Linux インスタンスへの NVIDIA ドライバーのインストール
NVIDIA GPU がアタッチされたインスタンス (P3 インスタンスや G4dn インスタンスなど) には、適切な NVIDIA ドライバーがインストールされている必要があります。インスタンスタイプに応じて、公開された NVIDIA ドライバーまたは AWS カスタマーのみが使用できる Amazon S3 のドライバーをダウンロードするか、ドライバーが事前インストールされた AMI を使用します。
注記
TLS 1.2 および TLS 1.3 をお勧めします。Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) からダウンロードするには、クライアントはこの要件を満たしている必要があります。詳細については、「TLS 1.2 がすべての AWS API エンドポイントへの接続に必要な最小バージョンになります
AMD GPU がアタッチされた Linux インスタンス (G4ad インスタンスなど) に AMD ドライバーをインストールするには、代わりに「AMD ドライバーのインストール」を参照してください。Windows インスタンスに NVIDIA ドライバーをインストールするには、「Windows インスタンスへの NVIDIA ドライバーのインストール」を参照してください。
目次
NVIDIA ドライバーの種類
GPU ベースのインスタンスで使用できる主な種類の NVIDIA ドライバーを次に示します。
- Tesla ドライバー
-
これらのドライバーは主に、機械学習用の並列浮動小数点計算、ハイパフォーマンスコンピューティングアプリケーション用の高速フーリエ変換などの計算タスクに GPU を使用するコンピューティングワークロードを対象としています。
- GRID ドライバー
-
これらのドライバーは、3D モデルや高解像度動画などのコンテンツをレンダリングするプロフェッショナルな視覚化アプリケーションに最適なパフォーマンスを提供することが認定されています。GRID ドライバーを構成すると、2 つのモードをサポートできます。Quadro Virtual Workstation は、GPU あたり 4 台の 4K ディスプレイへのアクセスを提供します。GRID vApps は、RDSH アプリのホスティング機能を提供します。
- ゲームドライバー
-
これらのドライバーはゲーム用に最適化されており、パフォーマンスを向上させるために頻繁に更新されます。これらは GPU あたり単一の 4K ディスプレイをサポートします。
NVIDIA コントロールパネル
NVIDIA コントロールパネルは、GRID およびゲームドライバーでサポートされています。Tesla ドライバーではサポートされていません。
Tesla、GRID、およびゲームとライバーに対してサポートされている API
-
OpenCL、OpenGL、Vulkan
-
NVIDIA CUDA および関連ライブラリ (cuDNN、TensorRT、nvJPEG、cuBLAS など)
-
動画エンコード用の NVENC と動画デコード用の NVDEC
インスタンスタイプ別の使用可能なドライバー
次の表は、GPU インスタンスタイプごとにサポートされている NVIDIA ドライバーをまとめたものです。
インスタンスタイプ | Tesla ドライバー | GRID ドライバー | ゲームドライバー |
---|---|---|---|
G2 | Yes | いいえ | No |
G3 | はい | はい | いいえ |
G4dn | はい | はい | Yes |
G5 | はい | はい | Yes |
G5g | はい ¹ | No | No |
P2 | はい | いいえ | いいえ |
P3 | Yes | はい ² | No |
P4d | はい | いいえ | No |
P4de | Yes | いいえ | No |
¹ この Tesla ドライバーは、ARM64 プラットフォーム固有の最適化されたグラフィックスアプリケーションもサポートしています。
² Marketplace AMI のみを使用
インストールオプション
次のいずれかのオプションを使用して、GPU インスタンスに必要な NVIDIA ドライバーを取得します。
Options
オプション 1: NVIDIA ドライバーがインストールされた AMI
AWS と NVIDIA では、NVIDIA ドライバーがインストールされた、それぞれ異なる Amazon マシンイメージ (AMI) を提供しています。
これらの AMI のいずれかを使用してインストールされたドライバーのバージョンを更新するには、バージョンの競合を避けるために、インスタンスから NVIDIA パッケージをアンインストールする必要があります。次のコマンドを使用して、NVIDIA パッケージをアンインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum erase nvidia cuda
CUDA ツールキットパッケージは、NVIDIA ドライバーに依存します。NVIDIA パッケージをアンインストールすると、CUDA ツールキットが消去されます。NVIDIA ドライバーをインストールした後に、CUDA ツールキットを再インストールする必要があります。
オプション 2: パブリック NVIDIA ドライバー
