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Amazon Simple Email Service
開発者ガイド

Amazon SES での E メールアドレスの検証

Amazon SES では、E メールアドレスまたはドメインを検証して、それを所有していることを確認し、他のユーザーに使用されないようにする必要があります。このセクションでは、個々の E メールアドレスの検証について説明します。ドメインの検証については、「Amazon SES でのドメインの検証」を参照してください。

概要

ラベルを含むアドレスを除いて (以下を参照)、メッセージの「From」、「Source」、「Sender」または「Return-Path」アドレスとして使用する各 E メールアドレス (または E メールアドレスのドメイン) は、検証する必要があります。アカウントを Amazon SES サンドボックス外に移動するまでは、Amazon SES メールボックスシミュレーターから提供された受取人を除いて、すべての受取人の E メールアドレスも検証する必要があります。メールボックスシミュレーターの詳細については、「Amazon SES E メール送信のテスト」を参照してください。サンドボックスの外への移動の詳細については、「Amazon SES サンドボックス外への移動」を参照してください。

E メールアドレスの検証については、以下のような点が重要です。

  • すべての E メールアドレスでは大文字と小文字が区別されます。たとえば、sender@example.com を検証した場合、sender@EXAMPLE.com も検証しないと、sender@EXAMPLE.com から E メールを送信できません。ただし、ドメインの検証では大文字と小文字は区別されません。詳細については、「Amazon SES でのドメインの検証」を参照してください。

  • メールアドレスを個別に検証し、そのアドレスのドメインも検証する場合、E メールアドレスの検証されたアイデンティティ設定 (DKIM、フィードバック通知など) はドメインレベルの設定をオーバーライドします。たとえば、example.com および sender@example.com を検証し、example.com では DKIM を有効にし、sender@example.com では有効にしない場合、sender@example.com から送信する E メールには DKIM 署名が付きません。

  • Amazon SES は複数の AWS リージョンにエンドポイントがあり、E メールアドレスの検証ステータスは AWS リージョンごとに異なります。使用する AWS リージョンの各送信者について、E メールアドレス検証プロセスを完了する必要があります。複数の AWS リージョンで Amazon SES を使用する方法については、「リージョンと Amazon SES」を参照してください。

  • AWS アカウントあたり約 10,000 件のアイデンティティ (任意の組み合わせのドメインおよび E メールアドレス) を検証できます。

  • E メールアドレスを検証すると、検証されたアドレスにラベルを追加することによって形成される任意のアドレスを「From」と "Return-Path" のアドレスに設定できるようになります。ラベルを含むアドレスは、name+label@example.com という形式であり、プラス記号 (+) とアットマーク (@) の間はユーザー指定のテキストです。

    たとえば、user@example.com を検証した場合、user+recipient1@example.comuser+recipient2@example.com などからも E メールを送信できます。これによって、可変エンベロープリターンパス (VERP) をサポートし、受取人ごとに異なるリターンパスを使用することができます。VERP に関する詳細については、http://en.wikipedia.org/wiki/Variable_envelope_return_path を参照してください。

    ラベルのないアドレスを検証すると、基本的に、検証されたアドレスにラベルを追加することによって形成されるすべてのアドレスを検証していることになります。ただし、その逆は真ではありません。既にラベルが含まれている E メールアドレスを検証することによって、他のアドレスからの送信が許可されることはありません。たとえば、andrew+recipient1@example.com を検証することによって、andrew@example.comandrew+recipient2@example.com、または andrew+recipient1+recipient2@example.com からの送信が許可されることはありません。

  • "Sender" ヘッダーを含むメッセージを送信するために SendRawEmail API アクションを使用する場合は、まず、そのヘッダー内の E メールアドレスまたはドメインを検証する必要があります。詳細については、「E メールヘッダーフィールドについて」を参照してください。

検証手順

以下の手順では、Amazon SES コンソールを使用して E メールアドレスを検証および表示する方法を示します。

E メールアドレスを検証するには

  1. Amazon SES コンソールで E メールアドレスリストに移動するか、次の手順に従ってこのリストに移動します。

    1. AWS マネジメントコンソールにサインインして、Amazon SES コンソール (https://console.aws.amazon.com/ses/) を開きます。

    2. ナビゲーションペインの [Identity Management] で [Email Addresses] を選択します。

  2. [Verify a New Email Address] を選択します。

  3. [Verify a New Email Address] ダイアログボックスの指定フィールドに E メールアドレスを入力し、[Verify This Email Address] を選択します。

     [Verify a New Email Address]
  4. E メールクライアントで、Amazon SES からのメッセージを開きます。このメッセージでは、この E メールアドレスの所有者であることを確認するように求められます。

  5. メッセージ内のリンクをクリックします。

    注記

    検証メッセージ内のリンクは、元の検証リクエストから 24 時間で期限切れになります。

  6. Amazon SES コンソールでの E メールアドレスのステータスは、「pending verification」から「verified」に変わります。

  7. これで Amazon SES を使用して、このアドレスから E メールを送信できます。テスト E メールを送信するには、検証済み E メールアドレスの横のチェックボックスをオンにして、[Send a Test Email] を選択します。

検証済み E メールアドレスを表示するには

  1. Amazon SES コンソールで E メールアドレスリストに移動するか、次の手順に従ってこのリストに移動します。

    1. AWS マネジメントコンソールにサインインして、Amazon SES コンソール (https://console.aws.amazon.com/ses/) を開きます。

    2. ナビゲーションペインの [Identity Management] で [Email Addresses] を選択します。

  2. 検証済み E メールアドレスのリストで、1 つ以上の E メールアドレスを展開して、詳細を表示することができます。

検証済み E メールアドレスを削除するには

  1. Amazon SES コンソールで E メールアドレスリストに移動するか、次の手順に従ってこのリストに移動します。

    1. AWS マネジメントコンソールにサインインして、Amazon SES コンソール (https://console.aws.amazon.com/ses/) を開きます。

    2. ナビゲーションペインの [Identity Management] で [Email Addresses] を選択します。

  2. 削除する各 E メールアドレスの横にあるボックスをオンにし、[Remove] を選択します。

Amazon SES API の使用

検証済み E メールアドレスを Amazon SES API で管理することもできます。以下のアクションを使用できます。

  • VerifyEmailIdentity

  • ListIdentities

  • DeleteIdentity

  • GetIdentityVerificationAttributes

注記

以下の古い API アクションは、2012 年 5 月 15 日のドメイン検証のリリース時に廃止されたため、上記の API アクションを使用することをお勧めします。

  • VerifyEmailAddress

  • ListVerifiedEmailAddresses

  • DeleteVerifiedEmailAddress

これらの API アクションを使用して、E メールアドレス検証用のカスタマイズされたフロントエンドアプリケーションを作成できます。E メールの検証に関連する API アクションの完全な説明については、「Amazon Simple Email Service API Reference」を参照してください。

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