Amazon Athena
ユーザーガイド

AWS Glue データカタログへのステップバイステップのアップグレード

Amazon Athena は、Athena リージョンで AWS Glue がリリースされるまで、独自のデータカタログを管理します。リリースされた時点で、Athena や Amazon Redshift Spectrum で作成済みのデータベースやテーブルがある場合は、Athena を AWS Glue データカタログにアップグレードすることを選択できます。Athena を初めて使用する場合は、一切の変更が不要です。データベースやテーブルは AWS Glue データカタログを使用して Athena で利用できます。その逆も同様です。AWS Glue データカタログを使用する利点については、「よくある質問: AWS Glue データカタログへのアップグレード」を参照してください。AWS Glue が利用可能なリージョンのリストについては、AWS 全般リファレンスの「リージョンとエンドポイント」を参照してください。

アップグレードするまでは、引き続き Athena が管理するデータカタログにテーブルやデータベースのメタデータが保存されます。また、コンソールの上部にアップグレードのオプションが表示されます。Athena が管理するカタログのメタデータは、AWS Glue データカタログで使用できません。その逆も同様です。両方のカタログが併存する間、テーブルやデータベースを同じ名前で作成することはできません。同じ名前にすると、AWS Glue または Athena での作成プロセスは失敗します。

AWS Glue コンソールへのアップグレード手順を示すために、Athena コンソールにウィザードを作成してあります。アップグレードの所要時間は数分であり、中断した個所から再開できます。アップグレードの各ステップの詳細については、このセクションの各トピックを参照してください。AWS Glue データカタログのデータやテーブルを使用する詳しい方法については、「AWS Glue で Athena を使用する場合のベストプラクティス」のガイドラインを参照してください。

ステップ 1 - アップグレードの実行をユーザーに許可する

デフォルトでは、アップグレードの実行をユーザーに許可するアクションは、管理ポリシーを含むすべてのポリシーで無効になっています。AWS Glue データカタログは AWS アカウント全体で共有されるため、誰かが誤ってカタログを移行するのを防ぐためのフェイルセーフ処置です。

アップグレードを実行する前に、カスタマー管理 IAM ポリシーをアタッチし、ポリシーステートメントで、移行を実行するユーザーにアップグレードアクションを許可する必要があります。

ポリシーステートメントの例を以下に示します。

{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "glue:ImportCatalogToGlue " ], "Resource": [ "*" ] } ] }

ステップ 2 - Athena ユーザーに関連付けられたカスタマー管理/インラインポリシーを更新する

Athena ユーザーに関連付けられたカスタマー管理/インライン IAM ポリシーがある場合は、ポリシーを更新して AWS Glue が必要とするアクションを許可する必要があります。デフォルトの管理ポリシーを使用している場合は、自動的に更新されます。許可する AWS Glue ポリシーのアクションを以下のポリシー例に示します。完全なポリシーステートメントについては、「ユーザーアクセス用の IAM ポリシー」を参照してください。

{ "Effect":"Allow", "Action":[ "glue:CreateDatabase", "glue:DeleteDatabase", "glue:GetDatabase", "glue:GetDatabases", "glue:UpdateDatabase", "glue:CreateTable", "glue:DeleteTable", "glue:BatchDeleteTable", "glue:UpdateTable", "glue:GetTable", "glue:GetTables", "glue:BatchCreatePartition", "glue:CreatePartition", "glue:DeletePartition", "glue:BatchDeletePartition", "glue:UpdatePartition", "glue:GetPartition", "glue:GetPartitions", "glue:BatchGetPartition" ], "Resource":[ "*" ] }

ステップ 3 - Athena コンソールでアップグレードを選択する

必要な IAM ポリシーを更新したら、Athena コンソールで [Upgrade] を選択します。Athena は、メタデータを AWS Glue データカタログに移行します。アップグレードの所要時間は数分です。アップグレードが完了すると、Athena コンソールに表示されるリンクを通じて、Athena 内から AWS Glue データカタログを開くことができます。

コンソールを使用してテーブルを作成すると、AWS Glue クローラーを使用してテーブルを作成できるようになります。詳細については、「AWS Glue クローラーの使用」を参照してください。