DROP DATABASE - Amazon Redshift

DROP DATABASE

データベースを削除します。

トランザクションブロック (BEGIN ... END) 内で DROP DATABASE を実行することはできません。トランザクションの詳細については、「直列化可能分離」を参照してください。

構文

DROP DATABASE database_name

パラメータ

database_name

削除するデータベースの名前。dev、padb_harvest、template0、template1、sys:internal の各データベースを削除することはできません。また、現在のデータベースも削除できません。

外部データベースを削除するには、外部スキーマを削除します。詳細については、「DROP SCHEMA」を参照してください。

DROP DATABASE 使用に関する注意事項

DROP DATABASE ステートメントを使用する際には、次の点を考慮してください。

  • 一般的に、AWS Data Exchangeデータ共有が含まれるデータベースを DROP DATABASE ステートメントを使用してドロップすることはお勧めしません。この操作を行うと、データ共有に対する AWS アカウント のアクセス権が失われます。このタイプの変更を実行すると、AWS Data Exchangeのデータ製品での使用条件に違反する可能性があります。

    次に、AWS Data Exchangeデータ共有を含むデータベースが削除された場合に発生するエラーの例を示します。

    DROP DATABASE test_db; ERROR: Drop of database test_db that contains ADX-managed datashare(s) requires session variable datashare_break_glass_session_var to be set to value 'ce8d280c10ad41'

    データベースの削除を許可するには、次の変数を設定した後に、DROP DATABASE 文を再度実行します。

    SET datashare_break_glass_session_var to 'ce8d280c10ad41';
    DROP DATABASE test_db;

    この場合、Amazon Redshift は 1 回限り有効なランダム値を生成し、この値によりセッション変数の設定を行うことで、AWS Data Exchangeデータ共有を含むデータベースでの DROP DATABASE の使用を許可します。

次の例では、TICKIT_TEST という名前のデータベースを削除します。

drop database tickit_test;