Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

EBS ボリュームの変更をリクエストする

Elastic Volumes では、Amazon EBS ボリュームのサイズやパフォーマンス、ボリュームタイプをデタッチすることなく動的に変更することができます。

ボリュームを変更する場合は、次のプロセスで行います。

  1. (オプション) 重要なデータを含むボリュームを変更する前に、変更をロールバックする必要がある場合に備えて、ボリュームのスナップショットを作成するのがベストプラクティスです。詳細については、「Amazon EBS スナップショットの作成」を参照してください。

  2. ボリュームの変更をリクエストします。

  3. ボリューム変更の進行状況をモニタリングします。詳細については、「ボリューム変更の進行状況のモニタリング」を参照してください。

  4. ボリュームのサイズが変更された場合、増加されたストレージ容量を利用するには、ボリュームのファイルシステムを拡張します。詳細については、ボリュームサイズ変更後の Linux ファイルシステムの拡張を参照してください。

Elastic Volumes を使用して EBS ボリュームを変更する (コンソール)

以下の手順に従って、EBS ボリュームを変更します。

コンソールを使用して、EBS ボリュームを変更するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Volumes] を選択し、変更するボリュームを選択したら、[Actions]、[Modify Volume] の順に選択します。

  3. [Modify Volume] ウィンドウに、ボリューム ID とボリュームの現在の設定 (タイプ、サイズ、IOPS など) が表示されます。これらの設定のいずれかまたはすべてを 1 回のアクションで変更できます。新しい設定値を以下のように設定します。

    • タイプを変更するには、[Volume Type] の値を選択します。

    • サイズを変更するには、許可された整数値を [Size] に入力します。

    • ボリュームタイプとして [プロビジョンド IOPS SSD (io1)] を選択した場合は、許可された整数値を [IOPS] に入力します。

  4. ボリューム設定を変更したら、[変更] を選択します。確認を求めるメッセージが表示されたら、[Yes] を選択します。

  5. ボリュームサイズを変更しても、ボリュームのファイルシステムを拡張して新しいストレージ容量を利用するまでは、実際の効果はありません。詳細については、ボリュームサイズ変更後の Linux ファイルシステムの拡張を参照してください。

Elastic Volumes を使用して EBS ボリュームを変更する (AWS CLI)

ボリュームの設定を 1 つ以上変更するには、modify-volume コマンドを使用します。たとえば、サイズが 100 GiB で、タイプが gp2 のボリュームがある場合は、次のコマンドでこの設定を 10,000 IOPS、サイズが 200 GiB のタイプ io1 のボリュームに変更します。

aws ec2 modify-volume --volume-type io1 --iops 10000 --size 200 --volume-id vol-11111111111111111

出力例を次に示します。

{ "VolumeModification": { "TargetSize": 200, "TargetVolumeType": "io1", "ModificationState": "modifying", "VolumeId": "vol-11111111111111111", "TargetIops": 10000, "StartTime": "2017-01-19T22:21:02.959Z", "Progress": 0, "OriginalVolumeType": "gp2", "OriginalIops": 300, "OriginalSize": 100 } }

ボリュームサイズを変更しても、ボリュームのファイルシステムを拡張して新しいストレージ容量を利用するまでは、実際の効果はありません。詳細については、ボリュームサイズ変更後の Linux ファイルシステムの拡張を参照してください。

Elastic Volumes サポートの初期化 (必要な場合)

2016 年 11 月 1 日以前にインスタンスにアタッチされたボリュームを変更する前に、次のいずれかのアクションを使用してボリュームのサポートを初期化する必要があります。

  • ボリュームをデタッチしてアタッチする

  • インスタンスを再起動する

インスタンスでボリュームを変更する準備が完了していることを確認するには、次のいずれかの手順を使用します。

コンソールを使用してインスタンスの準備が完了していることを確認するには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[インスタンス] を選択します。

  3. [Show/Hide Columns] アイコン (歯車) を選択します。[Launch Time] および [Block Devices] 属性を選択し、[Close] を選択します。

  4. [Launch Time] 列でインスタンスの一覧をソートします。カットオフ日以前に起動したインスタンスについては、デバイスがいつアタッチされたか確認します。次の例では、最初のインスタンスのボリューム変更を初期化する必要があります。これはカットオフ日よりも前に開始され、カットオフ日より前にそのルートボリュームがアタッチされていたためです。他のインスタンスはカットオフ日以降に開始されたため、準備は完了しています。

    
              [Launch Time] 列および [Block Devices] 列を確認します。

CLI を使用してインスタンスの準備が完了していることを確認するには

ボリュームが 2016 年 11 月 1 日以前にアタッチされたかどうかを確認するには、次の describe-instances コマンドを使用します。

aws ec2 describe-instances --query "Reservations[*].Instances[*].[InstanceId,LaunchTime<='2016-11-01',BlockDeviceMappings[*][Ebs.AttachTime<='2016-11-01']]" --output text

各インスタンスの出力の最初の行は、その ID と、カットオフ日前に開始されたかどうか (True または False) を示します。その最初の行の後に、各 EBS ボリュームがカットオフ日前にアタッチされたかどうかを示す 1 つ以上の行が続きます。次の出力例では、最初のインスタンスのボリューム変更を初期化する必要があります。これはカットオフ日よりも前に開始され、カットオフ日より前にそのルートボリュームがアタッチされていたためです。他のインスタンスはカットオフ日以降に開始されたため、準備は完了しています。

i-e905622e True True i-719f99a8 False True i-006b02c1b78381e57 False False False i-e3d172ed False True

Elastic Volumes がサポートされていない場合は EBS ボリュームを変更する

サポートされているインスタンスタイプを使用している場合は、Elastic Volumes を使用して、Amazon EBS ボリュームのサイズ、パフォーマンス、およびボリュームのタイプを動的に変更することができます。それらをデタッチする必要はありません。

Elastic Volumes は使用できないが、ルート (ブート) ボリュームの変更が必要になった場合は、インスタンスを停止し、ボリュームを変更してから、インスタンスを再起動する必要があります。

インスタンスが起動したら、ファイルシステムのサイズを確認して、拡大したボリュームスペースをインスタンスが認識しているかどうか表示できます。Linux では、df -h コマンドを使用してファイルシステムのサイズを確認します。

[ec2-user ~]$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/xvda1 7.9G 943M 6.9G 12% / tmpfs 1.9G 0 1.9G 0% /dev/shm

新しく拡張したボリュームがサイズに反映されていない場合は、デバイスのファイルシステムを拡張して、インスタンスで新しいスペースを使えるようにします。詳細については、ボリュームサイズ変更後の Linux ファイルシステムの拡張を参照してください。