッドシートアプリケーションを使用してピボットテーブルを作成し、キーと各キーの値をグループ化すると、タグ付きリソースの値を集計することができます。次の例では、まず "Cost Center" で情報を分類し、各コストセンターの中ではさらに "Application" タグごとに情報を分類しています。

 タグ付きリソースを使用した Microsoft Excel ピボットテーブルの例

キーを選択するときは、値の階層が統一されるように注意して選択してください。そのようになっていない場合は、レポートのコストが効果的にグループ化されず、多数の明細項目が出力されます。

注記

請求期間の途中でリソースのタグを追加または変更した場合は、コストが分割され、2 つの明細項目としてコスト配分レポートに表示されます。1 行目は更新前のコストを示し、2 行目は更新後のコストを示します。

レポートの中の未配分リソース

コスト配分レポートの中に、タグでグループ化できない請求額がある場合は、デフォルトでは標準の請求額集計方法が適用され (アカウント/製品/明細項目で分類)、レポートに表示されます。未配分のコストが発生する状況としては、次のようなものがあります。

  • 月の途中でコスト配分レポートにサインアップした。

  • 一部のリソースに、請求期間の一時期または全体にわたってタグが付けられていなかった。

  • 使用しているサービスが現時点ではタグをサポートしていない。

  • サブスクリプション型の請求額(たとえばプレミアムサポートや AWS Marketplace の月額料金)は配分できません。

  • 1 回だけ支払う料金(たとえば Amazon EC2 リザーブドインスタンスの前払い料金)は配分できません。

タグ付けされたリソースに関連する予想外のコスト

コスト配分タグを使用して、使用量およびコストの割合が高いリソースを確認できますが、リソースを削除または非アクティベートすれば、必ずしもコストが削減できるとは限りません。予想外のコストの削減に関する詳細については、「予想外の料金の回避」を参照してください。