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ユーザーガイド

Elastic Load Balancing のメトリクスとディメンション

Elastic Load Balancing は 3 種類のロードバランサー (Classic Load Balancer、Application Load Balancer、ネットワークロードバランサー) をサポートします。Elastic Load Balancing は、3 つのタイプすべてのロードバランサーのメトリクスを CloudWatch に送信します。

Application Load Balancer メトリクス

AWS/ApplicationELB 名前空間には、以下のロードバランサーのメトリクスが含まれます。

メトリクス 説明
ActiveConnectionCount

クライアントからロードバランサーへ、およびロードバランサーからターゲットへの、アクティブな同時 TCP 接続の総数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

ClientTLSNegotiationErrorCount

クライアントにより開始され、ロードバランサーとのセッションを確立しなかった、TLS 接続の数。暗号化またはプロトコルの不一致が原因である場合があります。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

ConsumedLCUs

ロードバランサーが使用するロードバランサーキャパシティーユニット (LCU) の数です。1 時間当たりで使用する LCU 数の料金をお支払いいただきます。詳細については、「Elastic Load Balancing 料金表」を参照してください。

レポート条件: 常に報告される

統計: All

ディメンション

  • LoadBalancer

HTTP_Fixed_Response_Count

成功した固定レスポンスアクションの数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): 唯一意味のある統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

HTTP_Redirect_Count

成功したリダイレクトアクションの数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): 唯一意味のある統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

HTTP_Redirect_Url_Limit_Exceeded_Count

レスポンスの Location ヘッダーの URL が 8K を超えているために、リダイレクトアクションを完了できなかった数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): 唯一意味のある統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

HTTPCode_ELB_3XX_Count

ロードバランサーから送信された HTTP 3XX リダイレクトコードの数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): 唯一意味のある統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

HTTPCode_ELB_4XX_Count

ロードバランサーから送信される HTTP 4XX クライアントエラーコードの数。リクエストの形式が不正な場合、または不完全な場合は、クライアントエラーが生成されます。それらのリクエストはターゲットで受信されません。この数には、ターゲットによって生成される応答コードは含まれません。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべては 1 を返すことに注意してください。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZoneLoadBalancer

HTTPCode_ELB_5XX_Count

ロードバランサーから送信される HTTP 5XX サーバーエラーコードの数。この数には、ターゲットによって生成される応答コードは含まれません。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべては 1 を返すことに注意してください。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

IPv6ProcessedBytes

IPv6 を使用したロードバランサーによって処理される総バイト数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

IPv6RequestCount

ロードバランサーによって受信された IPv6 リクエストの数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべては 1 を返すことに注意してください。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

NewConnectionCount

クライアントからロードバランサーへ、およびロードバランサーからターゲットへの、新たに確立された TCP 接続の総数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

ProcessedBytes

IPv4 および IPv6 を使用したロードバランサーによって処理される総バイト数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

RejectedConnectionCount

ロードバランサーが接続の最大数に達したため、拒否された接続の数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZoneLoadBalancer

RequestCount

IPv4 および IPv6 経由で正常に処理されたリクエストの数。この数には、ロードバランサーのターゲットによって生成されたレスポンスを含むリクエストのみが含まれます。

レポート条件: 常に報告される

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

RuleEvaluations

1 時間の平均リクエスト頻度に基づいてロードバランサーによって処理されるルールの数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

AWS/ApplicationELB 名前空間には、以下のターゲットのメトリクスが含まれます。

メトリクス 説明
HealthyHostCount

正常と見なされるターゲットの数。

レポート条件: 常に報告される

統計: 最も有用な統計は AverageMinimum、および Maximum です。

ディメンション

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

HTTPCode_Target_2XX_CountHTTPCode_Target_3XX_CountHTTPCode_Target_4XX_CountHTTPCode_Target_5XX_Count

ターゲットによって生成された HTTP 応答コードの数。これには、ロードバランサーによって生成される応答コードは含まれません。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべては 1 を返すことに注意してください。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

RequestCountPerTarget

ターゲットグループ内の各ターゲットによって受信されたリクエストの平均数。TargetGroup ディメンションを使用してターゲットグループを指定する必要があります。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 有効な唯一の統計は Sum です。これは合計ではなく平均を表すことに注意してください。

