Amazon Simple Storage Service
コンソールユーザーガイド

アーカイブされた S3 オブジェクトを復元する方法

このセクションでは、Amazon S3 コンソールを使用して、GLACIER または DEEP_ARCHIVE ストレージクラスにアーカイブされたオブジェクトを復元する方法について説明します。GLACIER または DEEP_ARCHIVE ストレージクラスにアーカイブされたオブジェクトにすぐにアクセスすることはできません。このクラスのオブジェクトにアクセスするには、リクエストで指定した期間 (日数) 中にそのオブジェクトの一時コピーを S3 バケットに復元する必要があります。GLACIER または DEEP_ARCHIVE ストレージクラスの詳細については、『Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド』の「ストレージクラス」を参照してください。

アーカイブを復元する場合、アーカイブと復元されたコピーの両方に対して料金がかかります。コピーにはストレージコストがかかるため、その期間に必要なオブジェクトのみ復元してください。オブジェクトの永続的なコピーが必要な場合は、S3 バケット内にそのオブジェクトのコピーを作成します。Amazon S3 の機能と料金については、「Amazon S3」を参照してください。

オブジェクトを復元したら、[概要] ページからダウンロードできます。詳細については、「オブジェクトの概要を表示する方法」を参照してください。

アーカイブの取り出しオプション

アーカイブされたオブジェクトの復元時に使用できる取り出しオプションを以下に示します。

  • Expedited - 迅速取り出しでは、アーカイブのサブセットが迅速に必要になったときに GLACIER ストレージクラスに保存されているデータにすばやくアクセスできます。最大規模のアーカイブオブジェクト (250 MB 以上) を除くすべてのアーカイブオブジェクトについては、迅速取り出しでアクセスしたデータは通常 1〜5 分以内で使用可能になります。プロビジョンドキャパシティーは、迅速取り出しの取得容量を必要なときに利用できることを保証します。詳細については、「プロビジョンドキャパシティー」を参照してください。迅速取り出しとプロビジョンドキャパシティーは、DEEP_ARCHIVE ストレージクラスに格納されているオブジェクトで使用することはできません。

  • Standard - 標準取り出しでは、数時間以内にすべてのアーカイブオブジェクトにアクセスできます。標準取り出しは、取り出しオプションを指定しない GLACIER および DEEP_ARCHIVE 取り出しリクエストのデフォルトのオプションです。標準取り出しは、GLACIER ストレージクラスに格納されているオブジェクトに対して、通常 3〜5 時間以内に終了します。また、通常 DEEP_ARCHIVE ストレージクラスに格納されているオブジェクトは 12 時間以内に終了します。

  • Bulk - 大容量取り出しは、Amazon S3 Glacier の最も安価な取り出しオプションであり、大量のデータ (ペタバイトのデータを含む) を安価に取得できます。大容量取り出しは、GLACIER ストレージクラスに格納されているオブジェクトに対して、通常 5〜12 時間以内に終了します。また、通常 DEEP_ARCHIVE ストレージクラスに格納されているオブジェクトは 48 時間以内に終了します。

取り出しオプションの詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「アーカイブされたオブジェクトの復元」を参照してください。

アーカイブされた S3 オブジェクトの復元

このトピックでは、Amazon S3 コンソールを使用して、GLACIER または DEEP_ARCHIVE ストレージクラスにアーカイブされたオブジェクトを復元する方法について説明します。(コンソールでは、これらのストレージクラスに Glacier および Glacier Deep Archive という名前を使用しています。)

アーカイブされた S3 オブジェクトを復元するには

  1. AWS マネジメントコンソール にサインインし、Amazon S3 コンソール (https://console.aws.amazon.com/s3/) を開きます。

  2. [バケット名] リストで、復元するオブジェクトが含まれるバケットの名前を選択します。

  3. [名前] リストで、復元するオブジェクトを選択して [アクション] を選択し、[復元] を選択します。

    
            アーカイブされたオブジェクトを選択し、復元する方法を示すコンソールスクリーンショット。
  4. [復元の開始] ダイアログボックスで、アーカイブデータをアクセス可能にする日数を入力します。

  5. [Retrieval options (取り出しオプション)] メニューから以下のいずれかの取り出しオプションを選択します。

    • [一括取り出し] または [標準取り出し] を選択し、[復元] を選択します。

    • [迅速取り出し] を選択します (Glacier ストレージクラスでのみ利用可能)。

  6. プロビジョニングされたキャパシティーは、Glacier ストレージクラスでのみ利用可能です。プロビジョンドキャパシティーを持っている場合、[復元] を選択してプロビジョニングされた取り出しを開始します。プロビジョンドキャパシティーを持っている場合、すべての迅速取り出しはプロビジョンドキャパシティーにより処理されます。プロビジョンドキャパシティーの詳細については、「プロビジョンドキャパシティー」を参照してください。

    • プロビジョンドキャパシティーを持っておらず、購入する予定もない場合、[復元] を選択します。

    • プロビジョンドキャパシティーを持っていないが、購入する予定の場合、[キャパシティーユニットの追加] を選択して [購入] を選択します。[購入完了] メッセージが表示されたら、[復元] を選択してプロビジョニングされた取り出しを開始します。

進行中の復元をアップグレードする

復元が進行中でも、復元速度をアップグレードできます。

進行中の復元をより高速の階層にアップグレードするには

  1. [名前] リストで、復元中のオブジェクトを 1 つ以上選択し、[Actions (アクション)] を選択し、[Restore from Glacier (Glacier からの復元)] を選択します。オブジェクトの復元状況の確認については、「アーカイブの復元ステータスおよび有効期限日の確認」を参照してください。

  2. アップグレードする層を選択してから、[復元] を選択します。高速復元階層へのアップグレードの詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「アーカイブされたオブジェクトの復元」を参照してください。

アーカイブの復元ステータスおよび有効期限日の確認

復元の進行状況を確認するには、オブジェクト概要パネルを参照してください。概要パネルについては、「オブジェクトの概要を表示する方法」を参照してください。

[概要] セクションには、復元が [進行中] と表示されます。

オブジェクトの一時コピーが利用可能な場合、オブジェクトの [概要] セクションに [復元の有効期限] と表示されます。このとき、Amazon S3 によりアーカイブの復元済みコピーが削除されます。

復元されたオブジェクトは指定した日数の間のみ保存されます。オブジェクトの永続的なコピーが必要な場合は、Amazon S3 バケット内にそのオブジェクトのコピーを作成します。

Amazon S3 は、指定した日数をオブジェクトの復元リクエストに加算し、翌日の深夜 0 時 (UTC) に切り上げることにより、有効期限を計算します。この計算は、オブジェクトの初期復元と、リクエストした利用可能期間の延長に適用されます。たとえば、オブジェクトが 2012 年 10 月 15 日の午前 10 時 30 分 (UTC) に復元されて、存続日数が 3 と指定された場合、そのオブジェクトは 2012 年 10 月 19 日の午前 00 時 00 分 (UTC) まで利用できます。2012 年 10 月 16 日の午前 11 時 00 分 (UTC) にアクセス可能日数を 1 に変更した場合、Amazon S3 では復元されたオブジェクトが 2012 年 10 月 18 日午前 00 時 00 分 (UTC) まで利用可能になります。

オブジェクトを復元したら、[概要] ページからダウンロードできます。詳細については、「オブジェクトの概要を表示する方法」を参照してください。

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