AWS Fargate プラットフォームのバージョン
AWS Fargate プラットフォームのバージョンを使って、Fargate タスクインフラストラクチャの特定のランタイム環境を参照できます。これは、カーネルとコンテナのランタイムバージョンの組み合わせです。同一のタスクを多数管理するためのタスク実行時、またはそのためのサービス作成時には、プラットフォームバージョンを選択します。
ランタイム環境の進化に合わせて、新しいプラットフォームバージョンがリリースされます。例えば、カーネルやオペレーティングシステムの更新、新機能の追加、バグ修正、セキュリティの更新があった場合が当てはまります。Fargate プラットフォームのバージョンは、新しいプラットフォームバージョンの改訂を行うことで更新されます。各タスクは、そのライフサイクルを通じて、単一のプラットフォームバージョンリビジョンで実行されます。最新のプラットフォームバージョンリビジョンを使用する場合は、新たにタスクを開始する必要があります。Fargate で実行される新しいタスクは、常にプラットフォームバージョンの最新リビジョンで実行されます。これにより、タスクは必ず、安全でパッチ適用済みのインフラストラクチャで開始されることが保証されます。
既存のプラットフォームのバージョンに影響を与えるセキュリティ上の問題が見つかった場合、AWS は、そのプラットフォームバージョンのパッチ済みレビジョンを新たに作成します。また、脆弱性のあるレビジョンで実行しているタスクは廃止されます。場合によっては、Fargate で使用しているタスクについて、廃止の予定が通知されることがあります。詳細については、「AWSFargate タスクのメンテナンス」を参照してください。