フィルターを使用したログイベントからのメトリクスの作成 - Amazon CloudWatch Logs

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フィルターを使用したログイベントからのメトリクスの作成

1 つ以上のメトリクスフィルター を作成することで、ログに送信される CloudWatch ログデータを検索およびフィルタリングできます。メトリクスフィルターは、Logs に送信されるログデータで検索する用語とパターンを定義します。 CloudWatch Logs CloudWatch は、これらのメトリクスフィルターを使用して、ログデータをグラフ化したり、アラームを設定したりできる数値 CloudWatch メトリクスに変換します。

ログフィルターからメトリクスを作成するときに、ディメンションと単位をメトリクスに割り当てることもできます。単位を指定する場合は、フィルターの作成時に必ず正しい単位を指定してください。フィルターの単位を後で変更しても何も起こりません。

これらのメトリクスを表示したり、アラームを設定したりするときは、パーセンタイル CloudWatch 統計を含む任意のタイプの統計を使用できます。

注記

パーセンタイル統計は、メトリクスの値がいずれも負でない場合にのみメトリクスでサポートされます。負の数を報告できるようにメトリクスフィルタを設定した場合、値に負の数があると、パーセンタイル統計はそのメトリクスで使用できません。詳細については、パーセンタイルを参照してください。

フィルターは、遡及的にデータをフィルターしません。フィルターは、フィルターが作成された後に発生したイベントのメトリクスのデータポイントをパブリッシュするだけです。フィルターされた結果は最初の 50 行を返しますが、これはフィルターされた結果のタイムスタンプがメトリクスの作成時刻よりも前であれば表示されません。

概念

各メトリクスフィルターは以下のキー要素で構成されています。

デフォルト値

ログが取り込まれたものの一致するログが見つからなかった期間中にメトリクスフィルターに報告された値。この値を 0 に設定することで、データはこのような各期間の間にも報告されるため、一致するデータがない期間がある「むらがある」メトリクスを回避できます。1 分間の期間内に取り込まれたログがない場合は、値は報告されません。

メトリクスフィルターによって作成されたメトリクスにディメンションを割り当てると、そのメトリクスにデフォルト値を割り当てることはできません。

ディメンション

ディメンションは、メトリクスをさらに定義するキーと値のペアです。メトリクスフィルターから作成されたメトリクスにディメンションを割り当てることができます。ディメンションはメトリクスの一意の識別子の一部であるため、ログから一意の名前/値のペアが抽出されるたびに、そのメトリクスの新しいバリエーションが作成されます。

フィルタパターン

Logs が各 CloudWatch ログイベントのデータを解釈する方法の記号による説明。例えば、ログエントリにはタイムスタンプ、IP アドレス、文字列などが含まれる可能性があります。パターンを使用して、ログファイルの検索対象を指定します。

メトリクス名

CloudWatch モニタリング対象のログ情報を公開するメトリクスの名前。例えば、 というメトリクスに発行できます ErrorCount。

メトリクス名前空間

新しい CloudWatch メトリクスの送信先名前空間。

メトリクス値

一致するログが見つかるたびにメトリクスに発行する数値。例えば、「Error」など特定の語句の発生回数をカウントする場合、その値は発生するごとに「1」になります。転送されたバイト数をカウントする場合は、ログイベントに見つかった実際のバイト数で増分できます。