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Amazon Elastic Compute Cloud
Windows インスタンス用ユーザーガイド

Windows インスタンスの時刻を設定する

サーバータスクとプロセスの多くには、一貫して正確な時間参照が不可欠です。システムログのほとんどにタイムスタンプが含まれています。これを利用すれば、問題が発生した時刻とイベントの発生順序を判断できます。AWS CLI、または AWS SDK を使用してインスタンスからリクエストを行う場合、これらのツールによって自動的にリクエストに署名されます。インスタンスの日時が正しく設定されていない場合、署名の日付がリクエストの日付と一致しないことがあり、その場合は AWS によってリクエストが却下されます。Windows インスタンスでは協定世界時 (UTC) を使用することをお勧めします。ただし、必要な場合は別のタイムゾーンも使用できます。

時間帯の変更

Windows インスタンスは、デフォルトで UTC タイムゾーンに設定されます。ローカルタイムゾーンまたはネットワークの他の部分のタイムゾーンに対応する時刻に変更できます。

インスタンスの時間帯を変更するには

  1. インスタンスで、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。

  2. インスタンスで使用する時間帯を特定します。タイムゾーンの一覧を取得するには、tzutil /l というコマンドを使用します。このコマンドは、利用可能なすべてのタイムゾーンの一覧を次の形式で返します。

    display name time zone ID
  3. インスタンスに割り当てるタイムゾーン ID を見つけます。

  4. 次のコマンドを使用して、インスタンスにタイムゾーンを割り当てます。

    tzutil /s "Pacific Standard Time"

    新しいタイムゾーンは即座に反映されます。

ネットワークタイムプロトコル (NTP) の構成

Windows インスタンスは、time.windows.com NTP サーバーを使用してシステム時刻を設定します。Amazon Time Sync サービスを使用してインスタンスを設定することをお勧めします。このサービスは、各 AWS リージョンで衛星接続された原子基準クロックを使用して、世界標準時 (UTC) の現在の正確な現在時刻を表示します。Amazon Time Sync サービスは、UTC に追加されたうるう秒を自動的に均一化します。このサービスは、VPC で実行されているすべてのインスタンスの 169.254.169.123 IP アドレスで使用でき、このサービスを使用するためのインターネットアクセスは必要ありません。

注記

C5 と M5 のインスタンスで Amazon Time Sync サービスを間もなくサポートする予定です。

NTP 設定を確認するには

  1. インスタンスで、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。

  2. 次のコマンドを入力して、現在の NTP 設定を取得します。

    w32tm /query /configuration

    このコマンドは、Windows インスタンスの現在の設定を返します。

  3. (オプション) 次のコマンドを入力して、現在の設定のステータスを取得します。

    w32tm /query /status

    このコマンドは、インスタンスと NTP サーバーを同期した最終時刻やポーリング間隔などの情報を返します。

NTP サーバーが Amazon Time Sync サービスを使用するよう変更するには

  1. コマンドプロンプトウィンドウで、次のコマンドを実行します。

    w32tm /config /manualpeerlist:169.254.169.123 /syncfromflags:manual /update
  2. 次のコマンドを使用して新しい設定を確認します。

    w32tm /query /configuration

    返される出力で、NtpServer169.254.169.123 IP アドレスを表示することを確認します。

必要な場合は、別の NTP サーバーのセットを使用するようにインスタンスを変更できます。たとえば、インターネットアクセスをしない Windows インスタンスがある場合、プライベートネットワーク内の NTP サービスを使用するように設定できます。インスタンスのセキュリティグループは、ポート 123 (NTP) でアウトバウンド UDP トラフィックを許可する必要があります。

NTP サーバーを変更するには

  1. コマンドプロンプトウィンドウで、次のコマンドを実行します。

    w32tm /config /manualpeerlist:comma-delimited list of NTP servers /syncfromflags:manual /update

    ここで comma-delimited list of NTP servers は、インスタンスで使用する NTP サーバーのリストです。

  2. 次のコマンドを使用して新しい設定を確認します。

    w32tm /query /configuration

Windows Server 2008 以降の時刻設定を設定する

Windows インスタンスの時刻を変更するときは、システムを再起動してもその時刻が維持されるようにする必要があります。そうでない場合、インスタンスを再起動すると、再び UTC 時間が使用されます。Windows Server 2008 以降の場合、RealTimeIsUniversal レジストリキーを追加することで時刻設定を維持することができます。

RealTimeIsUniversal レジストリキーを設定するには

  1. インスタンスで、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。

  2. 次のコマンドを使用してレジストリキーを追加します。

    reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation" /v RealTimeIsUniversal /d 1 /t REG_DWORD /f
  3. 2013 年 2 月 22 日以前に作成された Windows Server 2008 AMI (Windows Server 2008 R2 以外) を使用している場合、Microsoft の修正プログラム KB2800213 がインストールされていることを確認する必要があります。この hotfix がインストールされていない場合は、インストールします。この hotfix は、RealTimeIsUniversal キーが原因で、夏時間の期間および暦年の開始日 (1 月 1 日) に Windows の CPU 使用率が 100% になるという既知の問題を解決します。

    Windows Server 2008 R2 (Windows Server 2008 以外) を実行する AMI を使用する場合は、Microsoft の修正プログラム KB2922223 がインストールされていることを確認する必要があります。この hotfix がインストールされていない場合は、インストールします。この hotfix は、RealTimeIsUniversal キーが原因でシステムの CMOS クロックが更新されないという既知の問題を解決します。

  4. (オプション) 次のコマンドを使用して、インスタンスでキーが正常に保存されたことを確認します。

    reg query "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation" /s

    このコマンドは TimeZoneInformation レジストリキーのサブキーを返します。次のように、リストの最後に RealTimeIsUniversal キーが表示されます。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation Bias REG_DWORD 0x1e0 DaylightBias REG_DWORD 0xffffffc4 DaylightName REG_SZ @tzres.dll,-211 DaylightStart REG_BINARY 00000300020002000000000000000000 StandardBias REG_DWORD 0x0 StandardName REG_SZ @tzres.dll,-212 StandardStart REG_BINARY 00000B00010002000000000000000000 TimeZoneKeyName REG_SZ Pacific Standard Time DynamicDaylightTimeDisabled REG_DWORD 0x0 ActiveTimeBias REG_DWORD 0x1a4 RealTimeIsUniversal REG_DWORD 0x1

Windows オペレーティングシステムが時間を調整および管理する方法とうるう秒の追加の詳細については、以下のトピックを参照してください。