Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API バージョン 2014-10-31)

Microsoft SQL Server データベースエンジンを実行する DB インスタンスを作成する

Amazon RDS の基本的な構成要素は DB インスタンスです。Amazon RDS DB インスタンスが、オンプレミスの Microsoft SQL Server に類似しています。SQL Server DB インスタンスを作成した後、1 つ以上のカスタムデータベースを追加できます。

重要

DB インスタンスを作成したり、DB インスタンスに接続したりする前に、「Amazon RDS のセットアップ」セクションのタスクを実行する必要があります。

サンプルの DB インスタンスの作成と接続のプロセスを示す手順の例は、「Microsoft SQL Server DB インスタンスを作成して DB インスタンスに接続する」を参照してください。

AWS マネジメントコンソール

SQL Server DB インスタンスを起動するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. Amazon RDS コンソールの右上で、DB インスタンスを作成する AWS リージョンを選択します。

  3. ナビゲーションペインで、[データベース] を選択します。

    ナビゲーションペインが閉じられている場合は、左上隅のメニューアイコンを選択して開きます。

  4. [Create database (データベースの作成)] を選択して、[エンジンの選択] ページを開きます。

  5. [Microsoft SQL Server] アイコンを選択します。

    
						エンジンの選択
  6. 使用する SQL Server DB エンジンのエディションを選択します。利用可能な SQL Server のエディションは AWS リージョンによって異なります。

  7. 一部のエディションでは、[Use Case (ユースケース)] ステップで、作成中の DB インスタンスを本稼働環境で使用するかを指定します。使用する場合は、[Production] を選択します。[本番稼働用] を選択すると、次の手順では以下が既にすべて選択されています。

    • [マルチ AZ] フェイルオーバーオプション

    • [プロビジョンド IOPS] ストレージオプション

    • [Enable deletion protection (削除保護の有効化)] オプション

    本稼働環境では、これらの機能を使用することをお勧めします。

  8. [次へ ] を選択して続行します。[DB 詳細の指定] ページが表示されます。

    [DB 詳細の指定] ページで、DB インスタンスの情報を指定します。各設定の詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスの設定」を参照してください。

    
						DB インスタンスの詳細
  9. [次へ] を選択して続行します。[[詳細設定] の設定] ページが表示されます。

    [[詳細設定] の設定] ページに、Amazon RDS で の DB インスタンスを起動するために必要な追加情報を入力します。各設定の詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスの設定」を参照してください。

    
						 [Additional Configuration] パネル
  10. [DB インスタンスの起動] を選択します。

  11. ウィザードの最後のページで、[Close] を選択します。

RDS コンソールでは、新しい DB インスタンスが DB インスタンスのリストに表示されます。DB インスタンスが使用できるようになるまで、DB インスタンスのステータスは creating です。ステータスが [available] に変わると、DB インスタンスに接続できます。DB インスタンスクラスとストレージの合計によっては、新しいインスタンスを使用できるようになるまで最長 20 分かかることがあります。


				[My DB Instances] リスト

CLI

AWS CLI を使用して Microsoft SQL Server DB インスタンスを作成するには、以下のパラメータを指定して create-db-instance コマンドを呼び出します。各設定の詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスの設定」を参照してください。

  • --db-instance-identifier

  • --db-instance-class

  • --db-security-groups

  • --db-subnet-group

  • --engine

  • --master-user-name

  • --master-user-password

  • --allocated-storage

  • --backup-retention-period

Linux、OS X、Unix の場合:

aws rds create-db-instance --engine sqlserver-se \ --db-instance-identifier mymsftsqlserver \ --allocated-storage 250 \ --db-instance-class db.m1.large \ --db-security-groups mydbsecuritygroup \ --db-subnet-group mydbsubnetgroup \ --master-user-name masterawsuser \ --master-user-password masteruserpassword \ --backup-retention-period 3

Windows の場合:

aws rds create-db-instance ^ --engine sqlserver-se ^ --db-instance-identifier mydbinstance ^ --allocated-storage 250 ^ --db-instance-class db.m1.large ^ --db-security-groups mydbsecuritygroup ^ --db-subnet-group mydbsubnetgroup ^ --master-user-name masterawsuser ^ --master-user-password masteruserpassword ^ --backup-retention-period 3

このコマンドでは、次のような出力が生成されます。

DBINSTANCE mydbinstance db.m1.large sqlserver-se 250 sa creating 3 **** n 10.50.2789 SECGROUP default active PARAMGRP default.sqlserver-se-10.5 in-sync

