データベースアクティビティストリーミングのモニタリング
データベースアクティビティストリーミングは、アクティビティをモニタリングして報告します。アクティビティのストリーミングは、収集後、Amazon Kinesis に送信されます。Kinesis から、アクティビティストリーミングをモニタリングしたり、他のサービスやアプリケーションがアクティビティストリーミングを使用して詳細な分析を行うことができます。基礎となる Kinesis ストリーム名は、AWS CLI コマンドの describe-db-clusters
または RDS API DescribeDBClusters
オペレーションを使用して検索できます。
Aurora は、Kinesis ストリーミングを次のように管理します。
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Aurora は、24 時間の保存期間の Kinesis ストリーミングを自動的に作成します。
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Aurora は、必要に応じて Kinesis ストリーミングをスケールします。
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データベースアクティビティストリーミングを停止したり、DB クラスターを削除したりすると、Aurora によって Kinesis ストリームが削除されます。
以下のカテゴリのアクティビティがモニタリングされ、アクティビティストリーミングの監査ログに追加されます。
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SQL コマンド - すべての SQL コマンドに加えて、準備済みステートメント、組み込み関数、および PL/SQL の関数も監査されます。ストアドプロシージャへの呼び出しが監査されます。ストアドプロシージャまたは関数内で発行された SQL ステートメントも監査されます。
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他のデータベース情報 - モニタリングされるアクティビティには、完全な SQL ステートメント、DML コマンドから影響を受ける行の行数、アクセスされたオブジェクト、および一意のデータベース名が含まれます。Aurora PostgreSQL の場合、データベースアクティビティストリーミングは、バインド可変とストアドプロシージャパラメータもモニタリングします。
重要
各ステートメントの完全な SQL テキストは、機密データを含むアクティビティストリーミング監査ログに表示されます。ただし、Aurora が次の SQL ステートメントのようにコンテキストから判断できる場合、データベースユーザーのパスワードは訂正されます。
ALTER ROLE role-name WITH password
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接続情報 - モニタリングされるアクティビティには、セッションとネットワークの情報、サーバープロセス ID、および終了コードなどがあります。
DB インスタンスのモニタリング中にアクティビティストリーミングに障害が発生した場合は、RDS イベントを通じて通知されます。
以下のセクションでは、データベースアクティビティストリーミングへのアクセス、監査、処理を行うことができます。