ワークグループの仕組み - Amazon Athena

ワークグループの仕組み

Athena のワークグループには、以下の特徴があります。

  • デフォルトでは、各アカウントにはプライマリワークグループがあり、デフォルトのアクセス許可により認証されたすべてのユーザーがこのワークグループにアクセスできます。プライマリワークグループは削除できません。

  • 作成した各ワークグループには、そこで実行されたクエリについてのみ保存されたクエリおよびクエリ履歴が表示され、アカウントのすべてのクエリは表示されません。これにより、アカウント内の他のクエリからクエリが分離され、自分が保存したクエリおよび履歴内のクエリを見つけることがより効率的になります。

  • ワークグループを無効にすると、有効にするまでクエリは実行されなくなります。無効なワークグループに送信されたクエリは、再び有効にするまで失敗します。

  • アクセス権限がある場合は、空のワークグループと、保存したクエリを含むワークグループを削除できます。この場合、ワークグループを削除する前に、保存されたクエリが削除されることを Athena が警告します。他のユーザーがアクセスできるワークグループを削除する前に、そのユーザーが引き続きクエリを実行できる他のワークグループにアクセスできることを確認してください。

  • ワークグループ全体の設定をセットアップし、ワークグループで実行されるすべてのクエリでその使用を強制することができます。設定には、Simple Storage Service (Amazon S3) にあるクエリ結果、予測されるバケット所有者、暗号化、クエリ結果バケットに書き込まれたオブジェクトのコントロールが含まれます。

    重要

    ワークグループ全体の設定を強制する場合、このワークグループで実行されるすべてのクエリはワークグループ設定を使用します。これは、クライアント側の設定がワークグループの設定と異なる場合でも発生します。詳細については、ワークグループ設定がクライアント側の設定を上書きする を参照してください。

ワークグループの制限事項

  • アカウントのリージョンあたり最大 1000 個のワークグループを作成できます。

  • プライマリワークグループは削除できません。

  • 各ワークグループで最大 10 個のクエリタブを開くことができます。ワークグループを切り替えると、クエリタブは最大 3 つのワークグループに対して開いたままになります。