ディメンション

  • TargetGroup

  • TargetGroup, LoadBalancer

TargetConnectionErrorCount

ロードバランサーとターゲット間で正常に確立されなかった接続数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

TargetResponseTime

リクエストがロードバランサーから送信され、ターゲットからの応答を受信するまでの経過時間 (秒)。これは、アクセスログの target_processing_time フィールドに相当します。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Average および pNN.NN (パーセンタイル) です。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

TargetTLSNegotiationErrorCount

ロードバランサーにより開始され、ターゲットとのセッションを確立しなかった、TLS 接続の数。暗号化またはプロトコルの不一致が原因である場合があります。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション

  • LoadBalancer

  • AvailabilityZone, LoadBalancer

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

UnHealthyHostCount

異常と見なされるターゲットの数。

レポート条件: 常に報告される

統計: 最も有用な統計は AverageMinimum、および Maximum です。

ディメンション

  • TargetGroup, LoadBalancer

  • TargetGroup, AvailabilityZone, LoadBalancer

AWS/ApplicationELB 名前空間には、ユーザー認証用に以下のメトリクスが含まれます。

メトリクス 説明
ELBAuthError

認証アクションが誤って設定されたため、ロードバランサーが IdP との接続を確立できなかったため、またはロードバランサーが内部エラーにより認証フローを完了できなかったため、完了できなかったユーザー認証の数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): 唯一意味のある統計は Sum です。

ディメンション: LoadBalancer

ELBAuthFailure

IdP がユーザーまたは承認コードへのアクセスを拒否したため、または承認コードが複数回使用されため、完了できなかったユーザー認証の数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): 唯一意味のある統計は Sum です。

ディメンション: LoadBalancer

ELBAuthLatency

ID トークンとユーザー情報を IdP に照会するのにかかった時間 (ミリ秒単位)。これらのオペレーションが 1 つ以上失敗した場合は、エラーになるまでの時間です。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

[Statistics] (統計): すべての統計は意味があります。

ディメンション: LoadBalancer

ELBAuthSuccess

成功した認証アクションの数。ロードバランサーが IdP からユーザークレームを取得した後、認証ワークフローが終了すると、このメトリクスが増分されます。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ディメンション: LoadBalancer

Application Load Balancer のメトリクスディメンション

Application Load Balancer のメトリクスをフィルタするには、次のディメンションを使用できます。

ディメンション 説明
AvailabilityZone

アベイラビリティーゾーン別にメトリクスデータをフィルタリングします。

LoadBalancer

ロードバランサーでメトリクスデータをフィルタリングします。ロードバランサーを次のように指定します。app/ロードバランサー名/1234567890123456 (ロードバランサー ARN の最後の部分)。

TargetGroup

ターゲットグループでメトリクスデータをフィルタリングします。ターゲットグループを次のように指定します。targetgroup/ターゲットグループ名/1234567890123456 (ターゲットグループ ARN の最後の部分)。

ネットワークロードバランサーメトリクス

AWS/NetworkELB 名前空間には、次のメトリクスが含まれます。

メトリクス 説明
ActiveFlowCount

クライアントからターゲットへの同時 TCP フロー (または接続) の合計数。このメトリクスには、SYN_SENT 状態と ESTABLISHED 状態の接続が含まれます。TCP 接続はロードバランサで終了しないため、ターゲットへの TCP 接続を開いているクライアントは単一のフローとしてカウントされます。

統計: 最も有用な統計は AverageMaximum、および Minimum です。

ConsumedLCUs

ロードバランサーが使用するロードバランサーキャパシティーユニット (LCU) の数です。1 時間当たりで使用する LCU 数の料金をお支払いいただきます。詳細については、「Elastic Load Balancing 料金表」を参照してください。

HealthyHostCount

正常と見なされるターゲットの数。

統計: 最も有用な統計は AverageMaximum、および Minimum です。

NewFlowCount

期間内にクライアントからターゲットに確立された新しい TCP フロー (または接続) の合計数。

統計: 最も有用な統計は Sum です。

ProcessedBytes

TCP/IP ヘッダーを含む、ロードバランサーによって処理された合計バイト数。

統計: 最も有用な統計は Sum です。

TCP_Client_Reset_Count

クライアントからターゲットに送信されたリセット (RST) パケットの合計数。これらのリセットは、クライアントによって生成され、ロードバランサーによって転送されます。

