Amazon Aurora バージョン
Amazon Aurora では、基盤となるエンジンとの互換性を維持しながら、アプリケーション要件に最適なサポートされているリレーショナルデータベースエンジンを選択できます。Aurora はサポートされているエンジンのデータベースエンジンコードを再利用するため、ユーザーはこれらのエンジンに既存のスキル、ツール、ライブラリを活用できます。クラスターを作成するときは、使用する Amazon Aurora データベースエンジンのバージョンを指定します。選択したバージョンによって、互換性と使用可能な機能が決まります。
このドキュメントでは、Amazon Aurora と対応するデータベースエンジンの共通点と相違点について説明します。この情報を基に、選択すべきソフトウェアバージョンと、各バージョンで利用可能な機能とバグ修正を確認する方法を決定できます。このリファレンスを使用して、アップグレードの適切な頻度を決定し、アップグレードを計画することもできます。
Amazon Aurora データベースクラスターでサポートされているデータベースエンジン
Amazon Aurora では、次のリレーショナルデータベースを使用できます。Aurora はコードを再利用することで、基盤となる DB エンジンとの互換性を維持しています。ただし Aurora には、独自のバージョン番号、リリースサイクル、バージョン廃止のタイムラインがあります。新しい Aurora の各バージョンには、そのバージョンに適用される新機能、修正、その他の変更点や機能強化が記載されたリリースノートが付属しています。
Aurora データベース | ユーザーガイド | 使用可能なバージョン | リリースノート |
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Amazon Aurora MySQL 互換エディション | Amazon Aurora MySQL の操作 | Amazon Aurora MySQL のデータベースエンジンの更新 | Aurora MySQL のリリースノート |
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション | Amazon Aurora PostgreSQL の操作 | Amazon Aurora PostgreSQL のデータベースエンジンの更新 | Aurora PostgreSQL リリースノート |
データベースクラスターのための Amazon Aurora データベースバージョンの指定
AWS Management Console または AWS CLI の [データベースの作成] オペレーション、または CreateDBCluster
API オペレーションを使用して新しい DB クラスターを作成する際に、現在利用可能な Aurora データベースバージョン (メジャーまたはマイナー) を指定できます。
Aurora クラスターを作成する方法については、「Amazon Aurora DB クラスターの作成」を参照してください。既存の Aurora クラスターのバージョンを変更する方法については、「Amazon Aurora DB クラスターの変更」を参照してください。
注記
すべての Aurora データベースバージョンが、すべての AWS リージョンで利用可能なわけではありません。リージョンと各 AWS リージョンで使用可能なバージョンの詳細については、「リージョンとアベイラビリティーゾーン」および「Aurora グローバルデータベースでサポートされているリージョンと DB エンジン」を参照してください。