API

Amazon RDS API を使用して Microsoft SQL Server DB インスタンスを作成するには、以下のパラメータを指定して CreateDBInstance アクションを呼び出します。各設定の詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスの設定」を参照してください。

  • AllocatedStorage

  • BackupRetentionPeriod

  • DBInstanceClass

  • DBInstanceIdentifier

  • DBSecurityGroups

  • DBSubnetGroup

  • Engine

  • MasterUsername

  • MasterUserPassword

https://rds.amazonaws.com/ ?Action=CreateDBInstance &AllocatedStorage=250 &BackupRetentionPeriod=3 &DBInstanceClass=db.m1.large &DBInstanceIdentifier=mydbinstance &DBSecurityGroups.member.1=mysecuritygroup &DBSubnetGroup=mydbsubnetgroup &Engine=sqlserver-se &MasterUserPassword=masteruserpassword &MasterUsername=masterawsuser &SignatureMethod=HmacSHA256 &SignatureVersion=4 &Version=2014-10-31 &X-Amz-Algorithm=AWS4-HMAC-SHA256 &X-Amz-Credential=AKIADQKE4SARGYLE/20140305/us-west-1/rds/aws4_request &X-Amz-Date=20140305T185838Z &X-Amz-SignedHeaders=content-type;host;user-agent;x-amz-content-sha256;x-amz-date &X-Amz-Signature=b441901545441d3c7a48f63b5b1522c5b2b37c137500c93c45e209d4b3a064a3

Microsoft SQL Server DB インスタンスの設定

次の表は、SQL Server DB インスタンスの作成時に選択した設定に関する詳細を示しています。

設定 設定の説明
ストレージ割り当て

DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギガバイト単位)。場合によっては、DB インスタンスに、データベースのサイズ以上のストレージを割り当てると、I/O のパフォーマンスが改善することがあります。

詳細については、「Amazon RDS DB インスタンスストレージ」を参照してください。

マイナーバージョン自動アップグレード

指定した DB エンジンのマイナーバージョンアップグレードをリリースと同時に自動的に DB インスタンスに適用するには、[マイナーバージョン自動アップグレードを有効にする] を選択します。Amazon RDS は、マイナーバージョン自動アップグレードをメンテナンスウィンドウで実行します。

アベイラビリティーゾーン

DB インスタンスのアベイラビリティーゾーン。デフォルト値 [No Preference] を使用します。ただし、特定のアベイラビリティーゾーンを指定する場合を除きます。

詳細については、「リージョンとアベイラビリティーゾーン」を参照してください。

バックアップの保存期間

DB インスタンスの自動バックアップを保持する日数。重要な DB インスタンスでは、この値を「1」以上に設定してください。

詳細については、「バックアップの使用」を参照してください。

バックアップウィンドウ

Amazon RDS が DB インスタンスのバックアップを自動的に作成する期間。データベースのバックアップを保持する期間を指定しない場合は、デフォルト値 [No Preference] を使用します。

詳細については、「バックアップの使用」を参照してください。

タグをスナップショットへコピー

スナップショットの作成時に DB インスタンスタグを DB スナップショットへコピーするには、このオプションを選択します。

詳細については、「Amazon RDS リソースのタグ付け」を参照してください。

データベースポート

DB インスタンスにアクセスするために経由するポート。SQL Server のインストールでは、ポートのデフォルトは 1433 となります。DB インスタンスで DB セキュリティグループを使用する場合は、DB セキュリティグループを作成したときに指定したポート値と同じ値である必要があります。

DB Engine Version

使用する Microsoft SQL Server のバージョン。

DB インスタンスクラス

DB インスタンスの設定。たとえば、db.m1.small インスタンスクラスは、メモリ 1.7 GiB、1 ECU (1 ECU の仮想コア 1 個)、64 ビットプラットフォーム、中程度の I/O キャパシティに相当します。

可能であれば、一般的なクエリの作業セットをメモリに保持できる十分な大きさのインスタンスクラスを選択します。作業セットがメモリに保持されていると、システムによるディスクへの書き込みが回避され、これによりパフォーマンスが向上します。

詳細については、「DB インスタンスクラスの選択」および「Microsoft SQL Server の DB インスタンスクラスのサポート」を参照してください。

DB インスタンス識別子

DB インスタンスの名前。オンプレミスのサーバーに名前を付けるのと同様に、DB インスタンスに名前を付けます。DB インスタンス識別子は、英数字 63 文字まで含めることができ、選択した AWS リージョン内のアカウントごとに一意であることが必要です。わかりやすい名前にするには、選択した AWS リージョンや DB エンジンなどを名前に含めます (例: sqlsv-instance1)。

