キャパシティーの予約 の料金と請求
キャパシティーの予約の料金は支払いオプションによって異なります。
料金表
キャパシティーの予約 がアクティブな場合、インスタンスを実行するかどうかにかかわらず、同等のオンデマンド料金が請求されます。予約を使用しない場合、この予約は EC2 請求書に未使用予約として記載されます。予約の属性に一致するインスタンスを実行するときは、そのインスタンスの料金のみを支払い、予約に料金はかかりません。前払い、または追加の料金はありません。
たとえば、20 個の m4.large
Linux インスタンスに対してキャパシティーの予約を作成し、同じアベイラビリティーゾーンで 15 個の m4.large
Linux インスタンスを実行すると、15 個のアクティブインスタンスと予約されている 5 個の未使用のインスタンス分が課金されます。
Savings Plans およびリージョン リザーブドインスタンス の請求割引が キャパシティーの予約 に適用されます。詳細については、「請求割引」を参照してください。
詳細については、「Amazon EC2 の料金表
請求
キャパシティーの予約 は、秒単位で課金されます。つまり、1 時間に満たない分に対して課金されます。たとえば、24 時間 15 分の間、アカウント内で予約が有効な場合は、24.25 予約時間が課金されます。
次の例は、キャパシティーの予約 の請求方法を示しています。キャパシティーの予約は 1 つの m4.large
Linux インスタンスに対して作成され、オンデマンド料金は 1 時間あたり 0.10 USD です。この例では、キャパシティーの予約 はアカウントで 5 時間有効です。キャパシティーの予約は最初の
1 時間は使用されないため、m4.large
インスタンスタイプの標準オンデマンド料金で未使用の 1 時間分の料金が請求されます。2~5 時間目は、キャパシティーの予約は m4.large
インスタンスによって占有されます。この間、キャパシティーの予約に料金は発生せず、代わりにそれを占有している m4.large
インスタンスに対してアカウントが請求されます。6 時間目にはキャパシティーの予約がキャンセルされ、m4.large
インスタンスはリザーブドキャパシティー外で通常どおりに実行されます。その時間は、m4.large
インスタンスタイプのオンデマンド料金で請求されます。

請求割引
Savings Plans およびリージョン リザーブドインスタンス の請求割引が キャパシティーの予約 に適用されます。AWS では、一致している属性を持つキャパシティーの予約にこれらの割引を自動的に適用します。キャパシティーの予約がインスタンスによって使用されると、割引がインスタンスに適用されます。割引は、未使用のキャパシティーの予約を対象とする前に、インスタンスの使用に優先的に適用されます。
ゾーンリザーブドインスタンスの請求割引はキャパシティーの予約には適用されません。
詳細については、以下を参照してください。
請求の表示
アカウントの請求と料金は、AWS Billing and Cost Management コンソールで確認できます。
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[ダッシュボード] には、アカウント利用料の概要が表示されます。
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[請求書] ページの [明細] で、[Elastic Compute Cloud] セクションとリージョンを展開して、キャパシティーの予約 の請求情報を取得します。
請求額をオンラインで表示することも、CSV ファイルとしてダウンロードすることもできます。詳細については、『AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド』の「キャパシティーの予約 明細項目」を参照してください。