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Amazon Elastic Compute Cloud
Windows インスタンス用ユーザーガイド

Windows インスタンス用 Paravirtual ドライバ

Windows AMI には、仮想ハードウェアにアクセスできるようにするためのドライバー一式が含まれています。Amazon EC2 は、これらのドライバーを使用して、インスタンスストアボリュームと Amazon EBS ボリュームをデバイスにマップします。次の表に、さまざまなドライバーの主な相違点を示します。

RedHat PV Citrix PV AWS PV

インスタンスタイプ

すべてのインスタンスタイプでサポートされているわけではありません。サポートされていないインスタンスタイプを指定すると、インスタンスの機能が低下します。

すべてのインスタンスタイプでサポートされます。

すべてのインスタンスタイプでサポートされます。

アタッチ済みボリューム

最大 16 個のアタッチされたボリュームをサポートします。

16 個を超えるアタッチされたボリュームをサポートします。

16 個を超えるアタッチされたボリュームをサポートします。

ネットワーク

このドライバーには、高速 FTP ファイル転送など、負荷が高いときにネットワーク接続がリセットされるという既知の問題があります。

このドライバーは、互換性のあるインスタンスタイプで使用された場合、ネットワークアダプタで自動的にジャンボフレームを設定します。インスタンスがクラスタープレイスメントグループに含まれる場合、これによってクラスタープレイスメントグループ内のインスタンス間でネットワークパフォーマンスが向上します。

以下のリストでは、Amazon EC2 で Windows Server の各バージョンで実行する必要のある PV ドライバーを示しています。

  • Windows Server 2016: AWS PV

  • Windows Server 2012 および 2012 R2: AWS PV

  • Windows Server 2008 R2: AWS PV

  • Windows Server 2008: Citrix PV 5.9

AWS PV ドライバー

AWS PV ドライバは %ProgramFiles%\Amazon\Xentools ディレクトリに格納されます。このディレクトリには、パブリックシンボルと、XenStore のエントリにアクセスできるようにするコマンドラインツール xenstore_client.exe も含まれます。たとえば、次の PowerShell コマンドは、Hypervisor から現在時刻を返します。

PS C:\> [DateTime]::FromFileTimeUTC((gwmi -n root\wmi -cl AWSXenStoreBase).XenTime).ToString("hh:mm:ss") 11:17:00

AWS PV ドライバーコンポーネントは Windows レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services の下にリストされています。これらのドライバーコンポーネントは、XENBUS、xeniface、xennet、xenvbd、および xenvif です。

AWS PV には、Windows サービスとして実行される、LiteAgent というドライバーコンポーネントも付属しています。これは、API からのシャットダウンイベントや再起動イベントなどのタスクを処理します。コマンドラインで「Services.msc」と入力することで、サービスにアクセスしてサービスを管理できます。このコンポーネントは C5 および M5 を含むすべてのインスタンスタイプで実行されます。AWS PV 8.2 への更新では LiteAgent も更新し、複数のバグ修正を追加します。

最新の AWS PV ドライバをインストールする

Amazon Windows AMI には、仮想ハードウェアにアクセスできるようにするためのドライバー一式が含まれています。Amazon EC2 は、これらのドライバーを使用して、インスタンスストアボリュームと Amazon EBS ボリュームをデバイスにマップします。EC2 Windows インスタンスの安定性とパフォーマンスを向上させるため、最新のドライバーをインストールすることをお勧めします。

インストールオプション

AWS PV ドライバのバージョン履歴

次の表は、各ドライバーリリースでの AWS PV ドライバーの変更点を示しています。

ドライバーのバージョン 詳細 リリース日

8.2.3

パフォーマンス向上とバグ修正が行われています。

2018 年 5 月 29 日

8.2.1

ネットワークとストレージのパフォーマンス向上および複数の堅牢性の修正。

このバージョンがインストールされていることを確認するには、次に示す Windows のレジストリ値を参照してください: HKLM\Software\Amazon\PVDriver\Version 8.2.1

2018 年 3 月 8 日

7.4.6

AWS PV ドライバーの復元力向上のための安定性の修正。

2017 年 4 月 26 日

7.4.3

Windows Server 2016 のサポートが追加されました。

サポートされているすべての Windows OS バージョンの安定性の修正。

2016 年 11 月 18 日

7.4.2

X1 インスタンスタイプのサポートの安定性の修正。

2016 年 8 月 2 日

7.4.1

  • AWS PV ストレージドライバーのパフォーマンス向上。

  • AWS PV ストレージドライバーの安定性の修正: インスタンスがバグチェックコード 0x0000DEAD でシステムクラッシュを発生させる問題を修正しました。

  • AWS PV ネットワークドライバーの安定性の修正。

  • Windows Server 2008R2 のサポートが追加されました。

2016年7月12日

7.3.2

  • ログ記録と診断を強化しました。

  • AWS PV ストレージドライバーの安定性の修正。ディスクをインスタンスに再アタッチした後で、Windows に表示されない場合があります。

  • Windows Server 2012 のサポートが追加されました。

2015 年 6 月 24 日

7.3.1

TRIM 更新: TRIM リクエストに関する修正。この修正によって、多数の TRIM リクエストを管理する場合にインスタンスが安定し、インスタンスのパフォーマンスが向上します。

7.3.0

TRIM のサポート: AWS PV ドライバーはハイパーバイザーに TRIM リクエストを送信するようになりました。エフェメラルディスクは、基になるストレージが TRIM (SSD) をサポートしていれば、TRIM リクエストを適切に処理します。2015 年 3 月現在、EBS ベースのストレージで TRIM はサポートされていません。

