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AWS Elastic Beanstalk
開発者ガイド (API Version 2010-12-01)

AWS Elastic Beanstalk とは?

アマゾン ウェブ サービス(AWS)は多数のサービスで構成されており、各サービスは特定の領域の機能を提供します。幅広いサービスによって、AWS インフラストラクチャを柔軟に管理できますが、使用すべきサービスやそのプロビジョニング方法を理解するのは困難な可能性があります。

Elastic Beanstalk を使用すると、アプリケーションを実行しているインフラストラクチャについて心配することなく、AWS クラウドでアプリケーションのデプロイと管理を簡単に行うことができます。 AWS Elastic Beanstalk は、選択肢を狭めたり制御を制限したりすることなく、管理の複雑さを軽減します。アプリケーションをアップロードするだけで、Elastic Beanstalk が自動的に容量のプロビジョニング、負荷分散、拡張、およびアプリケーションの状態のモニタリングといった詳細を処理します。Elastic Beanstalk は、AWS 無料利用枠で利用できる信頼性が高くスケーラブルなサービスを使用しています。

Elastic Beanstalk は、Java、PHP、.NET、Node.js、Python、および Ruby で作成されたアプリケーションと、各言語に対応するさまざまな種類のコンテナをサポートしています。コンテナは、所定の環境で使用するインフラストラクチャとソフトウェアスタックを定義します。アプリケーションをデプロイすると、Elastic Beanstalk は、Amazon EC2 インスタンスなど、1 つ以上の AWS リソースをプロビジョニングします。Amazon EC2 インスタンスで実行するソフトウェアスタックは、コンテナタイプに応じて変わります。たとえば、Elastic Beanstalk は Node.js 向けには、32 ビット Amazon Linux イメージと 64 ビット Amazon Linux イメージという 2 種類のコンテナタイプをサポートしています。それぞれ、Node.js アプリケーションのホスティング用に調整されたソフトウェアスタックを実行します。AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、または eb (Elastic Beanstalk 用に専用設計された高レベル CLI) を使用して、Elastic Beanstalk とやり取りすることができます。

AWS 無料利用枠の詳細と、AWS Elastic Beanstalk を使用してサンプルウェブアプリケーションをデプロイする方法については、「AWS の使用開始: ウェブアプリケーションのデプロイ」を参照してください。

また、一連の Amazon EC2 インスタンスのサイズの変更、アプリケーションのモニタリングなど、ほとんどのデプロイタスクを Elastic Beanstalk ウェブインターフェイス (コンソール) から直接実行できます。

Elastic Beanstalk を使用するには、アプリケーションを作成し、アプリケーションソースバンドル(Java .war ファイルなど)の形式でアプリケーションバージョンを Elastic Beanstalk にアップロードした後、アプリケーションに関する情報を提供します。Elastic Beanstalk によって自動的に環境が起動され、コードの実行に必要な AWS リソースが作成および構成されます。環境が起動した後は、環境を管理し、新しいアプリケーションバージョンをデプロイできます。次の図は、Elastic Beanstalk のワークフローです。

 AWS Elastic Beanstalk のフロー

アプリケーションを作成してデプロイした後は、メトリクス、イベント、環境ステータスなどのアプリケーションに関する情報を AWS マネジメントコンソール、API、コマンドラインインターフェイス(統合された AWS CLI など)を介して利用できます。AWS Management Console を使用したアプリケーションの作成、デプロイ、および管理の手順については、「Elastic Beanstalk の使用開始」を参照してください。Elastic Beanstalk アプリケーションとそのコンポーネントの詳細については、「Elastic Beanstalk コンポーネント」を参照してください。

Elastic Beanstalk を使用すると、開発者とシステム管理者は AWS インフラストラクチャのことを心配することなく、アプリケーションのデプロイと管理をすばやく簡単に行うことができます。使用する AWS リソースとその機能についてすでにご存じの場合、テンプレートを作成して AWS リソースを作成する際に AWS CloudFormation を使用することもできます。この作成したテンプレートを使用すると、AWS リソースをカスタマイズし直すことなく、同じ方法で新しい AWS リソースを起動できます。リソースをデプロイした後は、制御された予測可能な方法で AWS リソースの変更と更新を行うことができます。そのため、ソフトウェアに対して行うものと同様の AWS インフラストラクチャのバージョン管理を実現できます。AWS CloudFormation の詳細については、『AWS CloudFormation 入門ガイド』を参照してください。

ストレージ

Elastic Beanstalk では、永続的なストレージおよびデータベースサービスのオプションの選択肢が制限されません。AWS のストレージオプションの詳細については、「Storage Options in the AWS Cloud」を参照してください。

料金表

Elastic Beanstalk に関して別途料金が発生することはありません。アプリケーションが使用する基になる AWS リソースに対してのみお支払いいただきます。料金の詳細については、Elastic Beanstalk サービスの詳細ページを参照してください。

コミュニティ

お客様はこれまでに AWS を基盤にしてさまざまな製品、サービス、およびアプリケーションを構築してきました。構築するアプリケーションのアイデアを検索したり、例を探したり、単にいろいろ調べたりするときには、AWS Customer App Catalog で多くのソリューションが見つかります。対象ユーザー、サービス、テクノロジを指定して参照できます。また、構築したアプリケーションをコミュニティと共有することもできます。AWS コミュニティが作成した開発者リソースは、http://aws.amazon.com/resources/ に掲載されています。

次の段階

このガイドには、Elastic Beanstalk ウェブサービスに関する概念的な情報と、サービスを使用して新しいウェブアプリケーションを作成およびデプロイする方法が記載されています。各項では、AWS マネジメントコンソール、コマンドラインインターフェイス (CLI) ツール、API を使用して、Elastic Beanstalk 環境をデプロイおよび管理する方法について説明します。また、このガイドでは、Elastic Beanstalk が、アマゾン ウェブ サービスで提供される他のサービスとどのように統合されているかについても説明します。

まず「Elastic Beanstalk の使用開始」を読んで Elastic Beanstalk の使用方法について理解することをお勧めします。「入門ガイド」では、Elastic Beanstalk アプリケーションの作成、表示、および更新の手順と、Elastic Beanstalk 環境の編集と終了の手順について説明しています。また、Elastic Beanstalk にアクセスするさまざまな方法についても説明しています。また、Elastic Beanstalk の概念と用語について理解を深めるには、「Elastic Beanstalk の詳細」をお読みになることをお勧めします。