リソースタグ
Resource Tags プロパティを使用してリソースにタグを適用し、それらのリソースの識別や分類に役立てることができます。タグを適用できるのは、AWS CloudFormation がタグ付けをサポートしているリソースのみです。CloudFormation でタグ付けが可能なリソースの詳細については、AWS リソースおよびプロパティタイプのリファレンス の個々のリソースをご参照ください。
注記
タグ付けの実装は、リソースごとに異なる可能性があります。たとえば、AWS::AutoScaling::AutoScalingGroup
は、タグ付けスキームの一部として追加の必須 PropagateAtLaunch
プロパティを提供します。
ユーザーが定義する任意のタグに加えて、CloudFormation はプレフィックス aws:
が付いた次のようなスタックレベルのタグを自動的に作成します。
-
aws:cloudformation:
logical-id
-
aws:cloudformation:
stack-id
-
aws:cloudformation:
stack-name
aws:
プレフィックスは AWS 用に限定されています。このプレフィックスでは、大文字と小文字は区別されません。Key
または Value
プロパティでこのプレフィックスを使用すると、タグを更新または削除することはできません。このプレフィックスを持つタグは、リソースごとのタグ数にはカウントされません。
自動的に作成されたタグを含むリソースへのスタックレベルのタグの反映は、リソースによって異なる場合があります。例えば、タグはブロックデバイスマッピングから作成された Amazon EBS ボリュームには反映されません。
構文
プロパティ
-
タグのキー名。値には 1~128 文字の Unicode 文字を指定できます。ただし、
aws:
のプレフィックスを付けることはできません。次の文字を使用できます: 一連の Unicode 文字、数字、空白、_
、.
、:
、/
、=
、+
、@
、-
、"
。必須: はい
タイプ: 文字列
-
タグの値。1~256 文字の値を指定できます。以下の文字を使用できます。一連の Unicode 文字、数字、空白、
_
、.
、/
、=
、+
、-
。必須: はい
タイプ: 文字列
例
この例は、Tags
プロパティを示します。このプロパティは、このプロパティをサポートするリソースの Properties
セクションに指定します。作成されたリソースは、宣言したタグでタグ付けされます。
JSON
"Tags" : [ { "Key" : "keyname1", "Value" : "value1" }, { "Key" : "keyname2", "Value" : "value2" } ]
YAML
Tags: - Key: "keyname1" Value: "value1" - Key: "keyname2" Value: "value2"