AWS が提供するオプションには、ドライバーに必要なライセンスが付属しています。または、パブリックドライバーをインストールし、自分のライセンスを使用することもできます。パブリックドライバーをインストールするには、ここで説明するように NVIDIA サイトからドライバーをダウンロードします。
または、パブリックドライバーの代わりに AWS が提供するオプションを使用することもできます。P3 インスタンスで GRID ドライバーを使用するには、オプション 1 の説明に従って AWS Marketplace AMI を使用します。G5、G4dn、または G3 インスタンスで GRID ドライバーを使用するには、オプション 1 の説明に従って AWS Marketplace AMI を使用するか、オプション 3 の説明に従って AWS が提供する NVIDIA ドライバーをインストールします。
パブリック NVIDIA ドライバーをダウンロードするには
Linux もしくは インスタンスにログインし、http://www.nvidia.com/Download/Find.aspx
インスタンス | 製品タイプ | 製品シリーズ | 製品 |
---|---|---|---|
G2 | GRID | GRID シリーズ | GRID K520 |
G3 | Tesla | M-Class | M60 |
G4dn | Tesla | T シリーズ | T4 |
G5 ¹ | Tesla | A シリーズ | A10 |
G5g ² | Tesla | T シリーズ | NVIDIA T4G |
P2 | Tesla | K シリーズ | K80 |
P3 | Tesla | V シリーズ | V100 |
P4d | Tesla | A シリーズ | A100 |
P4de | Tesla | A シリーズ | A100 |
P5 ³ | Tesla | H シリーズ | H100 |
¹ G5 インスタンスには、ドライバーバージョン 470.00 以降が必要です。
² G5g インスタンスには、ドライバーバージョン 470.82.01 以降が必要です。オペレーティングシステムは Linux aarch64 です。
³ P5 インスタンスには、ドライバーバージョン 530 以降が必要です。
Linux で NVIDIA ドライバーをインストールするには
ドライバーのインストールと設定の詳細については、NVIDIA Driver Installation Quickstart Guide
オプション 3: GRID ドライバー (G5、G4dn、および G3 インスタンス)
これらのダウンロードは、AWS カスタマーのみが利用できます。ダウンロードすることにより、NVIDIA GRID Cloud エンドユーザーライセンス契約 (EULA) で言及されている AWS ソリューションの要件を遵守するため、お客様は、AMI の開発目的にのみダウンロードしたソフトウェアを NVIDIA A10G、NVIDIA Tesla T4、NVIDIA Tesla M60 のいずれかのハードウェアとともに使用することに同意します。このソフトウェアをインストールすることは、NVIDIA GRID Cloud End User License Agreement
考慮事項
-
G5 インスタンスには GRID 13.1 以降 (または GRID 12.4 以降) が必要です。
-
G3 インスタンスで GRID ライセンスを機能させるには、AWS が提供する DNS 解決が必要です。
-
IMDSv2 は、NVIDIA ドライバーのバージョン 14.0 以降でのみサポートされています。
注記
TLS 1.2 および TLS 1.3 をお勧めします。Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) からダウンロードするには、クライアントはこの要件を満たしている必要があります。詳細については、「TLS 1.2 がすべての AWS API エンドポイントへの接続に必要な最小バージョンになります
インスタンスに NVIDIA GRID ドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。
-
Linux インスタンスに AWS CLI をインストールし、デフォルトの認証情報を設定します。詳細については、AWS CLI ユーザーガイドの「AWS Command Line Interface のインストール」を参照してください。
重要
ユーザーまたはロールは、[AmazonS3ReadOnlyAccess] ポリシーを含む許可を持っている必要があります。詳細については、「Amazon Simple Storage Service ユーザーガイド」の「AWS マネージドポリシー: AmazonS3ReadOnlyAccess」を参照してください。
-
gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
[ec2-user ~]$
sudo yum install gcc make
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum install -y gcc kernel-devel-$(uname -r)
-
次のコマンドを使用して、GRID ドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/latest/ .
