Aurora PostgreSQL DB クラスターのボリュームステータスの表示
Amazon Aurora において、DB クラスターボリュームは、論理的なブロックのコレクションで構成されます。各論理的なブロックは、10 ギガバイトの割り当て済みストレージです。これらのブロックは保護グループと呼ばれます。
各保護グループのデータは、6 つの物理ストレージデバイス (ストレージノードと呼ばれる) にわたってレプリケートされます。これらのストレージノードは、DB クラスターがあるリージョン内の 3 つのアベイラビリティーゾーン (AZ) に割り当てられます。また、各ストレージノードには、DB クラスターボリュームに対する 1 つ以上の論理的なデータブロックが含まれます。保護グループおよびストレージノードの詳細については、AWS データベースブログの「Aurora ストレージエンジンの概要
aurora_show_volume_status()
関数を使用して、次のサーバーステータス可変を返します。
-
Disks
— DB クラスターボリュームの論理的なデータブロックの総数。 -
Nodes
– DB クラスターボリュームのストレージノードの総数。
この aurora_show_volume_status()
関数を使用すると、aurora_inject_disk_failure()
障害挿入関数を使用するときにエラーを回避できます。aurora_inject_disk_failure()
障害挿入関数では、ストレージノード全体、またはストレージノード内の単一の論理的なデータブロックの障害をシミュレートします。この関数で、特定の論理的なデータブロックまたはストレージノードのインデックス値を指定します。ただし、DB クラスターボリュームで使用されている論理的なデータブロックまたはストレージノードの数より大きいインデックス値を指定すると、ステートメントよりエラーが返ります。障害挿入クエリの詳細については、「障害挿入クエリを使用した Amazon Aurora PostgreSQL のテスト」を参照してください。
注記
この aurora_show_volume_status()
関数は、Aurora PostgreSQL バージョン 10.11 で使用できます。Aurora PostgreSQL のバージョンの詳細については、「Amazon Aurora PostgreSQL リリースとエンジンのバージョン」を参照してください。
[Syntax] (構文)
SELECT * FROM aurora_show_volume_status();
例
customer_database=> SELECT * FROM aurora_show_volume_status(); disks | nodes -------+------- 96 | 45