インスタンスタイプに関する推奨事項の取得 - Amazon Elastic Compute Cloud

インスタンスタイプに関する推奨事項の取得

AWS Compute Optimizer から、パフォーマンスの向上、コストの削減、またはその両方に役立つ、Amazon EC2 インスタンスに関する推奨事項が得られます。これらの推奨事項を使用して、新しいインスタンスタイプに移行するかどうかを判断できます。

推奨事項を作成するために、Compute Optimizer は既存のインスタンスの仕様と使用率メトリクスを分析します。次に、コンパイルされたデータを使用して、既存のワークロードを処理するのに最適な Amazon EC2 インスタンスタイプを推奨します。推奨事項は、時間あたりのインスタンス料金とともに返されます。

このトピックでは、Amazon EC2 コンソールで推奨事項を表示する方法について説明します。詳細については、AWS Compute Optimizer ユーザーガイドを参照してください。

注記

Compute Optimizer から推奨事項を取得するには、まず Compute Optimizer にオプトインする必要があります。詳細については、AWS Compute Optimizer ユーザーガイドの「AWS Compute Optimizer の使用開始」を参照してください。

Limitations

Compute Optimizer は、現在、M、C、R、T そして X のインスタンスタイプの推奨事項を生成します。他のインスタンスタイプは、Compute Optimizer では考慮されません。他のインスタンスタイプを使用している場合は、Compute Optimizer の推奨事項ビューに表示されません。これらのインスタンスタイプや他のインスタンスタイプについては、「インスタンスタイプ」を参照してください。

Findings

Compute Optimizer は、EC2 インスタンスの検出結果を以下のように分類します。

  • プロビジョニング不足 – EC2 インスタンスは、インスタンス仕様の CPU、メモリ、ネットワークなどの 1 つ以上の要素がワークロードのパフォーマンス要件を満たしていない場合に、プロビジョニング不足と見なされます。EC2 インスタンスがプロビジョニング不足である場合、アプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。

  • 過剰プロビジョニング – EC2 インスタンスは、インスタンス仕様の CPU、メモリ、ネットワークなどの 1 つ以上の要素をサイズダウンしてもワークロードのパフォーマンス要件を満たす場合や、どの仕様要素もプロビジョニング不足でない場合に、過剰プロビジョニングと見なされます。EC2 インスタンスの過剰プロビジョニングは、余分なインフラストラクチャコストを発生させる場合があります。

  • 最適化 – EC2 インスタンスは、インスタンス仕様の CPU、メモリ、ネットワークなどのすべての要素がワークロードのパフォーマンス要件を満たし、インスタンスが過剰プロビジョニングされていない場合に、最適化されていると見なされます。最適化された EC2 インスタンスは、最適なパフォーマンスとインフラストラクチャコストでワークロードを実行します。最適化されたインスタンスとして、Compute Optimizer は新世代のインスタンスタイプを推奨する場合があります。

  • なし – このインスタンスに対する推奨事項はありません。この結果になる可能性があるのは、Compute Optimizer にオプトインしてから 12 時間未満である場合、インスタンスの実行時間が 30 時間未満である場合、またはインスタンスタイプが Compute Optimizer でサポートされていない場合です。詳細については、前セクションの Limitations を参照してください。

推奨事項の表示

Compute Optimizer にオプトインすると、Compute Optimizer が EC2 インスタンスに関して生成した結果を EC2 コンソールで表示できます。次に、Compute Optimizer コンソールにアクセスして推奨事項を表示できます。最近オプトインした場合は、結果が EC2 コンソールに反映されるまで最大 12 時間かかることがあります。

New console

EC2 コンソールを使用して EC2 インスタンスの推奨事項を表示するには

  1. Amazon EC2 コンソール (https://console.aws.amazon.com/ec2/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで [Instances (インスタンス)] を選択してから、インスタンス ID を選択します。

  3. インスタンスの概要ページのページの下部にある [AWS Compute Optimizer] バナーで、[View detail] (詳細を表示) を選択します。

    インスタンスが Compute Optimizer で開きます。インスタンスは、[Current (最新)] インスタンスとしてラベル付けされます。最大 3 つの異なるインスタンスタイプが [Option 1 (オプション 1)]、[Option 2 (オプション 2)]、[Option 3 (オプション 3)] というラベル付きで推奨されます。ウィンドウの下半分には、現在のインスタンスの最新の CloudWatch メトリクスデータとして、CPU 使用率メモリ使用率ネットワーク入力ネットワーク出力が表示されます。

  4. (オプション) Compute Optimizer コンソールで、設定 ( ) アイコンを選択してテーブル内の表示列を変更するか、現在および推奨のインスタンスタイプの購入オプション別の一般料金情報を表示します。

    注記

    リザーブドインスタンスを購入した場合、オンデマンドインスタンスはリザーブドインスタンスとして請求される場合があります。現在のインスタンスタイプを変更する前に、まずリザーブドインスタンスの使用率と適用範囲に対する影響を評価します。

Old console

EC2 コンソールを使用して EC2 インスタンスの推奨事項を表示するには

  1. Amazon EC2 コンソール (https://console.aws.amazon.com/ec2/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[インスタンス] を選択します。

