起動テンプレートからのインスタンスの起動 - Amazon Elastic Compute Cloud

起動テンプレートからのインスタンスの起動

起動テンプレートを使用してインスタンス起動パラメータを保存すると、インスタンスを起動するたびにパラメータを指定する必要がなくなります。例えば、AMI ID やインスタンスタイプ、通常インスタンスの起動に使用しているネットワーク設定を使って、起動テンプレートを作成することができます。Amazon EC2 コンソール、AWS SDK、コマンドラインツールのいずれかを使用してインスタンスを起動するときは、パラメータを再度入力する代わりに、起動テンプレートを指定できます。

各起動テンプレートについて、1 つ以上の番号付きの起動テンプレートのバージョンを作成できます。各バージョンに異なる起動パラメータを指定できます。起動テンプレートからインスタンスを起動する際、起動テンプレートのいずれかのバージョンを使用できます。バージョンを指定しない場合は、デフォルトバージョンが使用されます。いずれかの起動テンプレートをデフォルトバージョンとして設定できます — デフォルトでは、起動テンプレートの最初のバージョンです。

以下の図は、3 つのバージョンの起動テンプレートを示しています。最初のバージョンでは、インスタンスの起動に使用するインスタンスタイプ、AMI ID、サブネット、およびキーペアが指定されています。2 番目のバージョンは最初のバージョンに基づいており、インスタンスのセキュリティグループも指定しています。3 番目のバージョンは、パラメータの一部に異なる値を使用しています。バージョン 2 がデフォルトバージョンとして設定されています。この起動テンプレートからインスタンスを起動すると、他のバージョンを指定しない限りバージョン 2 の起動パラメータが使用されます。


            3 つのバージョンの起動テンプレートです。