Resolver クエリログ用のテーブルを作成する
Athena コンソールのクエリエディタを使用して、Route 53 Resolver クエリログ用のテーブルを作成してクエリできます。
Route 53 Resolver クエリログ用の Athena テーブルを作成してクエリする
https://console.aws.amazon.com/athena/
で Athena コンソールを開きます。 -
Athena クエリエディタに以下の
CREATE TABLE
ステートメントを入力します。LOCATION
句の値を、Simple Storage Service (Amazon S3) の Resolver ログの場所に対応する値に置き換えます。CREATE EXTERNAL TABLE r53_rlogs ( version string, account_id string, region string, vpc_id string, query_timestamp string, query_name string, query_type string, query_class string, rcode string, answers array< struct< Rdata: string, Type: string, Class: string> >, srcaddr string, srcport int, transport string, srcids struct< instance: string, resolver_endpoint: string >, firewall_rule_action string, firewall_rule_group_id string, firewall_domain_list_id string ) ROW FORMAT SERDE 'org.openx.data.jsonserde.JsonSerDe' LOCATION 's3://amzn-s3-demo-bucket/AWSLogs/
aws_account_id
/vpcdnsquerylogs/{vpc-id}
/'Resolver クエリログデータは JSON 形式であるため、CREATE TABLE ステートメントは JSON SerDe ライブラリを使用してデータを分析します。
注記
SerDe では、各 JSON ドキュメントが、レコード内のフィールドを区切る行終端文字なしの、1 行のテキストに収まっていることを想定しています。JSON テキストがプリティプリント形式の場合、テーブルを作成した後にクエリを実行しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示される場合があります。「
HIVE_CURSOR_ERROR: Row is not a valid JSON Object
」、または「HIVE_CURSOR_ERROR: JsonParseException: Unexpected end-of-input: expected close marker for OBJECT
」。詳細については、GitHub の OpenX SerDe のドキュメントで「JSON Data Files」(JSON データファイル) を参照してください。 -
[Run query] (クエリの実行) を選択します。ステートメントが
r53_rlogs
という名前の Athena テーブルを作成します。このテーブルの列は Resolver ログデータの各フィールドを表します。 -
Athena コンソールのクエリエディタで以下のクエリを実行して、テーブルが作成されたことを検証します。
SELECT * FROM "r53_rlogs" LIMIT 10