Amazon EBS ボリュームに関する情報の表示
EBS ボリュームに関する詳細情報を表示できます。例えば、特定のリージョンの全てのボリュームの情報を表示したり、単一ボリュームの詳細 (サイズ、ボリュームタイプ、ボリュームが暗号化されているかどうか、ボリュームを暗号化するために使用したマスターキー、ボリュームがアタッチされている特定のインスタンスなど) を表示することができます。
インスタンスのオペレーティングシステムから、どのくらいのディスク容量が使用可能かなどの EBS ボリュームの詳細情報を取得できます。
ボリューム情報の表示
ボリュームに関する情報は、次のいずれかの方法を使用して表示できます。
ボリューム状態
ボリューム状態は、Amazon EBS ボリュームの可用性を示します。ボリューム状態は、コンソールの [Volumes] (ボリューム) ページの [State] (状態) 列で表示できます。または、[describe-volumes] AWS CLI コマンドを使用しても表示できます。
可能なボリューム状態は以下のとおりです。
creating
-
ボリュームは作成中です。
available
-
ボリュームはインスタンスにアタッチされていません。
in-use
-
ボリュームはインスタンスにアタッチされています。
deleting
-
ボリュームは削除中です。
deleted
-
ボリュームは削除されました。
error
-
EBS ボリュームに関連する基となるハードウェアに障害が発生し、ボリュームに関連付けられているデータを回復できません。ボリュームを復元する方法またはボリューム上のデータを回復する方法については、EBS ボリュームのステータスが「エラー」になる
を参照してください。
ボリュームメトリクスの表示
EBS ボリュームに関する詳細は、Amazon CloudWatch から入手できます。詳細については、Amazon EBS の Amazon CloudWatch メトリクスを参照してください。
空きディスク容量の表示
インスタンスの Linux オペレーティングシステムから、どのくらいのディスク容量が使用可能かなどの EBS ボリュームの詳細情報を取得できます。例えば、以下のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
df -hT /dev/xvda1
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on /dev/xvda1 xfs 8.0G 1.2G 6.9G 15% /
ヒント
CloudWatch エージェントを使用して、インスタンスに接続せずに Amazon EC2 インスタンスからディスクスペース使用量のメトリクスを収集することもできます。詳細については、「Amazon CloudWatch ユーザーガイド」の「CloudWatch エージェント設定ファイルを作成する」および「CloudWatch エージェントのインストール」を参照してください。複数のインスタンスのディスクスペース使用量をモニタリングする必要がある場合は、Systems Manager を使用してそれらのインスタンスに CloudWatch エージェントをインストールして設定できます。詳細については、「Installing the CloudWatch agent using Systems Manager」(Systems Manager を使用した CloudWatch エージェントのインストール) を参照してください。
Windows インスタンスの空きディスク領域表示の詳細については、Windows インスタンスの Amazon EC2 ユーザーガイドの空きディスク容量の表示を参照してください。