AWS Resource Groups を使用して、Resource Groupsと呼ばれるキャパシティー予約の論理コレクションを作成できます。リソースグループは、すべて同じ AWS リージョンにある AWS リソースの論理的なグループです。リソースグループの詳細については、『AWS Resource Groups ユーザーガイド』の「 リソースグループとは」を参照してください。
自分のアカウントで所有するキャパシティ予約および他の AWS アカウントから共有を受けているキャパシティ予約は、1 つのリソースグループに含めることができます。また、異なる属性 (インスタンスタイプ、プラットフォーム、アベイラビリティーゾーン、テナンシー) を持つキャパシティ予約も 1 つのリソースグループに入れることができます。
キャパシティ予約のリソースグループを作成すると、個別のキャパシティ予約ではなく、キャパシティ予約のグループをインスタンスのターゲットにできます。キャパシティ予約のグループをターゲットとするインスタンスは、一致する属性 (インスタンスタイプ、プラットフォーム、アベイラビリティーゾーン、テナンシー) と使用可能なキャパシティを持つグループ内のキャパシティ予約と一致します。一致する属性と使用可能な容量を持つ キャパシティーの予約 がグループにない場合、インスタンスはオンデマンド型キャパシティーを使用して実行されます。一致する キャパシティーの予約 が後の段階でターゲットグループに追加されると、インスタンスは自動的にマッチングされ、リザーブドキャパシティーに移動されます。
グループで キャパシティーの予約 の意図しない使用を防ぐには、キャパシティー予約を明示的にターゲットとするインスタンスだけを受け入れるように、グループの キャパシティーの予約 を設定します。これを行うには、Amazon EC2 コンソールを使用してキャパシティ予約を作成するときに、[インスタンスの適格性] を [この予約を指定するインスタンスのみ] に設定します。AWS CLI を使用する場合は、キャパシティ予約の作成時に --instance-match-criteria targeted
を指定します。これにより、グループまたはグループ内の キャパシティーの予約 を明示的にターゲットとするインスタンスのみが、グループ内で実行できるようになります。
実行中のインスタンスがある間にグループの キャパシティーの予約 がキャンセルまたは期限切れになった場合、インスタンスは、一致する属性と使用可能な容量を持つグループ内の別の キャパシティーの予約 に自動的に移動されます。一致する属性と使用可能な容量を持つ キャパシティーの予約 がグループに残っていない場合、インスタンスはオンデマンド型キャパシティーで実行されます。一致する キャパシティーの予約 が後の段階でターゲットグループに追加されると、インスタンスは自動的にリザーブドキャパシティーに移動されます。