DB パラメータグループ

DB インスタンスのパラメータグループ。デフォルトのパラメータグループを選択するか、カスタムパラメータグループを作成できます。

詳細については、「DB パラメータグループを使用する」を参照してください。

削除保護の有効化 DB インスタンスが削除されないようにするには [Enable deletion protection (削除保護の有効化)] を選択します。AWS マネジメントコンソールで本稼働 DB インスタンスを作成する場合は、削除保護がデフォルトで有効になっています。詳細については、「の DB インスタンスを削除する」を参照してください。
暗号を有効化

この DB インスタンスを保管時に暗号化する場合は、[Yes]。

詳細については、「Amazon RDS リソースの暗号化」を参照してください。

拡張モニタリングを有効にする

DB インスタンスが実行されているオペレーティングシステムに対してリアルタイムでのメトリクスを収集する場合は、[はい]。

詳細については、「拡張モニタリング」を参照してください。

ライセンスモデル

使用するライセンスモデル。[license-included] を選択します。Microsoft SQL Server の一般ライセンス契約が使用されます。

メンテナンスウィンドウ

DB インスタンスへの変更保留が適用される 30 分単位のウィンドウ。期間が重要ではない場合は、[No Preference] を選択します。

詳細については、「Amazon RDS メンテナンスウィンドウ」を参照してください。

マスターユーザー名

マスターユーザー名。この名前で DB インスタンスにログオンすると、データベースに関するすべての権限を持つことになります。マスターユーザー名は、processadminpublic、および setupadmin 固定サーバーロールに含まれる SQL Server 認証ログイン名です。

詳細については、「Microsoft SQL Server セキュリティ」を参照してください。

マスターユーザのパスワード

マスターユーザーアカウントのパスワード。パスワードには 8~128 文字の印刷可能な ASCII 文字 (/、"、スペース、@ は除く) を使用する必要があります。

マルチ AZ 配置

[はい] を選択して、フェイルオーバーのサポート用に DB インスタンスのパッシブスタンバイレプリカを別のアベイラビリティーゾーンに作成します。本稼働環境のワークロードには、高可用性を維持するためにマルチ AZ をお勧めします。開発およびテスト用に、[No] を選択することもできます。

詳細については、「Microsoft SQL Server のマルチ AZ 配置」を参照してください。

オプショングループ

DB インスタンスのオプショングループ。デフォルトオプショングループを選択するか、カスタムオプショングループを作成できます。

詳細については、「オプショングループを使用する」を参照してください。

パブリックアクセス可能

DB インスタンスにパブリック IP アドレスを付与する場合は、[Yes]。これは、アドレスが VPC の外部でアクセス可能なことを示します (DB インスタンスは VPC のパブリックサブネット内にある必要もあります)。DB インスタンスを VPC 内からのみアクセス可能にする場合は、[No] を選択します。

詳細については、「VPC の DB インスタンスをインターネットから隠す」を参照してください。

ストレージタイプ

DB インスタンスのストレージタイプ。

詳細については、「Amazon RDS ストレージの種類」を参照してください。

サブネットグループ

この設定はプラットフォームによって異なります。AWS の新規のお客様の場合は、[default] を選択します。お客様のアカウントのために作成されたデフォルトの DB サブネットグループが使用されます。前の E2 Classic プラットフォームで DB インスタンスを作成しているときに、特定の VPC の DB インスタンスが必要な場合は、その VPC 用に作成した DB サブネットグループを選択します。

タイムゾーン

DB インスタンスのタイムゾーン。タイムゾーンを選択しない場合、DB インスタンスはデフォルトのタイムゾーンを使用します。

詳細については、「Microsoft SQL Server の DB インスタンスのローカルタイムゾーン」を参照してください。

VPC

この設定はプラットフォームによって異なります。AWS の新規のお客様の場合は、表示されているデフォルトの VPC を選択します。VPC を使用しない以前の E2 Classic プラットフォームで DB インスタンスを作成する場合は、[Not in VPC] を選択します。

詳細については、「Amazon Virtual Private Cloud (VPC) および Amazon RDS」を参照してください。

VPC セキュリティグループ

AWS の新規のお客様の場合は、デフォルトの VPC を選択します。それ以外の場合は、先ほど作成した VPC セキュリティグループを選択します。

RDS コンソールで [Create new VPC security group (新しい VPC セキュリティグループの作成)] を選択すると、新しく作成されるセキュリティグループのインバウンドルールにより、ブラウザで検出された IP アドレスから DB インスタンスへのアクセスが許可されます。

詳細については、「DB セキュリティグループの操作 (EC2-Classic プラットフォーム)」を参照してください。

関連トピック