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Amazon EBS スナップショット
ポイントインタイムスナップショットを作成することで、Amazon EBSボリュームのデータを Amazon S3 にバックアップできます。スナップショットは増分バックアップです。つまり、最後にスナップショットを作成した時点から、ボリューム上で変更のあるブロックだけが保存されます。これにより、スナップショットを作成するのに要する時間が最小限に抑えられ、データを複製しないことで、ストレージコストが節約されます。各スナップショットには、(スナップショットを作成した瞬間から) データを新しい EBS ボリュームに復元するために必要な情報がすべて含まれます。
スナップショットに基づいて EBS ボリュームを作成すると、新しいボリュームは、スナップショットの作成に使用された元のボリュームの完全なレプリカとなります。すぐに使用を開始できるよう、レプリケートされたボリュームはバックグラウンドでデータを読み込みます。まだ読み込まれていないデータにアクセスした場合、ボリュームは要求されたデータを Amazon S3 から即座にダウンロードし、引き続きボリュームの残りのデータをバックグラウンドで読み込みます。詳細については、「Amazon EBS スナップショットの作成」を参照してください。
スナップショットを削除すると、そのスナップショットに固有のデータだけが削除されます。詳細については、「Amazon EBS スナップショットの削除」を参照してください。
スナップショットイベント
EBS スナップショットの状態は、CloudWatch イベント を通じて追跡できます。詳細については、「EBS スナップショットイベント」を参照してください。
アプリケーションコンシステントなスナップショット
Systems Manager Run Command を使用すると、Amazon EC2 Windows インスタンスにアタッチされたすべての EBS ボリュームのアプリケーションコンシステントスナップショットを取得できます。このスナップショットプロセスは、Windows
Volume Shadow Copy Service (VSS)
マルチボリュームスナップショット
スナップショットを使用すると、大規模データベースや複数の EBS ボリュームにわたるファイルシステムなど、重要なワークロードのバックアップを作成できます。マルチボリュームスナップショットを使用すると、EC2 インスタンスにアタッチされている複数の EBS ボリュームにわたって、正確なポイントインタイムで、データ調整済みのクラッシュ整合性スナップショットを取得できます。スナップショットは複数の EBS ボリュームにわたって自動的に作成されるため、クラッシュの一貫性を確保するためにインスタンスを停止したり、ボリューム間で調整したりする必要がなくなります。詳細については、「Amazon EBS スナップショットの作成」のマルチボリューム EBS スナップショットを作成する手順を参照してください。
スナップショットの料金
スナップショットの料金は、保存されているデータの量に基づきます。スナップショットは増分であるため、スナップショットを削除すると、データストレージのコストが削減されない場合があります。スナップショットによって排他的に参照されるデータは、そのスナップショットが削除されると削除されますが、他のスナップショットによって参照されるデータは保持されます。詳細については、AWS Billing and Cost Management ユーザーガイドの「Amazon Elastic Block Store のボリュームおよびスナップショット」を参照してください。
目次
- 増分スナップショットの仕組み
- スナップショットのコピーおよび共有
- スナップショットの暗号化サポート
- Amazon EBS スナップショットの作成
- VSS アプリケーションコンシステントなスナップショットの作成
- Amazon EBS スナップショットの削除
- Amazon EBS スナップショットのコピー
- Amazon EBS スナップショットに関する情報の表示
- Amazon EBS スナップショットの共有
- Outposts の Amazon EBS ローカルスナップショット
- EBS direct API を使用して EBS スナップショットの内容にアクセスする
- スナップショットライフサイクルの自動化
増分スナップショットの仕組み
このセクションは、EBS スナップショットがある時点でのボリュームの状態をキャプチャする方法、および変化するボリュームの連続するスナップショットが変更の履歴を作成する方法に関する図を示します。
次の図では、ボリューム 1 は 3 つの時点に示されています。これら 3 つのボリューム状態それぞれのスナップショットが作成されます。
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状態 1 では、ボリュームに 10 GiB のデータがあります。スナップ A がボリュームで作成された最初のスナップショットであるため、10 GiB のデータ全体をコピーする必要があるます。
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状態 2 では、ボリュームにはまだ 10 GiB のデータが含まれていますが、4 GiB 分が変更されました。スナップ B は、スナップ A が作成されたあとに変更された 4 GiB 分のみをコピーして格納する必要があります。すでにスナップ A にコピーおよび格納されている、変更がなかった残り 6 GiB 分のデータは、スナップ B によって、(再度) コピーされるのではなく、参照されます。これは点線の矢印によって示されます。
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状態 3 では、2 GiB 分のデータがボリュームに追加され、合計 12 GiB となっています。スナップ C は、スナップ B が作成されたあとに追加された 2 GiB 分をコピーする必要があります。点線の矢印で示されているように、スナップ C はスナップ B に格納された 4 GiB 分のデータと、スナップ A に格納された 6 GiB 分のデータの両方を参照します。
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3 つのスナップショットに必要な合計ストレージ量は 16 GiB です。
ボリュームの複数のスナップショット間の関係

スナップショットを新しい CMK にコピーし暗号化する場合、完全な (増分なし) コピーが常に作成されるため、遅延と、ストレージコストがさらに生じる原因になります。
データが管理されている方法とスナップショットを削除するタイミングについては、Amazon EBS スナップショットの削除を参照してください。
スナップショットのコピーおよび共有
アクセス権限を変更することで、スナップショットを AWS アカウント間で共有することができます。自分のスナップショットのコピーと、他のユーザーから共有されたスナップショットのコピーを作成できます。詳細については、「Amazon EBS スナップショットの共有」を参照してください。
スナップショットは、作成された AWS リージョンに制限されます。EBS ボリュームのスナップショットを作成した後、そのスナップショットを使って、同じリージョンで新規ボリュームを作成できます。詳細については、「スナップショットからのボリュームの作成」を参照してください。スナップショットはリージョン間でコピーすることもできるため、地理的な拡大、データセンターの移行、災害対策など、複数のリージョンを使用することが可能になります。completed
状態であるアクセス可能なすべてのスナップショットをコピーできます。詳細については、「Amazon EBS スナップショットのコピー」を参照してください。
スナップショットの暗号化サポート
EBS スナップショットは、EBS 暗号化を完全にサポートします。
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暗号化されたボリュームのスナップショットは自動的に暗号化されます。
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暗号化されたスナップショットから作成されたボリュームは、自動的に暗号化されます。
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自分が所有している、またはアクセス権がある暗号化されていないスナップショットから作成したボリュームは、オンザフライで暗号化できます。
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自分が所有している暗号化されていないスナップショットをコピーした場合、コピー処理中に暗号化できます。
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自分が所有している、またはアクセス権がある暗号化されたスナップショットをコピーした場合、コピー処理中に異なるキーを使用して再暗号化できます。
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暗号化されていないスナップショットから作成した暗号化されたボリュームの最初のスナップショットは常に完全なスナップショットです。
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ソーススナップショットと比べて CMK が異なる再暗号化されたボリュームの最初のスナップショットは常に完全なスナップショットです。
スナップショットを新しい CMK にコピーし暗号化する場合、完全な (増分なし) コピーが常に作成されるため、遅延と、ストレージコストがさらに生じる原因になります。
スナップショット暗号化の可能性のあるシナリオの完全なドキュメントは Amazon EBS スナップショットの作成 と Amazon EBS スナップショットのコピー にあります。
詳細については、「Amazon EBS 暗号化」を参照してください。