EC2 フリートとスポットフリートのリクエストタイプ - Amazon Elastic Compute Cloud

EC2 フリートとスポットフリートのリクエストタイプ

EC2 フリートまたはスポットフリートのリクエストタイプによって、リクエストが同期的か非同期的かが決まり、さらに目的のターゲットキャパシティを 1 回限りでリクエストするのか、今後とも継続的にターゲットキャパシティを維持していくのかが決まります。フリートを設定するときに、リクエストタイプを指定する必要があります。

EC2 フリートとスポットフリートのどちらにも、requestmaintain の 2 つのリクエストタイプがあります。また、EC2 フリートには instant という 3 つ目のリクエストタイプがあります。

フリートのリクエストタイプ
instant (EC2 フリートのみ)

リクエストタイプを instant として設定すると、EC2 フリートは必要な容量に対して同期ワンタイムリクエストを送信します。API レスポンスで、起動したインスタンスが返され、さらに起動できなかったインスタンスに関するエラーも返されます。詳細については、「タイプが「instant」の EC2 フリートを設定する」を参照してください。

request

リクエストタイプを request として設定すると、フリートは必要なキャパシティに対して 1 回限りのリクエストを非同期に送信します。スポットの中断のためにキャパシティが減少しても、スポットインスタンスの補充を試みません。また、キャパシティが利用不可になっても、代替スポットキャパシティプールにリクエストを送信しません。コンソールを使用してタイプ request のスポットフリートを作成するときは、[ターゲット容量を維持する] チェックボックスをオフにします。

maintain (デフォルト)

(デフォルト) リクエストタイプを maintain に設定した場合、フリートは目的のキャパシティに非同期リクエストを送り、中断したスポットインスタンスを自動的に補充して、キャパシティを維持します。コンソールを使用してタイプ maintain のスポットフリートを作成するときは、[ターゲット容量を維持する] チェックボックスをオンにします。