GRID ドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールを実行するアクセス権限を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64*.run
-
次のようにセルフインストールスクリプトを実行して、ダウンロードした GRID ドライバーをインストールします。次に例を示します。
[ec2-user ~]$
sudo /bin/sh ./NVIDIA-Linux-x86_64*.run
注記
Amazon Linux 2 をカーネルバージョン 5.10 で使用している場合は、次のコマンドを使用して GRID ドライバーをインストールしてください。
[ec2-user ~]$
sudo CC=/usr/bin/gcc10-cc ./NVIDIA-Linux-x86_64*.runプロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
ドライバーが機能していることを確認します。次のコマンドのレスポンスに、インストールされた NVIDIA ドライバーバージョンおよび GPU に関する詳細が表示されます。
[ec2-user ~]$
nvidia-smi -q | head
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA vGPU ソフトウェアバージョン 14.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) ユースケースによっては、以下のオプションのステップを実行できます。この機能が必要ない場合は、以下のステップを実行しないでください。
-
最大 4K の解像度のディスプレイを 4 台活用するには、高性能ディスプレイプロトコル NICE DCV を設定します。
-
NVIDIA Quadro 仮想ワークステーションモードはデフォルトで有効になっています。RDSH アプリケーションホスティング機能用に GRID 仮想アプリケーションをアクティブ化するには、「NVIDIA GRID 仮想アプリケーションの有効化」の GRID 仮想アプリケーションのアクティブ化手順を完了します。
-
インスタンスに NVIDIA GRID ドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum install -y gcc kernel-devel-$(uname -r)
-
NVIDIA グラフィックスカード用の
nouveau
オープンソースドライバーを無効にします。-
nouveau
ブラックリストファイルに/etc/modprobe.d/blacklist.conf
を追加します。次のコードブロックをコピーして、ターミナルに貼り付けます。[ec2-user ~]$
cat << EOF | sudo tee --append /etc/modprobe.d/blacklist.conf blacklist vga16fb blacklist nouveau blacklist rivafb blacklist nvidiafb blacklist rivatv EOF
-
/etc/default/grub
ファイルを編集して、次の行を追加します。GRUB_CMDLINE_LINUX="rdblacklist=nouveau"
-
Grub 設定を再構築します。
[ec2-user ~]$
sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
-
-
次のコマンドを使用して、GRID ドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/latest/ .
GRID ドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールを実行するアクセス権限を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64*.run
-
次のようにセルフインストールスクリプトを実行して、ダウンロードした GRID ドライバーをインストールします。次に例を示します。
[ec2-user ~]$
sudo /bin/sh ./NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
ドライバーが機能していることを確認します。次のコマンドのレスポンスに、インストールされた NVIDIA ドライバーバージョンおよび GPU に関する詳細が表示されます。
[ec2-user ~]$
nvidia-smi -q | head
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA vGPU ソフトウェアバージョン 14.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) ユースケースによっては、以下のオプションのステップを実行できます。この機能が必要ない場合は、以下のステップを実行しないでください。
-
最大 4K の解像度のディスプレイを 4 台活用するには、高性能ディスプレイプロトコル NICE DCV を設定します。
-
NVIDIA Quadro 仮想ワークステーションモードはデフォルトで有効になっています。RDSH アプリケーションホスティング機能用に GRID 仮想アプリケーションをアクティブ化するには、「NVIDIA GRID 仮想アプリケーションの有効化」の GRID 仮想アプリケーションのアクティブ化手順を完了します。
-
GUI デスクトップ/ワークステーションパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum groupinstall -y "Server with GUI"
-
インスタンスに NVIDIA GRID ドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo dnf install -y make gcc elfutils-libelf-devel libglvnd-devel kernel-devel-$(uname -r)
-
次のコマンドを使用して、GRID ドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/latest/ .