統計: 最も有用な統計は Sum です。

TCP_ELB_Reset_Count

ロードバランサーによって生成されたリセット (RST) パケットの合計数。

統計: 最も有用な統計は Sum です。

TCP_Target_Reset_Count

ターゲットからクライアントに送信されたリセット (RST) パケットの合計数。これらのリセットは、ターゲットによって生成され、ロードバランサーによって転送されます。

統計: 最も有用な統計は Sum です。

UnHealthyHostCount

異常と見なされるターゲットの数。

統計: 最も有用な統計は AverageMaximum、および Minimum です。

ネットワークロードバランサーのメトリクスディメンション

ロードバランサーのメトリクスを絞り込むには、次のディメンションを使用できます。

ディメンション 説明
AvailabilityZone

アベイラビリティーゾーン別にメトリクスデータをフィルタリングします。

LoadBalancer

ロードバランサーでメトリクスデータをフィルタリングします。ロードバランサーを次のように指定します。net/ロードバランサー名/1234567890123456 (ロードバランサー ARN の最後の部分)。

TargetGroup

ターゲットグループでメトリクスデータをフィルタリングします。ターゲットグループを次のように指定します。targetgroup/ターゲットグループ名/1234567890123456 (ターゲットグループ ARN の最後の部分)。

Classic Load Balancer メトリクス

AWS/ELB 名前空間には、次のメトリクスが含まれます。

メトリクス 説明
BackendConnectionErrors

ロードバランサーと登録されたインスタンス間で正常に確立されなかった接続数。エラーが発生すると、ロードバランサーは接続を再試行するため、このカウントはリクエストレートを上回ります。この数には、ヘルスチェックに関連する接続エラーも含まれます。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。AverageMinimumMaximum はロードバランサーノードごとに報告されるため、通常有益ではありません。ただし、最大と最小の差 (ピーク値対平均、または平均対底値) は、1 つのロードバランサーノードが異常値かどうかを判断する上で有益な場合があります。

: ロードバランサーにインスタンスがあり、そのうちの 2 つのインスタンスは us-west-2a に、もう 2 つのインスタンスは us-west-2b にあるとします。また、us-west-2a の 1 つのインスタンスへの接続を試みると、バックエンド接続エラーになるとします。us-west-2a の合計にはこれらの接続エラーが含まれますが、us-west-2b の合計には含まれません。このため、ロードバランサーの合計は us-west-2a の合計と同じになります。

HealthyHostCount

ロードバランサーに登録された、正常なインスタンスの数。新しく登録されたインスタンスは、最初のヘルスチェックに合格すると、正常な状態と見なされます。クロスゾーンの負荷分散が有効な場合、すべてのアベイラビリティーゾーンにわたって LoadBalancerName ディメンションの正常なインスタンスの数が算出されます。それ以外の場合、アベイラビリティーゾーンごとに計算されます。

レポート要件: 登録されたインスタンスがある

Statistics: 最も有用な統計は Average および Maximum です。 これらの統計はロードバランサーノードによって決まります。短い間、インスタンスを異常と判断するロードバランサーノードがあったり、インスタンスを正常と判断するノードがあったりします。

: ロードバランサーにインスタンスがあり、そのうちの 2 つのインスタンスは us-west-2a に、もう 2 つのインスタンスは us-west-2b にあるとします。また、us-west-2a には 1 つの異常なインスタンスがあり、us-west-2b には異常なインスタンスはないとします。AvailabilityZone ディメンションでは、us-west-2a の正常なインスタンスの平均数は 1、異常なインスタンスの平均数は 1、us-west-2b の正常なインスタンスの平均数は 2、異常なインスタンスの平均数は 0 です。

HTTPCode_Backend_2XXHTTPCode_Backend_3XXHTTPCode_Backend_4XXHTTPCode_Backend_5XX

[HTTP リスナー] 登録されたインスタンスによって生成された HTTP 応答コードの数。この数には、ロードバランサーによって生成される応答コードは含まれません。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべて 1 です。

