Fargate タスクストレージ - Amazon Elastic Container Service

Fargate タスクストレージ

AWS Fargate でホストされている各 Amazon ECS タスクは、プロビジョニングされる際に、バインドマウントのために次のエフェメラルストレージを受け取ります。これらをマウントし、タスク定義内で volumesmountPoints および volumesFrom パラメータを使用しているコンテナ間で共有することが可能です。

Windows プラットフォームバージョン 1.0.0 以降を使用した Fargate タスク

プラットフォームバージョン 1.0.0 以降を使用している Fargate でホストされている Amazon ECS タスクは、デフォルトで、最低 20 GiB のエフェメラルストレージを受け取ります。エフェメラルストレージの総量は、最大 200 GiB まで増やすことができます。これを行うには、タスク定義内で ephemeralStorage パラメータを設定します。

プル、圧縮、および非圧縮されたコンテナイメージは、エフェメラルストレージに格納されます。タスクが使用するエフェメラルストレージの総量を判断するには、タスクに割り当てられたエフェメラルストレージの総量から、コンテナイメージが使用するストレージの容量を差し引く必要があります。

詳細については、「バインドマウント」を参照してください。

Linux プラットフォームバージョン 1.4.0 以降を使用した Fargate タスク

プラットフォームバージョン 1.4.0 以降を使用している Fargate でホストされている Amazon ECS タスクは、デフォルトで、最低 20 GiB のエフェメラルストレージを受け取ります。エフェメラルストレージの総量は、最大 200 GiB まで増やすことができます。これを行うには、タスク定義内で ephemeralStorage パラメータを設定します。

プル、圧縮、および非圧縮されたコンテナイメージは、エフェメラルストレージに格納されます。タスクが使用するエフェメラルストレージの総量を判断するには、タスクに割り当てられたエフェメラルストレージの総量から、コンテナイメージが使用するストレージの容量を差し引く必要があります。

2020 年 5 月 28 日以降に開始されたプラットフォームバージョン 1.4.0 以降を使用するタスクでは、エフェメラルストレージが AES-256 暗号化アルゴリズムにより暗号化されます。このアルゴリズムは、AWS 所有の暗号化キーを使用します。

2022 年 11 月 18 日以降に開始されたプラットフォームバージョン 1.4.0 以降を使用するタスクでは、エフェメラルストレージの使用量がタスクメタデータエンドポイントを通じて報告されます。タスク内のアプリケーションは、タスクメタデータエンドポイントのバージョン 4 に対してクエリを実行して、エフェメラルストレージの予約サイズと使用量を取得できます。各タスクでは、そのタスクの使用状況のみを照会できます。

さらに、Container Insights をオンにすると、エフェメラルストレージの予約サイズと使用量が Amazon CloudWatch Container Insights に送信されます。

注記

Fargate はディスク上のスペースを予約します。スペースは Fargate によってのみ使用されます。これには課金されることはありません。これらのメトリクスには表示されません。ただし、この追加ストレージは、df などの他のツールでも確認できます。

Linux プラットフォームバージョン 1.3.0 以前を使用した Fargate タスク

プラットフォームバージョン 1.3.0 以前を使用する Fargate タスクの Amazon ECS の場合、各タスクは次のエフェメラルストレージを受け取ります。

  • 10 GB の Docker Layer ストレージ

    注記

    この量には、圧縮および非圧縮のコンテナイメージのアーティファクトの両方が含まれます。

  • ボリュームマウント用の追加 4 GB。これはタスク定義内の volumesmountPoints および volumesFrom パラメータを使用してマウントしコンテナ間で共有できます。