GRID ドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールを実行するアクセス権限を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64*.run
-
次のようにセルフインストールスクリプトを実行して、ダウンロードした GRID ドライバーをインストールします。次に例を示します。
[ec2-user ~]$
sudo /bin/sh ./NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
ドライバーが機能していることを確認します。次のコマンドのレスポンスに、インストールされた NVIDIA ドライバーバージョンおよび GPU に関する詳細が表示されます。
[ec2-user ~]$
nvidia-smi -q | head
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA vGPU ソフトウェアバージョン 14.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) ユースケースによっては、以下のオプションのステップを実行できます。この機能が必要ない場合は、以下のステップを実行しないでください。
-
最大 4K の解像度のディスプレイを 4 台活用するには、高性能ディスプレイプロトコル NICE DCV を設定します。
-
NVIDIA Quadro 仮想ワークステーションモードはデフォルトで有効になっています。RDSH アプリケーションホスティング機能用に GRID 仮想アプリケーションをアクティブ化するには、「NVIDIA GRID 仮想アプリケーションの有効化」の GRID 仮想アプリケーションのアクティブ化手順を完了します。
-
GUI ワークステーションパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo dnf groupinstall -y workstation
-
Linux インスタンスに NVIDIA GRID ドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo dnf install -y make gcc elfutils-libelf-devel libglvnd-devel kernel-devel-$(uname -r)
-
次のコマンドを使用して、GRID ドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/latest/ .
GRID ドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールを実行するアクセス権限を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64*.run
-
次のようにセルフインストールスクリプトを実行して、ダウンロードした GRID ドライバーをインストールします。次に例を示します。
[ec2-user ~]$
sudo /bin/sh ./NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
ドライバーが機能していることを確認します。次のコマンドのレスポンスに、インストールされた NVIDIA ドライバーバージョンおよび GPU に関する詳細が表示されます。
[ec2-user ~]$
nvidia-smi -q | head
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA vGPU ソフトウェアバージョン 14.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) ユースケースによっては、以下のオプションのステップを実行できます。この機能が必要ない場合は、以下のステップを実行しないでください。
-
最大 4K の解像度のディスプレイを 4 台活用するには、高性能ディスプレイプロトコル NICE DCV を設定します。
-
NVIDIA Quadro 仮想ワークステーションモードはデフォルトで有効になっています。RDSH アプリケーションホスティング機能用に GRID 仮想アプリケーションをアクティブ化するには、「NVIDIA GRID 仮想アプリケーションの有効化」の GRID 仮想アプリケーションのアクティブ化手順を完了します。
-
インスタンスに NVIDIA GRID ドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
$
sudo apt-get update -y
-
(Ubuntu) 最新バージョンを受け取るには、
linux-aws
パッケージをアップグレードします。$
sudo apt-get upgrade -y linux-aws
(Debian) 最新バージョンを受け取るには、パッケージをアップグレードします。
$
sudo apt-get upgrade -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
$
sudo apt-get install -y gcc make linux-headers-$(uname -r)
-
NVIDIA グラフィックスカード用の
nouveau
オープンソースドライバーを無効にします。-
nouveau
ブラックリストファイルに/etc/modprobe.d/blacklist.conf
を追加します。次のコードブロックをコピーして、ターミナルに貼り付けます。$
cat << EOF | sudo tee --append /etc/modprobe.d/blacklist.conf blacklist vga16fb blacklist nouveau blacklist rivafb blacklist nvidiafb blacklist rivatv EOF
-
/etc/default/grub
ファイルを編集して、次の行を追加します。GRUB_CMDLINE_LINUX="rdblacklist=nouveau"
-
Grub 設定を再構築します。
$
sudo update-grub
-
-
次のコマンドを使用して、GRID ドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
$
aws s3 cp --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/latest/ .