: ロードバランサーにインスタンスがあり、そのうちの 2 つのインスタンスは us-west-2a に、もう 2 つのインスタンスは us-west-2b にあるとします。また、us-west-2a の 1 つのインスタンスに送信されたリクエストは HTTP 500 応答となるとします。us-west-2a の合計にはこれらのエラーレスポンスが含まれますが、us-west-2b の合計には含まれません。このため、ロードバランサーの合計は us-west-2a の合計と同じになります。

HTTPCode_ELB_4XX

[HTTP リスナー] ロードバランサーで生成される HTTP 4XX クライアントのエラーコードの数。リクエストの形式が不正な場合、または不完全な場合は、クライアントエラーが生成されます。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべて 1 です。

: ロードバランサーで us-west-2a および us-west-2b が有効になっていて、クライアントリクエストに正しい形式でないリクエスト URL が含まれているとします。その結果、すべてのアベイラビリティーゾーンでのクライアントエラーが増加する可能性があります。ロードバランサーの合計はアベイラビリティーゾーンの値の合計です。

HTTPCode_ELB_5XX

[HTTP リスナー] ロードバランサーで生成される HTTP 5XX サーバーのエラーコードの数。この数には、登録されたインスタンスによって生成される応答コードは含まれません。ロードバランサーに登録されている正常なインスタンスがない場合、またはリクエストレートがインスタンスまたはロードバランサーの容量を超える場合 (スピルオーバー)、このメトリクスが報告されます。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべて 1 です。

: ロードバランサーで us-west-2a および us-west-2b が有効になっていて、us-west-2a のインスタンスで高いレイテンシーが発生し、リクエストに応答するまでに時間がかかっているとします。その結果、us-west-2a のロードバランサーノードのサージキューはいっぱいになり、クライアントは 503 エラーを受け取ります。us-west-2b が正常に応答を継続する場合、ロードバランサーの合計は us-west-2a の場合の合計と同じになります。

Latency

(HTTP リスナーの場合) ロードバランサーが登録済みインスタンスにリクエストを送信した時点から、そのインスタンスが応答ヘッダーの送信を開始した時点までの合計経過時間 (秒単位)。

[TCP リスナー] ロードバランサーが、登録済みインスタンスへの接続を正常に確立するまでの合計経過時間 (秒)。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Average です。Maximum を使用して、一部のリクエストに平均を大幅に上回る時間がかかっているかどうかを判断します。通常、Minimum は有用ではありません。

: ロードバランサーにインスタンスがあり、そのうちの 2 つのインスタンスは us-west-2a に、もう 2 つのインスタンスは us-west-2b にあるとします。また、us-west-2a の 1 つのインスタンスに送信されたリクエストのレイテンシーがより高いとします。us-west-2a の平均値は、us-west-2b の平均よりも高いとします。

RequestCount

指定された間隔 (1 分または 5 分) の間に完了したリクエストの数、または接続の数。

[HTTP リスナー] 登録されたインスタンスからの HTTP エラーレスポンスを含めて、受け取ったリクエストとルーティングされたリクエストの数。

[TCPリスナー] 登録されたインスタンスに対して行われた接続の数。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。MinimumMaximum、および Average はすべては 1 を返すことに注意してください。

: ロードバランサーにインスタンスがあり、そのうちの 2 つのインスタンスは us-west-2a に、もう 2 つのインスタンスは us-west-2b にあるとします。また、100 件のリクエストがロードバランサーに送信されるとします。60 件のリクエストが us-west-2a に送信され、各インスタンスがそれぞれ 30 件のリクエストを受信します。40 件のリクエストが us-west-2b に送信され、各インスタンスがそれぞれ 20 件のリクエストを受信します。AvailabilityZone ディメンションでは、us-west-2a の合計リクエスト数は 60 件、us-west-2b の合計リクエスト数は 40 件です。LoadBalancerName ディメンションでは、合計 100 件のリクエストがあります。

