スタックの削除 - AWS CloudFormation

スタックの削除

スタックを削除するには、aws cloudformation delete-stack コマンドを実行します。削除するスタックの名前を指定する必要があります。スタックを削除すると、スタックとすべてのリソースを削除することになります。

次の例では、myteststack スタックが削除されます。

$ aws cloudformation delete-stack --stack-name myteststack
注記

削除保護が有効になっているスタックを削除することはできません。詳細については、「スタックの削除保護」を参照してください。

削除が失敗して DELETE_FAILED 状態が返された場合は、deletion-mode パラメータを使用してスタックを強制的に削除することを選択できます。deletion-mode で使用できる値は次のとおりです:

  • STANDARD: スタックを通常どおり削除します。これはデフォルトの削除モードです。

  • FORCE_DELETE_STACK: スタックを削除し、削除に失敗したすべてのリソースをスキップします。

次の例では、deletion-mode パラメータの FORCE_DELETE_STACK 値を使用して myteststack スタックを強制的に削除します。

$ aws cloudformation delete-stack --stack-name myteststack \ --deletion-mode FORCE_DELETE_STACK

FORCE_DELETE_STACK を使用する場合、スタックを削除した場合でもリソースを保持できます。次の例は、 削除されたスタックのリソースを示しています。

$ aws cloudformation list-stack-resources --stack-name myteststack

保持されたリソースには DELETE_SKIPPED ステータスが表示されます。

スタックに関連付けられたリソースの一覧表示の詳細については、「 リソースの一覧表示」を参照してください。