  3. インスタンスを選択し、[説明] タブで [Finding (結果)] フィールドを確認します。[View detail (詳細を表示)] を選択します。

    インスタンスが Computer Optimizer で開きます。インスタンスは、[Current (最新)] インスタンスとしてラベル付けされます。最大 3 つの異なるインスタンスタイプが [Option 1 (オプション 1)]、[Option 2 (オプション 2)]、[Option 3 (オプション 3)] というラベル付きで推奨されます。ウィンドウの下半分には、現在のインスタンスの最新の CloudWatch メトリクスデータとして、CPU 使用率メモリ使用率ネットワーク入力ネットワーク出力が表示されます。

  4. (オプション) Compute Optimizer コンソールで、設定 ( ) アイコンを選択してテーブル内の表示列を変更するか、現在および推奨のインスタンスタイプの購入オプション別の一般料金情報を表示します。

    注記

    リザーブドインスタンスを購入した場合、オンデマンドインスタンスはリザーブドインスタンスとして請求される場合があります。現在のインスタンスタイプを変更する前に、まずリザーブドインスタンスの使用率と適用範囲に対する影響を評価します。

推奨事項の 1 つを使用するかどうかを決定します。最適化の目的を、パフォーマンスの向上、コストの削減、またはこの両方のいずれにするかを決定します。詳細については、AWS Compute Optimizer ユーザーガイド の「リソースの推奨事項の表示」を参照してください。

Compute Optimizer コンソールを使用して、すべてのリージョンにおけるすべての EC2 インスタンスに対する推奨情報を表示するには

  1. https://console.aws.amazon.com/compute-optimizer/ で、Compute Optimizer コンソールを開きます。

  2. [View recommendations for all EC2 instances (すべての EC2 インスタンスの推奨事項を表示)] を選択します。

  3. 推奨事項ページでは、次のアクションを実行できます。

    1. 1 つ以上の AWS リージョンに対する推奨事項をフィルタリングするには、[Filter by one or more Regions] (1 つ以上のリージョンでフィルタリングする) のテキストボックスにリージョンの名前を入力するか、表示されるドロップダウンリストで 1 つ以上のリージョンを選択します。

    2. 別のアカウントのリソースに対する推奨情報を表示するには、[Account (アカウント)] を選択し、別のアカウント ID を選択します。

      このオプションは、組織の 管理アカウント にサインインしていて、組織内のすべてのメンバーアカウントをオプトインした場合にのみ使用できます。

    3. 選択したフィルタをクリアするには、[Clear filters (フィルターのクリア)] を選択します。

    4. 現在および推奨のインスタンスタイプに表示される購入オプションを変更するには、設定 ( ) アイコンを選択し、[On-Demand Instances (オンデマンドインスタンス)]、[Reserved Instances, standard 1-year no upfront (リザーブドインスタンス、標準 1 年間前払いなし)]、[Reserved Instances, standard 3-year no upfront (リザーブドインスタンス、標準 3 年間前払いなし)] のいずれかを選択します。

    5. 追加の推奨事項や使用率メトリックスの比較などの詳細を表示するには、目的のインスタンスの横に表示される結果 ([Under-provisioned (プロビジョニング不足]、[Over-provisioned (過剰プロビジョニング)]、または [Optimized (最適化)]) を選択します。詳細については、AWS Compute Optimizer ユーザーガイドの「リソースの詳細の表示」を参照してください。

推奨事項の評価に関する考慮事項

インスタンスタイプを変更する前に、次の点を考慮してください。

  • 推奨情報は使用状況を予測するものではありません。推奨事項は、直近の 14 日間の使用履歴に基づいています。将来のリソースニーズを満たすことが予想されるインスタンスタイプを必ず選択します。

  • グラフ化されたメトリクスを参考にして、実際の使用量がインスタンスの容量よりも低いかどうかを判断します。メトリクスデータ (平均、ピーク、パーセンタイル) を CloudWatch で表示し、EC2 インスタンスの推奨事項をさらに評価することもできます。たとえば、一日の CPU パーセンテージメトリクスがどのように変化するか、ピークに対応する必要があるかどうかに注目します。詳細については、Amazon CloudWatch ユーザーガイドの「使用可能なメトリクスの表示」を参照してください。

  • Compute Optimizer は、バーストパフォーマンスインスタンス (T3、T3a、および T2 インスタンス) の推奨事項を提供する場合があります。定期的にベースラインを超えてバーストする場合は、新しいインスタンスタイプの vCPU に基づいて引き続きバーストを実行できることを確認します。詳細については、「バーストパフォーマンスインスタンスに関する主要な概念と定義」を参照してください。

  • リザーブドインスタンスを購入した場合、オンデマンドインスタンスはリザーブドインスタンスとして請求される場合があります。現在のインスタンスタイプを変更する前に、まずリザーブドインスタンスの使用率と適用範囲に対する影響を評価します。

  • 可能であれば、新世代のインスタンスへの交換を検討します。

  • 別のインスタンスファミリーに移行する場合は、仮想化、アーキテクチャー、ネットワークタイプなどの点で、現在のインスタンスタイプと新しいインスタンスタイプに互換性があることを確認してください。詳細については、「インスタンスタイプを変更するための互換性」を参照してください。

  • 最後に、推奨事項ごとに提供されるパフォーマンスリスク評価を検討します。パフォーマンスリスクは、推奨されるインスタンスタイプがワークロードのパフォーマンス要件を満たすかどうかを検証するために費やす必要のある作業量を示します。また、変更前と変更後に厳格な負荷テストおよびパフォーマンステストを行うことをお勧めします。

EC2 インスタンスのサイズを変更する際には、他の考慮事項があります。詳細については、「インスタンスタイプを変更する」を参照してください。

その他のリソース

詳細については: