PostgreSQL クライアントを使用した DB クラスターへの接続 - Amazon Aurora

PostgreSQL クライアントを使用した DB クラスターへの接続

PostgreSQL クライアントを使用して、PostgreSQL ポートの Babelfish に接続できます。

psql を使用したクラスターへの接続

PostgreSQL クライアントは、PostgreSQL のウェブサイトからダウンロードできます。オペレーティングシステムのバージョンに対応した手順に従い、psql をインストールします。

Babelfish をサポートしている Aurora PostgreSQL DB クラスターは、psql コマンドラインクライアントでクエリすることができます。接続する際は、 PostgreSQL ポートを使用します (デフォルトはポート 5432)。通常、デフォルトから変更しない限り、ポート番号を指定する必要はありません。psql クライアントから Babelfish に接続する場合は、次のコマンドを使用します。

psql -h bfish-db.cluster-123456789012.aws-region.rds.amazonaws.com -p 5432 -U postgres -d babelfish_db

パラメータは次のとおりです。

  • -h - アクセス先の DB クラスター (クラスターエンドポイント) のホスト名。

  • -p - DB インスタンスへの接続に使用される PostgreSQL ポート番号。

  • -d — 接続先のデータベース。デフォルトは babelfish_db です。

  • -U - アクセス先のデータベースユーザーアカウント。(この例では、デフォルトのマスターユーザー名を示します)。

psql クライアントで SQL コマンドを実行する場合、コマンドはセミコロンで終了します。例えば、次の SQL コマンドでは pg_tables system view をクエリして、データベース内の各テーブルに関する情報を返します。

SELECT * FROM pg_tables;

psql クライアントには、一連の組み込みメタコマンドもあります。metacommand (メタコマンド) はフォーマットを調整するショートカットで、またメタデータを使いやすい形式で返すショートカットを利用可能にします。例えば、 次のメタコマンドは以前の SQL コマンドに似た情報を返します:

\d

メタコマンドはセミコロン (;) で終了する必要がありません。

psql クライアントを終了するには、次のように入力します\q

psql クライアントを使用して Aurora PostgreSQL クラスターをクエリする方法の詳細については、PostgreSQL ドキュメントを参照してください。

pgAdmin を使用した DB クラスターへの接続

pgAdmin クライアントを使用して、ネイティブの PostgreSQL ダイアレクトでデータにアクセスできます。

pgAdmin クライアントを使用してクラスターに接続する方法
  1. pgAdmin ウェブサイトから pgAdmin クライアントをダウンロードしてインストールします。

  2. クライアントを開き、pgAdmin で認証します。

  3. サーバーのコンテキスト (右クリック) メニューを開き、「作成」「サーバー」の順に選択します。

    pgAdmin にサーバーを追加します。
  4. Create - Server (サーバー - 作成) ダイアログボックスに情報を入力します。

    接続タブで、ホストに Aurora PostgreSQL クラスターアドレスを、ポートに PostgreSQL のポート番号 (デフォルトでは 5432) を追加します。認証の詳細を入力し、保存 を選択します。

    pgAdmin で接続を定義する。

接続後、Pgadmin 機能を使用して PostgreSQL ポートで Aurora PostgreSQL クラスターをモニタリングおよび管理できます。

pgAdmin でサーバーをモニタリングする。

詳細については、「pgAdmin」Web ページを参照してください。