ステップ 7: グローバルセカンダリインデックスをクエリします

このステップでは、Amazon DynamoDB コンソールまたは AWS CLI を使用して、Music テーブルのグローバルセカンダリインデックスをクエリします。

グローバルセカンダリインデックスの詳細については、「DynamoDB のグローバルセカンダリインデックスの使用」を参照してください。

AWS Management Console

以下のステップに従って DynamoDB コンソールを使用し、グローバルセカンダリインデックス AlbumTitle-index を通じてデータをクエリします。

1. DynamoDB コンソール (https://console.aws.amazon.com/dynamodb/) を開きます。

2. 左のナビゲーションペインで、[テーブル] を選択します。

3. テーブルのリストから [Music] テーブルを選択します。

4. [テーブルアイテムの探索] を選択します。

5. [項目のスキャンまたはクエリ] で、[クエリ] はデフォルトのままにします。

6. [テーブルまたはインデックスを選択] で、[AlbumTitle-index] を選択します。

7. [AlbumTitle] に「Somewhat Famous」と入力し、[実行] を選択します。

AWS CLI

次の AWS CLI の例では、AlbumTitle-index テーブルのグローバルセカンダリインデックス Music をクエリします。この操作は、DynamoDB API または PartiQL (DynamoDB の SQL 互換クエリ言語) を介して行うことができます。

DynamoDB API

query を使用してインデックス名を指定することで、DynamoDB API を介してグローバルセカンダリインデックスにクエリを実行できます。

Linux

aws dynamodb query \
    --table-name Music \
    --index-name AlbumTitle-index \
    --key-condition-expression "AlbumTitle = :name" \
    --expression-attribute-values  '{":name":{"S":"Somewhat Famous"}}'

Windows CMD

aws dynamodb query ^
    --table-name Music ^
    --index-name AlbumTitle-index ^
    --key-condition-expression "AlbumTitle = :name" ^
    --expression-attribute-values  "{\":name\":{\"S\":\"Somewhat Famous\"}}"

query を使用すると、次のサンプル結果が返されます。

{
    "Items": [
        {
            "AlbumTitle": {
                "S": "Somewhat Famous"
            },
            "Awards": {
                "S": "1"
            },
            "Artist": {
                "S": "No One You Know"
            },
            "SongTitle": {
                "S": "Call Me Today"
            }
        },
        {
            "AlbumTitle": {
                "S": "Somewhat Famous"
            },
            "Awards": {
                "N": "2"
            },
            "Artist": {
                "S": "No One You Know"
            },
            "SongTitle": {
                "S": "Howdy"
            }
        }
    ],
    "Count": 2,
    "ScannedCount": 2,
    "ConsumedCapacity": null
}

PartiQL for DynamoDB

Select ステートメントを使用してインデックス名を指定することで、PartiQL を介してグローバルセカンダリインデックスにクエリを実行できます。

注記

CLI を介してこれを行うため、Music と AlbumTitle-index を囲む二重引用符をエスケープする必要があります。

Linux

aws dynamodb execute-statement --statement "SELECT * FROM \"Music\".\"AlbumTitle-index\"  \
                                            WHERE AlbumTitle='Somewhat Famous'"

Windows CMD

aws dynamodb execute-statement --statement "SELECT * FROM \"Music\".\"AlbumTitle-index\" WHERE AlbumTitle='Somewhat Famous'"

このように Select ステートメントを使用すると、次のサンプル結果が返されます。

{
    "Items": [
        {
            "AlbumTitle": {
                "S": "Somewhat Famous"
            },
            "Awards": {
                "S": "1"
            },
            "Artist": {
                "S": "No One You Know"
            },
            "SongTitle": {
                "S": "Call Me Today"
            }
        },
        {
            "AlbumTitle": {
                "S": "Somewhat Famous"
            },
            "Awards": {
                "S": "2"
            },
            "Artist": {
                "S": "No One You Know"
            },
            "SongTitle": {
                "S": "Howdy"
            }
        }
    ]
}

PartiQL を使用したデータへのクエリの実行については、「PartiQL 選択ステートメント」を参照してください。