pgtle.set_default_version
set_default_version
関数では、TLE 拡張機能に default_version
を指定できます。この関数を使用してアップグレードパスを定義し、そのバージョンを TLE 拡張機能のデフォルトとして指定できます。データベースユーザーが CREATE EXTENSION
および ALTER EXTENSION ... UPDATE
コマンドで TLE 拡張機能を指定すると、そのユーザー用にそのバージョンの TLE 拡張機能がデータベースに作成されます。
この関数は成功すると true
を返します。name
引数で指定された TLE 拡張機能が存在しない場合、関数はエラーを返します。同様に、TLE 拡張機能の version
が存在しない場合、関数はエラーを返します。
関数プロトタイプ
pgtle.set_default_version(name text, version text)
ロール
pgtle_admin
引数
name
– TLE 拡張機能の名前。この値はCREATE EXTENSION
を呼び出すときに使用されます。version
– デフォルトに設定する TLE 拡張機能のバージョン。
出力
true
— デフォルトバージョンの設定が成功すると、関数はtrue
を返します。ERROR
– 指定された名前またはバージョンの TLE 拡張機能が存在しない場合は、エラーメッセージを返します。
使用例
SELECT * FROM pgtle.set_default_version('my-extension', '1.1');