GRID ドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
$
aws s3 ls --recursive s3://ec2-linux-nvidia-drivers/
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールを実行するアクセス権限を追加します。
$
chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64*.run
-
次のようにセルフインストールスクリプトを実行して、ダウンロードした GRID ドライバーをインストールします。次に例を示します。
$
sudo /bin/sh ./NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
ドライバーが機能していることを確認します。次のコマンドのレスポンスに、インストールされた NVIDIA ドライバーバージョンおよび GPU に関する詳細が表示されます。
$
nvidia-smi -q | head
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA vGPU ソフトウェアバージョン 14.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 $
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
$
sudo reboot
-
(オプション) ユースケースによっては、以下のオプションのステップを実行できます。この機能が必要ない場合は、以下のステップを実行しないでください。
-
最大 4K の解像度のディスプレイを 4 台活用するには、高性能ディスプレイプロトコル NICE DCV を設定します。
-
NVIDIA Quadro 仮想ワークステーションモードはデフォルトで有効になっています。RDSH アプリケーションホスティング機能用に GRID 仮想アプリケーションをアクティブ化するには、「NVIDIA GRID 仮想アプリケーションの有効化」の GRID 仮想アプリケーションのアクティブ化手順を完了します。
-
GUI デスクトップ/ワークステーションパッケージをインストールします。
$
sudo apt-get install -y lightdm ubuntu-desktop
-
オプション 4: NVIDIA ゲームドライバー (G5 および G4dn インスタンス)
これらのドライバーは、AWS カスタマーのみが利用できます。これらをダウンロードすることで、ダウンロードしたソフトウェアは、NVIDIA A10G および NVIDIA Tesla T4 ハードウェアで、AMIs の開発目的のみに使用することに同意したことになります。このソフトウェアをインストールすることは、NVIDIA GRID Cloud End User License Agreement
考慮事項
-
G3 インスタンスで GRID ライセンスを機能させるには、AWS が提供する DNS 解決が必要です。
-
IMDSv2 は、NVIDIA ドライバーのバージョン 495.x 以降でのみサポートされています。
インスタンスに NVIDIA ゲームドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。
-
Linux インスタンスに AWS CLI をインストールし、デフォルトの認証情報を設定します。詳細については、AWS CLI ユーザーガイドの「AWS Command Line Interface のインストール」を参照してください。
重要
ユーザーまたはロールは、[AmazonS3ReadOnlyAccess] ポリシーを含む許可を持っている必要があります。詳細については、「Amazon Simple Storage Service ユーザーガイド」の「AWS マネージドポリシー: AmazonS3ReadOnlyAccess」を参照してください。
-
gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
[ec2-user ~]$
sudo yum install gcc make
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum install -y gcc kernel-devel-$(uname -r)
-
次のコマンドを使用して、ゲームドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://nvidia-gaming/linux/latest/ .
ゲームドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://nvidia-gaming/linux/
-
ダウンロードした
.zip
アーカイブから、ゲームドライバーのインストールユーティリティを抽出します。[ec2-user ~]$
unzip
latest-driver-name
.zip -d nvidia-drivers -
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールユーティリティを実行するためのアクセス許可を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x nvidia-drivers/NVIDIA-Linux-x86_64*-grid.run
-
次のコマンドを使用してインストーラを実行します。
[ec2-user ~]$
sudo ./nvidia-drivers/NVIDIA-Linux-x86_64*.run
注記
Amazon Linux 2 をカーネルバージョン 5.10 で使用している場合は、次のコマンドを使用して NVIDIA ゲームドライバーをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo CC=/usr/bin/gcc10-cc ./NVIDIA-Linux-x86_64*.runプロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
次のコマンドを使用して必要な設定ファイルを作成します。
[ec2-user ~]$
cat << EOF | sudo tee -a /etc/nvidia/gridd.conf vGamingMarketplace=2 EOF
-
次のコマンドを使用して認証ファイルをダウンロードし、名前を変更します。
-
バージョン 460.39 以降:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCertLinux_2023_9_22.cert"
-
バージョン 440.68 から 445.48:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2020_04.cert"
-
それより前のバージョン:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2019_09.cert"
-
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA ドライバーバージョン 510.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) 最大 4K 解像度の 1 台のディスプレイを活用するには、高性能ディスプレイプロトコル、NICE DCV を設定します。
インスタンスに NVIDIA ゲームドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum install -y unzip gcc kernel-devel-$(uname -r)
-
NVIDIA グラフィックスカード用の
nouveau
オープンソースドライバーを無効にします。-
nouveau
ブラックリストファイルに/etc/modprobe.d/blacklist.conf
を追加します。次のコードブロックをコピーして、ターミナルに貼り付けます。[ec2-user ~]$
cat << EOF | sudo tee --append /etc/modprobe.d/blacklist.conf blacklist vga16fb blacklist nouveau blacklist rivafb blacklist nvidiafb blacklist rivatv EOF
-
/etc/default/grub
ファイルを編集して、次の行を追加します。GRUB_CMDLINE_LINUX="rdblacklist=nouveau"
-
Grub 設定を再構築します。
[ec2-user ~]$
sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
-
-
次のコマンドを使用して、ゲームドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://nvidia-gaming/linux/latest/ .
ゲームドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://nvidia-gaming/linux/
-
ダウンロードした
.zip
アーカイブから、ゲームドライバーのインストールユーティリティを抽出します。[ec2-user ~]$
unzip vGPUSW-*vGaming-Linux-Guest-Drivers.zip -d nvidia-drivers
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールユーティリティを実行するためのアクセス許可を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*-grid.run
-
次のコマンドを使用してインストーラを実行します。
[ec2-user ~]$
sudo ./nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
次のコマンドを使用して必要な設定ファイルを作成します。
[ec2-user ~]$
cat << EOF | sudo tee -a /etc/nvidia/gridd.conf vGamingMarketplace=2 EOF
-
次のコマンドを使用して認証ファイルをダウンロードし、名前を変更します。
-
バージョン 460.39 以降:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCertLinux_2023_9_22.cert"
-
バージョン 440.68 から 445.48:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2020_04.cert"
-
それより前のバージョン:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2019_09.cert"
-
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA ドライバーバージョン 510.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) 最大 4K 解像度の 1 台のディスプレイを活用するには、高性能ディスプレイプロトコル、NICE DCV を設定します。この機能が必要ない場合は、このステップを実行しないでください。
インスタンスに NVIDIA ゲームドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo yum install -y unzip gcc kernel-devel-$(uname -r)
-
次のコマンドを使用して、ゲームドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://nvidia-gaming/linux/latest/ .
ゲームドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://nvidia-gaming/linux/
-
ダウンロードした
.zip
アーカイブから、ゲームドライバーのインストールユーティリティを抽出します。[ec2-user ~]$
unzip vGPUSW-*vGaming-Linux-Guest-Drivers.zip -d nvidia-drivers
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールユーティリティを実行するためのアクセス許可を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*-grid.run
-
次のコマンドを使用してインストーラを実行します。
[ec2-user ~]$
sudo ./nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
次のコマンドを使用して必要な設定ファイルを作成します。
[ec2-user ~]$
cat << EOF | sudo tee -a /etc/nvidia/gridd.conf vGamingMarketplace=2 EOF
-
次のコマンドを使用して認証ファイルをダウンロードし、名前を変更します。
-
バージョン 460.39 以降:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCertLinux_2023_9_22.cert"
-
バージョン 440.68 から 445.48:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2020_04.cert"
-
それより前のバージョン:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2019_09.cert"
-
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA ドライバーバージョン 510.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) 最大 4K 解像度の 1 台のディスプレイを活用するには、高性能ディスプレイプロトコル、NICE DCV を設定します。
インスタンスに NVIDIA ゲームドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
[ec2-user ~]$
sudo yum update -y
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
[ec2-user ~]$
sudo dnf install -y unzip gcc make elfutils-libelf-devel libglvnd-devel kernel-devel-$(uname -r)
-
次のコマンドを使用して、ゲームドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
[ec2-user ~]$
aws s3 cp --recursive s3://nvidia-gaming/linux/latest/ .
ゲームドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
[ec2-user ~]$
aws s3 ls --recursive s3://nvidia-gaming/linux/
-
ダウンロードした
.zip
アーカイブから、ゲームドライバーのインストールユーティリティを抽出します。[ec2-user ~]$
unzip vGPUSW-*vGaming-Linux-Guest-Drivers.zip -d nvidia-drivers
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールユーティリティを実行するためのアクセス許可を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +x nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*-grid.run
-
次のコマンドを使用してインストーラを実行します。
[ec2-user ~]$
sudo ./nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
次のコマンドを使用して必要な設定ファイルを作成します。
[ec2-user ~]$
cat << EOF | sudo tee -a /etc/nvidia/gridd.conf vGamingMarketplace=2 EOF
-
次のコマンドを使用して認証ファイルをダウンロードし、名前を変更します。
-
バージョン 460.39 以降:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCertLinux_2023_9_22.cert"
-
バージョン 440.68 から 445.48:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2020_04.cert"
-
それより前のバージョン:
[ec2-user ~]$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2019_09.cert"
-
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA ドライバーバージョン 510.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 [ec2-user ~]$
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
[ec2-user ~]$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
[ec2-user ~]$
sudo reboot
-
(オプション) 最大 4K 解像度の 1 台のディスプレイを活用するには、高性能ディスプレイプロトコル、NICE DCV を設定します。
インスタンスに NVIDIA ゲームドライバーをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。gcc および make をインストールします (まだインストールされていない場合)。
-
パッケージのキャッシュを更新し、インスタンスのためにパッケージを更新します。
$
sudo apt-get update -y
-
最新バージョンにするには、
linux-aws
パッケージにアップグレードします。$
sudo apt-get upgrade -y linux-aws
-
インスタンスを再起動して、最新のカーネルバージョンを読み込みます。
$
sudo reboot
-
再起動後にインスタンスに再接続します。
-
現在実行しているカーネルのバージョン用の gcc コンパイラおよびカーネルヘッダーパッケージをインストールします。
$
sudo apt-get install -y unzip gcc make linux-headers-$(uname -r)
-
NVIDIA グラフィックスカード用の
nouveau
オープンソースドライバーを無効にします。-
nouveau
ブラックリストファイルに/etc/modprobe.d/blacklist.conf
を追加します。次のコードブロックをコピーして、ターミナルに貼り付けます。$
cat << EOF | sudo tee --append /etc/modprobe.d/blacklist.conf blacklist vga16fb blacklist nouveau blacklist rivafb blacklist nvidiafb blacklist rivatv EOF
-
/etc/default/grub
ファイルを編集して、次の行を追加します。GRUB_CMDLINE_LINUX="rdblacklist=nouveau"
-
Grub 設定を再構築します。
$
sudo update-grub
-
-
次のコマンドを使用して、ゲームドライバーインストールユーティリティをダウンロードします。
$
aws s3 cp --recursive s3://nvidia-gaming/linux/latest/ .
