STL_USERLOG
データベースユーザーに対する次の変更の詳細を記録します。
-
ユーザーの作成
-
ユーザーの削除
-
ユーザーの変更 (名前の変更)
-
ユーザーの変更 (プロパティの変更)
STL_USERLOG はスーパーユーザーのみに表示されます。詳細については、「システムテーブルとビューのデータの可視性」を参照してください。
このテーブルの一部またはすべてのデータは、SYS モニタリングビュー SYS_USERLOG でも確認できます。SYS モニタリングビューのデータは、使いやすく理解しやすいようにフォーマットされます。クエリには、SYS モニタリングビューを使用することをお勧めします。
テーブルの列
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
userid | integer | 変更の影響を受けるユーザーの ID。 |
username | character(50) | 変更の影響を受けるユーザーのユーザー名。 |
oldusername | character(50) | 名前の変更アクションの場合、以前のユーザー名。その他のアクションの場合、このフィールドは空欄です。 |
action | character(10) | 実行されたアクション。有効な値:
|
usecreatedb | integer | true (1) の場合、ユーザーに create database 権限があることを示します。 |
usesuper | integer | true (1) の場合、ユーザーがスーパーユーザーであることを示します。 |
usecatupd | integer | true (1) の場合、ユーザーはシステムカタログを更新できることを示します。 |
valuntil | timestamp | パスワードが失効する日付。 |
pid | integer | プロセス ID。 |
xid | bigint | トランザクション ID。 |
recordtime | timestamp | UTC で表されたクエリの開始時間。 |
サンプルクエリ
次の例は、4 つのユーザーアクションを実行してから、STL_USERLOG ビューをクエリします。
create user userlog1 password 'Userlog1'; alter user userlog1 createdb createuser; alter user userlog1 rename to userlog2; drop user userlog2; select userid, username, oldusername, action, usecreatedb, usesuper from stl_userlog order by recordtime desc;
userid | username | oldusername | action | usecreatedb | usesuper --------+-----------+-------------+---------+-------------+---------- 108 | userlog2 | | drop | 1 | 1 108 | userlog2 | userlog1 | rename | 1 | 1 108 | userlog1 | | alter | 1 | 1 108 | userlog1 | | create | 0 | 0 (4 rows)