7.2.5

  • AWS PV Storage ドライバーの安定性を修正: 場合によって、AWS PV ドライバーによって無効なメモリが間接参照されて、システム障害が発生していました。

  • クラッシュダンプ生成中の安定性を修正: 場合によって、クラッシュダンプの書き込み中に AWS PV ドライバーが競合状態になることがまれにありました。このリリースの前、この問題を解決するには、ドライバーを強制的に停止して再起動するしかなかったため、メモリダンプが失われていました。

7.2.4

デバイス ID の永続性: このドライバーの修正により、プラットフォームの PCI デバイス ID がマスクされ、システムによって常に同じデバイス ID が公開されます。この ID はインスタンスが移動されても変更されません。より一般的にこの修正は、ハイパーバイザーが仮想デバイスを公開する方法に影響を与えます。この修正には、AWS PV ドライバーの共同インストーラーの修正も含まれており、システムはマッピングされた仮想デバイスを保持するようになります。

7.2.2

  • AWS PV ドライバーをディレクトリサービス復元モードで (DSRM) でロード: ディレクトリサービス復元モードは Windows Server ドメインコントローラーのセーフモード起動オプションです。

  • 仮想ネットワークアダプタデバイスが再接続されたときにデバイス ID を保持: この修正により、システムは MAC アドレスのマッピングをチェックし、デバイス ID を保持するようになります。また、アダプタは再アタッチされた場合にその静的な設定を保持するようになります。

7.2.1

  • セーフモードでの実行: ドライバーがセーフモードでロードされない問題を修正しました。これまで AWS PV ドライバーは正常に実行中のシステムでのみインスタンス化されていました。

  • Microsoft Windows ストレージプールにディスクを追加: これまでページ 83 クエリを合成していました。この修正によりページ 83 のサポートが無効になりました。PV ディスクは有効なクラスターディスクでないため、クラスター環境で使用されているストレージプールに影響を与えません。

7.2.0

ベース: AWS PV ベースのバージョン。

Citrix PV ドライバー

Citrix PV ドライバは %ProgramFiles%\Citrix\XenTools (32 ビットインスタンス) または %ProgramFiles(x86)%\Citrix\XenTools (64 ビットインスタンス) ディレクトリに格納されます。

Citrix PV ドライバーコンポーネントは Windows レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services の下にリストされています。これらのドライバー コンポーネントは、xenevtchn、xeniface、xennet、Xennet6、xensvc、xenvbd、および xenvif です。

Citrix には、Windows サービスとして実行する、XenGuestAgent というドライバーコンポーネントも付属しています。これは、API からのシャットダウンイベントや再起動イベントなどのタスクを処理します。コマンドラインで「Services.msc」と入力することで、サービスにアクセスしてサービスを管理できます。

特定のワークロードの実行中にネットワークエラーが発生した場合、Citrix PV ドライバーの TCP オフロード機能を無効にすることが必要になる場合があります。詳細については、「TCP オフロード」を参照してください。

RedHat PV ドライバー

RedHat ドライバーはレガシーインスタンスでサポートされていますが、ドライバーの制限のため、RAM が 12 GB を超える新しいインスタンスはお勧めしません。RAM が 12 GB を超えていて、RedHat ドライバーを実行しているインスタンスは、起動に失敗し、アクセスできなくなることがあります。Citrix PV ドライバーに RedHat ドライバーをアップグレードしてから、Citrix PV ドライバーを AWS PV ドライバーにアップグレードすることをお勧めします。

RedHat ドライバー用のソースファイルは、%ProgramFiles%\RedHat (32 ビットインスタンス) または %ProgramFiles(x86)%\RedHat (64 ビットインスタンス) ディレクトリにあります。ドライバーには、RedHat Paravirtualized ネットワークドライバーである rhelnet と、RedHat SCSI ミニドライバーである rhelscsi の 2 つがあります。

通知にサブスクライブする

EC2 Windows ドライバーの新しいバージョンがリリースされたときには、Amazon SNS から通知を受け取ることができます。このような通知をサブスクライブするには、以下の手順を使用します。

EC2 の通知をサブスクライブするには

  1. https://console.aws.amazon.com/sns/v2/home にある Amazon SNS コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションバーで、必要に応じてリージョンを [米国東部(バージニア北部)] に変更します。購読する SNS 通知がこのリージョンにあるため、このリージョンを選択する必要があります。

  3. ナビゲーションペインで [Subscriptions] を選択します。

  4. [Create subscription] を選択します。

  5. [Create subscription] ダイアログボックスで、次の操作を行います。

    1. [TopicARN] では、次の Amazon リソースネーム (ARN) をコピーします。

      arn:aws:sns:us-east-1:801119661308:ec2-windows-drivers

    2. [プロトコル] で Email を選択します。

    3. [エンドポイント] では、通知を受信するために使用できる E メールアドレスを入力します。

    4. [Create subscription] を選択します。

  6. 確認メールが送信されます。E メールを開き、指示に従ってサブスクリプションを完了します。

サブスクライバには、EC2 Windows ドライバーの新しいバージョンがリリースされるたびに、通知が送信されます。通知が不要になった場合は、次の手順で受信登録を解除します。

Amazon EC2 Windows ドライバー通知から受信登録を解除するには

  1. https://console.aws.amazon.com/sns/v2/home にある Amazon SNS コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで [Subscriptions] を選択します。

  3. 任意のサブスクリプションのチェックボックスを選択し、[アクション]、[サブスクリプションの削除] を選択します。確認を求めるメッセージが表示されたら、[Delete] を選択します。