SpilloverCount

サージキューがいっぱいなため、拒否されたリクエストの総数。

[HTTP リスナー] ロードバランサーは、HTTP 503 エラーコードを返します。

[TCP リスナー] ロードバランサーは接続を終了します。

レポート条件: ゼロ以外の値がある

統計: 最も有用な統計は Sum です。AverageMinimumMaximum はロードバランサーノードごとに報告されるため、通常有益ではありません。

: ロードバランサーで us-west-2a および us-west-2b が有効になっていて、us-west-2a のインスタンスで高いレイテンシーが発生し、リクエストに応答するまでに時間がかかっているとします。その結果、us-west-2a のロードバランサーノードのサージキューがいっぱいになり、スピルオーバーが発生します。us-west-2b が正常に応答を継続する場合、ロードバランサーの合計は us-west-2a の場合の合計と同じになります。

SurgeQueueLength

正常なインスタンスへのルーティングを保留中のリクエスト (HTTP リスナー) または接続 (TCP リスナー) の合計数。キューの最大サイズは 1,024 です。追加のリクエストまたは接続は、キューがいっぱいになると拒否されます。詳細については、「SpilloverCount」を参照してください。

レポート条件: ゼロ以外の値がある。

統計: Maximum はキューに送信されたリクエストのピークを表すため、最も有用な統計です。Average 統計は Minimum および Maximum と組み合わせて、キューに送信されたリクエストの範囲を確認する場合にも有用です。Sum は有用ではありません。

: ロードバランサーで us-west-2a および us-west-2b が有効になっていて、us-west-2a のインスタンスで高いレイテンシーが発生し、リクエストに応答するまでに時間がかかっているとします。その結果、us-west-2a のロードバランサーノードのサージキューがいっぱいになり、クライアントに応答時間の増加が発生している可能性があります。これが継続すると、ロードバランサーにスピルオーバーが発生する可能性が高くなります (SpilloverCount メトリクスを参照してください)。us-west-2b が正常に応答を継続する場合、ロードバランサーの max は us-west-2a の場合の max と同じになります。

UnHealthyHostCount

ロードバランサーに登録された、異常なインスタンスの数。インスタンスは、ヘルスチェックに対して構成された異常なしきい値を超えると、異常な状態と見なされます。異常なインスタンスは、ヘルスチェックに設定されている状態のしきい値を満たせば再び正常な状態と見なされます。

レポート要件: 登録されたインスタンスがある

Statistics: 最も有用な統計は Average および Minimum です。 これらの統計はロードバランサーノードによって決まります。短い間、インスタンスを異常と判断するロードバランサーノードがあったり、インスタンスを正常と判断するノードがあったりします。

: HealthyHostCount を参照してください。

次のメトリクスを使用して、Classic Load Balancer から Application Load Balancer への移行コストを見積もることができます。これらのメトリクスは、単なる参考情報であり、CloudWatch アラーム用に意図されたものではありません。Classic Load Balancer に複数のリスナーがある場合、これらのメトリクスはすべてのリスナーの集計です。

この見積りは、1 つのロードバランサーで 1 つのデフォルトルールと 1 つの証明書 (2K サイズ) を使用した場合に基づいています。サイズが 4K 以上の証明書を使用する場合は、コストを見積もる方法として、移行ツールで Classic Load Balancer に基づいて Application Load Balancer を作成し、Application Load Balancer の ConsumedLCUs メトリクスをモニタリングすることをお勧めします。詳細については、「Classic Load Balancer から Application Load Balancer に移行する」 (Elastic Load Balancing ユーザーガイド) を参照してください。

メトリクス 説明
EstimatedALBActiveConnectionCount

クライアントからロードバランサーへ、およびロードバランサーからターゲットへの、アクティブな同時 TCP 接続の予測数。

EstimatedALBConsumedLCUs

Application Load Balancer で使用されるロードバランサーキャパシティーユニット (LCU) の予測数。1 時間当たりで使用する LCU 数の料金をお支払いいただきます。詳細については、「Elastic Load Balancing 料金表」を参照してください。

EstimatedALBNewConnectionCount

クライアントからロードバランサーへ、およびロードバランサーからターゲットへの、新たに確立される TCP 接続の予測数。

EstimatedProcessedBytes

Application Load Balancer で処理されるバイトの予測数。

Classic Load Balancer のメトリクスディメンション

Classic Load Balancer のメトリクスをフィルタするには、次のディメンションを使用できます。

ディメンション 説明
AvailabilityZone

指定されたアベイラビリティーゾーンでメトリクスデータをフィルタリングします。

LoadBalancerName

指定されたロードバランサーでメトリクスデータをフィルタリングします。