バージョニングが停止されたバケットへのオブジェクトの追加 - Amazon Simple Storage Service

バージョニングが停止されたバケットへのオブジェクトの追加

Amazon S3 でバージョニングが停止されたバケットにオブジェクトを追加すると、null バージョン ID の付いたオブジェクトが作成されるか、または同じバージョン ID のオブジェクトバージョンが上書きされます。

バケットでバージョニングを停止すると、Amazon S3 は (PUTPOSTCopyObject を使用して) その後そのバケットに保存された後続のすべてのオブジェクトに、null バージョン ID を自動的に追加します。

次の図は、バージョニングが停止されたバケットにオブジェクトが追加されたときに、Amazon S3 がそのオブジェクトにバージョン ID null を追加する方法を示しています。

バケット内に null バージョンが既に存在しており、同じキーを持つ別のオブジェクトを追加した場合、元の null バージョンは、追加したオブジェクトによって上書きされます。

バケット内にバージョニングされたオブジェクトがある場合、PUT したバージョンはオブジェクトの最新バージョンになります。次の図は、バージョニングされたオブジェクトを含むバケットにオブジェクトを追加しても、バケット内に既に存在するオブジェクトを上書きしないことを示しています。

この場合、バケット内にバージョン 111111 がすでに存在しています。Amazon S3 は、追加されるオブジェクトに null のバージョン ID をアタッチし、バケット内に保存します。バージョン 111111 は上書きされません。

次の図に示すように、バケット内に null バージョンが既に存在する場合、null バージョンは上書きされます。

null バージョンのキーおよびバージョン ID ( null ) は PUT の前後で同じですが、バケット内に元々格納されていた null バージョンの内容は、バケット内のオブジェクト PUT の内容に置き換えられます。