イーサネットゲートウェイの取り付けと設置

センサーとは異なり、イーサネットゲートウェイは監視対象の機械に取り付ける必要がありません。ただし、 AWS クラウドに接続 Amazon Monitron できる利用可能なイーサネットネットワークが必要です。

ゲートウェイの取り付け場所

ゲートウェイは、レイアウトにもよりますが、作業エリアのどこにでも設置できます。ゲートウェイの取り付け場所は壁になるのが通常ですが、天井、柱、その他の場所でも可能です。ゲートウェイは、対応するセンサーから 20～30 メートル以内に配置する必要があり、イーサネットゲートウェイは、接続できるイーサネットケーブルに十分近い位置にある必要があります。イーサネットゲートウェイはイーサネットケーブルから電力を供給することに注意してください。

ゲートウェイを取り付ける際には、他にも以下のような要素を考慮してください。

• ゲートウェイをセンサーよりも高い位置 (2 メートル以上) に取り付けると、カバレッジが向上する可能性があります。

• ゲートウェイとセンサーの間に障害物がないほど、カバレッジが向上します。

• むき出しの鉄骨梁などの建築構造物にゲートウェイを取り付けることは避けてください。信号に干渉する可能性があります。

• 信号に電子的干渉を引き起こす可能性のある機器は、すべて回避するようにしてください。

• 可能であれば、センサーの伝送距離内に複数のゲートウェイを設置してください。1 つのゲートウェイが使用できなくなった場合、センサーは別のゲートウェイに切り替えてデータ送信を行います。複数のゲートウェイがあると、データ損失を防ぐのに役立ちます。2 つのゲートウェイ間に最低限必要な距離はありません。

イーサネットゲートウェイを設置する

ゲートウェイを作業エリアに設置するのに必要なものはほとんど、ゲートウェイが梱包されているボックスに含まれています。

• ゲートウェイ

• 壁面取り付け用ブラケット

• 両面テープ

• 取り付けネジ (4 本)

ゲートウェイを設置するには、壁面取り付け用ブラケットを壁面または別の場所に取り付けます。そのブラケットに対して、イーサネットケーブルを下向きにしてゲートウェイを取り付けます。

壁面取り付け用ブラケットを取り付けるには、ネジ取り付け、テープ取り付け、プラスチックタイ取り付けの 3 つの方法があります。使用する方法は、ゲートウェイの取り付け場所 (壁またはそれ以外) と取り付け面の材質によって異なります。

ブラケットの取り付けには、以下のいずれかの方法が利用できます。

ネジ取り付け

通常、ゲートウェイボックスに同梱されている取り付けネジを使用して、ブラケットを壁に直接取り付けます。ブラケットは正面から取り付けます。ネジを壁に固定するには、拡張プラグまたはトグルボルト (付属していません) が必要になる場合があります。

テープ取り付け

ゲートウェイボックスには、成形された両面テープが付属しています。取り付け面にネジを使用できない場合にお使いください。他の取り付け方法と組み合わせて使用すると、より安全に設置できます。

テープの片側の裏紙を剥がし、壁面取り付け用ブラケットの背面にある 4 つの隆起部分の間にテープを貼り付けます。

反対側の裏紙を剥がし、ブラケットを取り付け位置に貼り付けます。ブラケットを強く押して、テープが取り付け面にしっかりと付着していることを確認します。

プラスチックタイ取り付け

柱やフェンスなど、壁以外の小さな場所にゲートウェイを取り付ける場合は、ケーブルタイ (ジップタイとも呼ばれる) を使用して壁面取り付け用ブラケットを固定します。ブラケットの背面にある隆起した 4 つの穴にタイを通し、取り付け位置に巻き付けてからしっかりとタイを引っ張ります。

ブラケットを取り付けたら、そのブラケットにゲートウェイを取り付けます。

ゲートウェイを差し込む

1. 設置された壁面取り付け用ブラケットに対して、ゲートウェイを取り付けます。ゲートウェイの背面にある 2 つのプラスチックフックをブラケット下部のスロットに差し込みます。

2. ゲートウェイの上部をブラケットに押し当て、ゲートウェイの背面にあるプラスチックフックがブラケットの上部に引っかかるようにします。

注記

イーサネットケーブルを下向きにしてゲートウェイを設置します。

ゲートウェイへの接続に問題がある場合は、「イーサネットゲートウェイ検出のトラブルシューティング」を参照してください。