ゲームドライバーの複数のバージョンがこのバケットに保存されます。使用可能なバージョンをすべて表示するには、次のコマンドを使用します。
$
aws s3 ls --recursive s3://nvidia-gaming/linux/
-
ダウンロードした
.zip
アーカイブから、ゲームドライバーのインストールユーティリティを抽出します。$
unzip vGPUSW-*vGaming-Linux-Guest-Drivers.zip -d nvidia-drivers
-
次のコマンドを使用して、ドライバーのインストールユーティリティを実行するためのアクセス許可を追加します。
$
chmod +x nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*-grid.run
-
次のコマンドを使用してインストーラを実行します。
$
sudo ./nvidia-drivers/Linux/NVIDIA-Linux-x86_64*.run
プロンプトが表示されたら、ライセンス契約を受諾し、必要に応じてインストールオプションを指定します (デフォルトのオプションを使用できます)。
-
次のコマンドを使用して必要な設定ファイルを作成します。
$
cat << EOF | sudo tee -a /etc/nvidia/gridd.conf vGamingMarketplace=2 EOF
-
次のコマンドを使用して認証ファイルをダウンロードし、名前を変更します。
-
バージョン 460.39 以降:
$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCertLinux_2023_9_22.cert"
-
バージョン 440.68 から 445.48:
$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2020_04.cert"
-
それより前のバージョン:
$
sudo curl -o /etc/nvidia/GridSwCert.txt "https://nvidia-gaming.s3.amazonaws.com/GridSwCert-Archive/GridSwCert-Linux_2019_09.cert"
-
-
G4dn、G5 または G5g インスタンスで NVIDIA ドライバーバージョン 510.x 以降を使用している場合は、次のコマンドで GSP を無効にします。これが必要な理由の詳細については、「NVIDIA のドキュメント
」をご覧ください。 $
sudo touch /etc/modprobe.d/nvidia.conf
$
echo "options nvidia NVreg_EnableGpuFirmware=0" | sudo tee --append /etc/modprobe.d/nvidia.conf
-
インスタンスを再起動します。
$
sudo reboot
-
(オプション) 最大 4K 解像度の 1 台のディスプレイを活用するには、高性能ディスプレイプロトコル、NICE DCV を設定します。この機能が必要ない場合は、このステップを実行しないでください。
CUDA の追加バージョンのインストール
インスタンスに NVIDIA グラフィックスドライバーをインストールした後、グラフィックスドライバーにバンドルされているバージョン以外の CUDA をインストールできます。以下の手順では、インスタンスで CUDA の複数のバージョンを設定する方法を示しています。
CUDA ツールキットをインストールするには
-
Linux インスタンスに接続します。
-
NVIDIA ウェブサイト
を開き、必要な CUDA のバージョンを選択します。 -
インスタンスのオペレーティングシステムのアーキテクチャ、ディストリビューション、バージョンを選択します。[Installer Type (インストーラタイプ)] で、[runfile (local) (runfile (ローカル))] を選択します。
-
手順に従ってインストールスクリプトをダウンロードします。
-
以下のコマンドを使用してダウンロードしたインストールスクリプトに対する実行アクセス許可を追加します。
[ec2-user ~]$
chmod +xdownloaded_installer_file
-
以下のようにインストールスクリプトを実行して、CUDA ツールキットをインストールし、CUDA のバージョン番号をツールキットのパスに追加します。
[ec2-user ~]$
sudo shdownloaded_installer_file
--silent --override --toolkit --samples --toolkitpath=/usr/local/cuda-version
--samplespath=/usr/local/cuda --no-opengl-libs -
(オプション) CUDA のデフォルトバージョンを以下のように設定します。
[ec2-user ~]$
sudo ln -s /usr/local/cuda-version
/usr/local/cuda